グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

ホイッパー

2023-05-15 | いけばな
事後報告になってしまい、申し訳ありません。 先週金曜日から昨日の日曜日までの3日間、立川の昭和記念公園にて、いけばな展がありました。
お稽古を再開したばかりの私ですが、恐いものなしの勢いで、出品させていただきました。 材料は泡立て器!柄の部分の配色にこだわって作りました。
ピンクの実はヒペリカム。 娘がモモの実と呼んで、面白がってもらえたので良かったです。
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アネモネ

2023-02-19 | いけばな
久しぶりにいけばなのお稽古に行ってきました。 コロナでお休みしていたので、丸3年ぶりでした。
ちゃんといけられるかなと不安もありましたが、あれこれ考えて、お花に触れて、やっぱり楽しかったです。
サンシュユの枝を剣山なしで組んで、アネモネとマトリカリアを添えました。 心も春になった気分です。

キンポウゲ科の春の花とかけまして コシノジュンコは妹さんもデザイナーだよねととく
そのこころは
アネモネ(姉もね)
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正月花

2023-01-18 | いけばな
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年は穏やかな年明けでした。 娘とたくさん遊べたので、とても幸せでした。
ぼちぼちとお仕事を始めました。 今年も楽しく働けるといいなと思っています。 どうぞ、よろしくお願いします。

正月花とかけまして あみんが嫌いなDJととく
そのこころは
松は欠けません(「待つわ」かけません)
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パインのパイン

2020-10-25 | いけばな
2週間の野外展でした。 無事に撤去作業を終えまして、ほっとしています。 ご来園くださった方々、心よりありがとうございました。
僕の作品はこんな、モチーフはパイナップルでしたが、ちょっと頭の部分が足りなかったような気がするけど、まあ、よく出来ました。
素材を集めに行った時に、赤松の枝がまとまって拾えたので、こりゃいいやと思って、パイン(材)でパイン(果物)を作ったのでした。
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野外展

2020-10-10 | いけばな
今日は雨の中、立川の昭和記念公園で、いけばなの野外展の制作をしてきました。
今年は何もできなかったので、何かやりたいなという気持ちが高まって、お誘いに飛びついて参加させていただきました。
あいにくの悪天候だったので、丁寧な仕事はできませんでしたが、それでも精一杯作ったので、達成感で満たされてます。

野外展の会期は、24日の撤去までの2週間です。
公園内のふれあい広場という芝生のエリアに並んでいます。 ふれあい広場は、立川口と西立川口の中間地点ぐらいにあります。
ぜひお出掛けくださいとは言いにくいご時世ですが、秋の公園はやっぱり気持ちがいい場所です。 何かのついでがありましたら、どうぞ。

今日は写真を撮る余裕もありませんでしたので、こちらは、先週のお稽古のお花です。
ほんとに久しぶりのお稽古だったので、どうなることやらと不安でしたが、見事なツルウメモドキのおかげで格好良くできました。
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1・2月のいけばな

2020-02-29 | いけばな
ご無沙汰しておりました。 なんとか引越しを終えまして、新居での生活を始めました。
家の中にお花を飾るスペースが増えて、それだけでも嬉しくて幸せだなと感じています。

まずはチューリップです。 あとクロモジの枝も入ってますが、少なめの花材だったので、カゴをお借りして素材を足しました。
ごろんごろんと転がるカゴと、その中の花も揺れる様子が、うまいこと表現できたかなと思います。



続いてもチューリップと、黄色い花を咲かしているのはサンシュユです。
花の部分を短めに寄せて、印象を強くしました。 太めの枝を花器から飛び出させて、動きを見せています。



桃の節句には、桃の枝と菜の花という組み合わせをよく見ますが、ピンクと黄色って、なんだか幼稚な気がします。
花材で届いていたのは、エピデンドラムという蘭の一種。 遠目に菜の花に見えますが、少し色が淡いので、落ち着いた雰囲気で気に入りました。



新型コロナウイルスの影響で、かねてから準備をしてきていた社中展が延期になってしまいました。
残念ですが、まあ、仕方ないですね。 また日取りが決まりましたら、改めて告知させていただきます。
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正月花

2020-01-01 | いけばな
明けましておめでとうございます。 旧年中にお世話になった方々には、ブログ上で失礼ながら、心より御礼申し上げます。
今年は早々に引っ越しを予定しており、諸々の作業とお仕事とでばたばたしそうですが、わくわくの一年が明けました。
ひとつひとつのお仕事に丁寧に取り組んでいくこと、その目標はずっと変わりません。 どうぞ、よろしくお願い致します。
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11月・12月のいけばな

2019-12-26 | いけばな
今年もあとちょっとです。 お稽古も、残すはお正月花のみとなってます。 それでは先月分から振り返りますので、ご覧ください。
まずは石化ヤナギで作った造形です。 特徴のある枝先を意識して作ったのですが、先生には足元の組み方が面白いと褒めてもらいました。



続いて吊り花です。 赤目ヤナギの枝を巻いて、紙製の軽い花器を浮かせてみました。 花器を斜めにして、さりげなく見せてるのがポイントです。
うっすらと水を入れて、ハランを裂いたものと、ストックの花を間引いたものを軽くあしらいました。



クリスマスの花は、サンゴミズキの赤と、モミの枝の緑と、白バラの基本の3色でした。
花器から飛び跳ねるような枝の線と、花器に寄り添うような緑のかたまり、そして半分は花器の形を見せること、それも基本の形かなと思います。

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10月のいけばな

2019-11-03 | いけばな
記録的な大雨が続いた10月でした。 私の周りでは大きな被害はありませんでしたが、大切な生活を奪われた方々がいると思うと胸が痛みます。
今月も平和にお稽古に通えたことに感謝しなくてはいけませんね。 いろいろと趣向を凝らしてみましたので、少しでも楽しんでもらえたら幸いです。

まずは吊り花です。 赤目柳を巻いて、その動きに同調するようにドラセナの葉を入れました。
こうした場合、アンスリュームは蘭ホルダー(蘭の花が出荷される時に使われるプラスチックの試験管のような容器)に差して入れれば、造形物の邪魔にならないように隠せて便利です。



銅製の水差しを花器に使おうと思って、その器の個性を殺さぬように苦心しました。 こおり柳をくるくると巻いたので、ジャグとリングで・・・ジャグリングになりました。
銅葉のドラセナと深紅のガーベラが、銅の器としっくりきて、雰囲気のある花になりました。



目の高さに台を据えて、視線を意識していけました。 背の高い花だとバランスが悪いので、あえて横に広がるようにしました。
風船唐綿は、その軽さを活かして宙を漂うように、モンステラの葉も、少し細工して軽さと動きを出しました。 花器の色がバラの花を引き立てていると、先生のお墨付きです。



今年も残すところあと2ヶ月ですね。 早速、娘に風邪をもらってしまいましたが・・・体に気をつけていきましょう。
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9月のいけばな

2019-09-22 | いけばな
空気もだいぶ秋らしくなってきました。 湿度が下がってきたのでしょうか、照っても爽やかです。
今月もお稽古に通ってきました。 まずはこちら、あじさいの茎とオクラレルカの葉、花はデンファレです。
横長の花器に、剣山を使わずにいけてます。 水を見せたい時に、剣山が見えるとがっかりしてしまうんです。



ソケイツツジという聞いたことのない枝ものと、トルコキキョウだけだったので、先生につるをお借りしていけました。
鉄花器は、それ自体がオブジェみたいな物なので、それに沿わせるように緑を配するといいということでした。 大きな花になりました。



鈴バラとヤツデの葉と、オレンジ色のバラです。 実ものは、枝先にたくさん付いたままだと重たいので、少し取り除き、それを花器の縁に集めてバランスを取りました。
ヤツデの葉は大きくて緑も濃いので、少し斜に向けているのもポイントです。 ありがとうございました。

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 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。