グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

涼を感じる夏の庭

2016-07-23 | 造園のすゝめ
そろそろ梅雨が明けそうです。 本格的な暑さがやってきます。
お庭に観賞魚を泳がすことはできませんので、木立を植えてみませんか。
木々の葉が作るこもれびなら、地表と建物の温度を上げすぎず、人にも草花にも心地よい環境をもたらしてくれます。
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落葉樹の手入れ

2013-02-19 | 造園のすゝめ
落葉樹とは、冬に葉っぱを落とす種類の樹木です。 早春から初夏までに花を咲かせる花木が多いですね。
葉っぱを落としている冬の間は、木自体が眠っているので、大きく枝を降ろしたり、根っこを切って移植することも容易なんです。
枝を整えて、寒肥を施して、冬の消毒もできれば、春に若葉が萌えるのをより美しく見られると思いますよ。
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生垣のすゝめ

2011-08-27 | 造園のすゝめ
先月末の施工です。 建物の道路側に、生垣となるように苗木を植えさせていただきました。
今のところは高さ1mちょっとの苗木ですが、これだけでも緑が入って、建物の印象がぐっと変わりました。
生垣は、道行く人の目を楽しませてくれるのと同時に、騒音の吸収や、日照による気温上昇を抑制する効果も期待できます。

その故に、地域環境の向上のためと、ブロック塀などの倒壊の危険性を回避するために、稲城市にも、公道に面する生垣の造成に対しての補助金制度があります。(平成23年8月現在)
補助金の申請には、いくつかの条件がありますが、外構をお考えの際には、一度検討してみてはいかがでしょうか。
詳細は稲城市のホームページをご覧下さい。 → 生垣造成補助金制度



今回は、冬に葉を落とさない常緑樹をメインに樹種を選んでいただきました。
こちら側は、ヒメシャリンバイと、常緑ガマズミと、白花のキンポウジュの混ぜ垣に、足元にはビョウヤナギも植えました。
下のような花が入り混じって咲く予定です。

  


リビングダイニングの窓の前には、紅花トキワマンサクとシルバープリペットです。
ちなみにこんな花と葉っぱです。

  


生垣は、単一の樹種で植えることが多いのですが、いろいろな花や実を楽しみたいとあれば、複数の樹種で植える混ぜ垣も可能です。
きちっとした形に刈り込むのが難しかったり、生育のスピードが違うもの同士では、強弱がついてしまうこともありますが、それもまた自然風に見られていいと思います。
快適で、安心で、楽しい生垣、お薦め致します。
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木陰の庭

2010-09-08 | 造園のすゝめ
お庭の高木は、強い日差しを遮って、地温の上昇を抑え、よって気温も低く保ってくれます。
さらには、葉の裏から絶えず蒸散をしていますので、木々の間を通ってきた風は、気化熱の効果で涼しいのです。
根元の木陰では、暑い時季でも下草がすくすく育ち、涼効果が助長されます。
いつまでもクーラーをつけていては、なかなか外気温は下がりませんよ。
庭先での森林浴、試してみませんか。

東京は夕方から雨という予報を覆して、今日は、朝からよく降っています。
思えば、まとまった雨は、かれこれ1ヶ月ぶりだとか。
地面が乾いちゃってからからでしたもんね。
土も木も、虫も鳥も、もちろん僕も、みんな喜んでいます。
残暑もようやくひと休みですね。
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テラスのすゝめ

2009-07-02 | 造園のすゝめ
テラスとは、石やタイルを貼った広場のことを言います。
大抵は、建物付きに、室内の床の高さから一段下げて作ります。
ウッドデッキ に比べれば、室内の続きという感覚ではなくなりますが、依然、庭へといざなってくれます。
木製のデッキは、なるべくなら濡らしたくないのですが、テラスなら、打ち水をしたり、ビニールプールを広げての水遊びも気兼ねなくできますよ。
テラスに木陰を提供してくれる広葉樹をセットでお勧め致します。
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お茶を楽しみませんか

2009-04-07 | 造園のすゝめ
窓の外は、奥行きが2mも無くお隣というようなお庭でも、お茶を楽しむくらいはできますよ。
小さめのデッキになりますが、外からの視線を遮れるように板塀で囲み、部屋から座布団を持って出れば、そこは、そよ風が吹くくつろぎの場です。
落葉樹の木立からのこもれびがほど良くて、小鳥のさえずりが聞こえてきたり、そんな心休まるひとときをお過ごしください。
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お庭の暮らし

2009-03-05 | 造園のすゝめ
ポスティング用のはがきを新たに作りました。
今回は、緑に囲まれたお庭の暮らしを主題に画いてみました。
季節感を楽しめて、しかし、暑さ寒さは和らげることができるお庭での暮らしを提案致します。

今日はひさびさの快晴の一日でした。
ビオラ達も喜んで、競って新しい花を咲かせていました。
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落葉樹のすゝめ

2009-02-19 | 造園のすゝめ
このところ、天気が三寒四温のようで、そろそろ春の訪れでしょうか。
極寒の時季を過ぎてから、暖かくなり新芽を吹き出すまでが、落葉樹を植えるためのラストチャンスです。
葉っぱを落として冬眠している間なら、わりと大きな木でも移植がしやすいのです。

落葉樹は、その名の通り、秋に葉を落して冬を越し、春に新芽を吹くタイプの木です。
多くは春に花を咲かせ、夏は心地よい木陰を提供してくれて、秋にはさまざまな色の紅葉で楽しませてくれます。
昨今の和洋の庭に植えるなら、コハウチワカエデや、リキュウバイなどが、比較的にコンパクトながらも風情があっておすすめです。
さらに小さい木でしたら、ロウバイや、ドウダンツツジ、ミツバツツジ、ハナカイドウ、オオデマリなどなど。
果樹の類で言えば、人気のジュンベリーやブルーベリーも、十分、庭木としても見栄えがするようになります。
どうぞ、この時季にご思案くださいませ。

photo: ブルーベリーも、こんな素敵な紅葉をします。
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デッキもおすゝめ

2009-01-27 | 造園のすゝめ
庭に出て、少しでも長い時間を過ごしてほしいと思っているわけで、今日は、ウッドデッキのご案内です。
日本家屋にはもともと、小さいウッドデッキのような、ぬれ縁(ぬれえん)というものがあります。
縁側から庭に下りるために、まず一段下がったぬれ縁へ、それからもう一段下の沓脱石(くつぬぎいし)へと、階段状になっているわけです。
さて、ぬれ縁とウッドデッキの違いはと言うと、ウッドデッキは大抵の場合、室内の床の高さと同レベルで庭の方へ張り出していきます。
つまり、居間からバリアフリーで庭へと出られるのです。
階段を下りるようなぬれ縁に比べたら、断然、庭へといざなわれる度合が高いと思いませんか。

photo: デッキ作製中
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垣根のすゝめ

2009-01-23 | 造園のすゝめ
昨日の続きになりますが、庭でベンチに座ってみたら、お隣さんや道行く人の視線が気になってしまうかもしれません。
そこで垣根です。
芽吹きのよい植木を列植した生垣がおすすめですが、板塀や土塀風な塗り壁もありますし、風通しがほしい場合には、トレリスや木柵状にしてもいいと思います。
外から縁を切った空間を作ることで、偏狭に感じると思いきや、はじめて、庭の世界が広がっていくように思われます。
実際に、ベンチに座ってお茶を飲めるようになるのなら、それはもう、庭のはじまりですからね。

photo: 木柵フェンスなら、つる植物を絡めることもできます。
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 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。