グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

ししおどし

2024-09-01 | Works
この鈍行台風が過ぎたら、また暑さが戻ってくるのでしょうか。
こちらは、数年前に作ったししおどしです。 もともとは、庭に侵入してくる鹿などの獣を追い出すための装置だったそうですが、いまは、庭のお遊びみたいなものですね。
水がちょろちょろと竹筒に注がれ、溜まるとざあっと水鉢に空けられて、元に戻る時に石に当たる音がかーんと響く、その一連の音が心地よいです。



ししおどしとかけまして 鍵を無くさないように対策をするととく
そのこころは
音して涼みます(落として鈴見ます)
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夏花壇

2022-09-03 | Works
夏の花植えは、気温が高くなってからだと、根付かなかったり、葉焼けしてしまったりと、なかなか難しいことがあります。
幸い、こちらの花壇は直射日光がほとんど当たらないので、高温には強い観葉植物を取り込んで、トロピカルに仕上げました。
ピンクはクルクマの花、白い斑はカラジウムの葉っぱです。 お水さえやってもらえれば、長く楽しんでもらえるはずです。
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石畳のテラス

2021-12-05 | Works
和のテイストの小庭を、というご依頼をいただいて、落ち着いたトーンの石を畳んでみました。
小さなスペースだからといって、小さな石をこまごまと並べるよりも、大きめの石を大胆に入れたほうがいいと思っています。
ということで、グレーの石はなるべく大判を配置して、そのすき間を小割石で縫うように埋めました。 まだ石が強いので、下草が茂るのを待っています。
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やなぎ細工

2021-02-21 | Works
恒例の赤い花の寄せ植え、承りまして、アネモネとデイジーとパンジーとビオラ、おまけにサヤエンドウの苗を入れてみました。
サヤエンドウが巻き付くところが必要なので、剪定した柳の枝を差してあんどん仕立てに作りました。
冬の寄せ植えは高さを出すのが難しいので、こんなふうに盛って見せるのもありだと思います。
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レンガの小道

2020-12-22 | Works
9月の着工から粛々と工事を進めてきた現場でした。 いやはや、お疲れさまでした。
土留めの擁壁も作りましたし、階段躯体も、駐車場の土間も、木曽石の石組みも、山砂の洗い出しまで、てんこ盛りの作業内容でした。
最後のおまけに、お客様がお持ちだったレンガを使って小道を作らせてもらいました。 小さめの木曽石を加えて、ちょっと楽しくできました。
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その奥の細道

2020-08-12 | Works
建物の西側、幅が90センチほどの通路を活用したいとのご依頼を受けまして、こんなふうに作らせていただきました。
四角い御影石は元からあった物で、それにピンコロを加えて、ななめに動きを出した敷き方にしてみました。 右半分は砂利敷きにして、通路としての役割を確保しました。
植栽は、通行に邪魔にならないように、なるべく縦に伸びるような物、または低く広がる物を選びました。 お客さんがお持ちだったギボウシが、全体をまとめてくれました。
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ナンジャモンジャの庭

2020-06-15 | Works
以前にちょこっとだけ載せました、ウッドデッキのお庭です。 L字型にベンチを作って、みんなでのんびりできる空間になりました。
シンボルツリーはナンジャモンジャ、「4月に花が咲く木を」というリクエストに応えて提案させていただきました。 樹冠が真っ白になるくらいに咲きます。
やっぱり大きな木が入ると、建物ばっかりだった場所が、庭の中に居住空間があるというふうになって、心地よさそうですね。
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ざっくり編み

2019-11-13 | Works
垣根を直してほしいというご依頼をいただいて、どんなふうに作ろうかなと、どうせなら少し遊びたいなと思って考えました。
木材で大枠を作って、中にメダケ(女竹)の細いのを編み込んでみました。 切ったばかりのまだ青いメダケを使ったので、わりと柔軟に編めました。
目隠しとしてではなく、道路と敷地を隔てる仕切りのための垣根なら、こんなざっくりした仕上がりも面白いかなと思います。
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わくわくパン

2019-09-17 | Works
生垣は、外と内、パブリックとプライベートを分けたい場所に植木を列植して、物理的もしくは視覚的に空間を遮る役割を果たしています。
たいていの場合、てっぺんはまっすぐに刈り揃えますが、お客さんのご要望があれば、夏空に湧き立つ雲をなぞらえることもできます。
少し余計に手間が掛かりましたが、遊び心のある生垣になりました。 どれどれと遠くから眺めたら、山形パン・・・にも見えました。
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きゅっきゅっきゅ~っ

2019-09-09 | Works
  

もう40年来の数寄屋門(・・・と言うのかな)の袖垣の竹を新調させていただきました。
胴縁に対して、立子が表に5本、裏に3本という既存のデザインを踏襲しました。
胴縁と立子の交点を、シュロ縄で縛りつけること、門の左右合わせて168回、なかなかの手間でしたが、出来上がりの縛り目の連続が面白いなあと思いました。
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 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。