グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

六角ガゼボ

2024-09-01 | Gardens
この夏の思い出、ひとつのお庭を作らせていただきました。
テラスとアプローチを同じ石材で畳んで、広がりを見せることができたかなと思っています。
お庭のアクセントとして、六角形のとんがり屋根のガゼボを建てました。 ハニーサックルが上って咲いてくれるのを心待ちにしています。
コメント

雑木の小道

2021-03-21 | Gardens
お客様からのご依頼は、向かいの家からの目隠しと、雑木の庭風に作ってほしいということでした。
植木屋さんに物色に行ったら、ちょうどいい大きさのカラタネオガタマがあったので、それを目隠しに採用。
雑木としましては、コハウチワカエデ、ヒメシャラ、アオダモなどを寄せ気味に植えて、低木と下草をあしらって、里山の林のようにできました。
コメント

白いパーゴラとバラの花

2015-05-29 | Gardens

パーゴラの完成から2ヶ月で、こんなにバラの花が咲いてくれていました。
屋根の部分はまだボリュームが足りませんが、4本の柱周りは、それぞれに巻いたつるバラがしっかり咲いていました。
同じような色合いでも、花びらの巻きや、花の寄りぐあいが違って、品種によって趣きも様々、面白いなと思いました。


テラス側の小輪のピンク色は、こんな調子で、あふれんばかりのボリューム感。


白の一重の「あわ雪」が、とても可愛く魅せられました。
コメント

ひまわりのお庭

2014-07-04 | Gardens
既存の芝生をはがして、手間が掛からないように砂利を敷くというご提案からの庭作りでした。


飛石として、お客さんのご希望でオレンジ色のクオーツストーンを使おうということになり、それが転じて石張りのテラスになりました。
掃き出しの窓付きに、ぬれ縁のようなデッキを作らせてもらい、ちょっと腰掛けてもらうのにちょうどいい仕上がりです。


左はお嬢さんのご希望で、ひまわりをメインに植えた花壇です。 ミニチュアのひまわりのような、サンビタリアを添えたりして、遊んでみました。
右は、砂利敷きの中に置かせてもらった寄植えです。 無機質で乾いた雰囲気になりがちな砂利敷きなので、あえて水辺を思い起こさせるような植物を選びました。

  

工事に際して移植した植木が、それぞれ元気を取り戻して、さらに緑のボリュームが増してくれるといいなと期待しています。
コメント

歓迎の花壇

2012-12-04 | Gardens

駐車場の脇、幅1.5メーターのちょっとしたスペースですが、華やぐアプローチになりました。
左官壁と小窓と石貼りとベンチと花壇と… ご家族の様々なご要望を、このスペースの中でできる限りに作らせていただきました。
車の出し入れに支障の無いように、通常よりも細くなってしまったベンチですが、そのスマートな格好が私としてはお気に入りです。

 

ベンチの奥の花壇には、鉢植えだったオリーブの木を下ろしてあげました。 たっぷりの土の中に、ぐんぐん根っこを伸ばしているだろうと思います。
ほかに、スキミアやウツギやヒペリカムなどの低木と、バコパとべロニカとゲラニウムなどの多年草に、この冬を彩るビオラも混ぜて植えてあります。
季節ごとに花が咲き、実がなり、紅葉し、若葉が萌える、一年を通してお客さんをお迎えする花壇になればいいなぁと思っています。
コメント (2)

石畳と果樹園

2012-09-10 | Gardens

 

建築の石貼りに合わせた同系色の平板に、お客さんのご希望のピンコロを加えて、お庭の中へ歩み入る石畳を敷きました。
ある程度は、既存の物に同調するように素材を選ぶことで、全体の調和が取られるように思います。

植木は、ヤマボウシとフェイジョアとブルーベリーの、花も実も楽しめる3点セットです。
ちょうどブルーベリーがたわわな頃に植えたので、すぐにお子さんを虜にしてしまいました。
地被には、ダイコンドラとヒメイワダレソウと、ハーブの類を混ぜてあります。 賑やかな野原のイメージです。
コメント

シデコブシとゲート

2012-04-13 | Gardens
玄関脇からお庭へ向かう小道に、木柵のゲートをこしらえました。
黄色いつるバラを誘引するためと、庭の入口を格好付けるためです。
昨年秋ごろに作らせていただいたものですが、同時に植えたシデコブシの開花に合わせて写真を撮らせてもらってきました。


シデコブシの花は、花びらがピンクがかり、細く分かれていてひらひらと、まるで天女の羽衣です。
モクレンの仲間ですが、それほど大きくならないので、小さなお庭のシンボルツリーなどにいいと思います。
葉はしっかり茂るほうなので、夏場には心地よい木陰を作ってくれます。


小道沿いには、株立ちのハイノキやロウバイ、ノリウツギにアガパンサスなど、雑木と灌木と宿根草を雑ぜて植えてあります。
お客様から「手は掛けずに花を楽しみたい」とのご要望で、比較的管理が楽な植栽にしてみました。
毎年、季節ごとにいろいろと咲いてくれるのを期待してます。
コメント (2)

テラスからリゾートへ

2012-03-19 | Gardens
昨年末から手掛けていたお庭が、ついに完成です。
設計の際にお客様からいただいていたご要望のひとつ、「リゾート&モダン」を念頭に、実際は十年来の寒い冬でしたが、常夏気分で作らせていただきました。


まずは、建物から石貼りのテラスを張り出しました。 明るい色の石を選んで下さったので、楽しく快活な雰囲気です。
テラスから続く木塀に、デッキベンチをゆったりと構えました。 奥行きをたっぷりめに取ったので、くつろいで座ってもらえるベンチです。
さっそく、ここでお子様達がおやつを食べてくれているそうです。 嬉しい限りです。


 

角をRで納めた優しい左官壁には、こちらもお客様のご要望で、濃淡のブルーとエメラルドのモザイクタイルで装飾を施してみました。
水場の底にも同じタイルを貼ってあり、水を張ってないときでも水を感じられるようにできました。
当初のプランには無かったタイルでしたが、お庭にオリジナリティーが生まれて、とても良かったと思います。



こちらは、苦心の作の、ワンちゃんの逃走防止の柵です。
下部にキャスターを付けて、スライド式になっています。 …今のところは、楽に引き出し、収めることができます。



完成の暁に、春の花をたっぷりと植えさせてもらいまいた。 マーガレット、ビオラ、イベリス、オーブリエチア、ネメシアなどなど。
庭のシンボルツリーは、姫リンゴの「アルプス乙女」です。 単木でも結実する種類です。
地被には、ほふく性のハーブ類をメインに植えました。 石貼りのすき間を緑で埋めてくれるのが待ち遠しいです。
コメント (2)

裏庭の楽しみ

2011-11-27 | Gardens
先日の、大理石の小端積みをした裏庭です。 パンジーの植え替えが済んだと言うことで、見せてもらいに行ってきました。
お客様のお好みのシックな色合いで合わせてあって、雰囲気たっぷりに仕上がってました。
移植した植木も、今のところは元気そうで、ほっとひと安心です。



大理石の寸足らずな部分は、赤レンガで埋めてあります。アクセントになってますでしょうか。



低木や下草を整理して、バークチップでマルチをしました。管理が楽になるはずです。


このあたりが小端積みであります。 重厚感がいいでしょう。
コメント

ベンチから広がる庭

2011-09-04 | Gardens
お庭の角を囲む木柵にベンチを付けて、周りに樹木と草花を混ぜた植栽を広げたら、歩み入られる花壇ができました。
中心に植えた株立ちのシマトネリコは、将来的には大きく枝を広げて、ベンチに座った時に心地よい木陰を作ってくれます。
当面のシンボルツリーはジュンベリーです。 花と実と紅葉まで楽しませてくれる人気樹種です。



通りからの目隠しを、木柵と植栽で分担しています。
木柵をチャコールグレーで濃く塗ったので、フェイジョアの葉の青灰色や、斑入りサカキの葉の黄色がよく映えます。
コデマリやハルイチバンツツジ、オガタマやアジサイなど、季節を彩る花木も顔を出しています。

 

八重咲きで四季咲き性のクレマチスは、つるが長く伸びたものを植えたので、最初の雰囲気作りに役立ちました。
草花は、比較的に花期が短い宿根草と、ひと夏咲き続ける一年草を混ぜて、色の量をバランス良く植えました。
眺めて良し、入って良しの花壇、いかがでしょうか。
コメント

 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。