グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

河津桜

2024-02-24 | 季節の花
多くのお客さんは、お庭のお手入れは年に1・2回、ほとんど決まった時季に伺うので、僕は、お手入れしてる庭木の花が咲いているところを見たことがなかったりします。
こちらのカワヅザクラも、先日、初めて見させていただきました。 やけに暖かくなった日に、すっかり満開の花を見ることができました。
こういうふうに咲くんだなと感心しながら、今後のお手入れの際の参考になるなと思いました。 もっと花の量を増やしたいと、つい欲が出てしまいます。

早咲きの伊豆の桜とかけまして 新規開店のにぎやかしの人々ととく
そのこころは
河津桜でしょう(買わず、サクラでしょう)
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あさがお

2023-10-02 | 季節の花
ようやく涼しくなりました。 今年は暑さにやられてしまった日もありましたが、なんとか夏を乗り越えました。 もっと木陰をと、切に思った夏でした。
あの異常な気温には、慣れてしまったと言うか、あきらめ半分で何も考えられなくなってしまっていたような気がします。 人間って、思考放棄ができちゃうんですよね。
ようやく人道的な気温に戻ったなと思ったら、涼しげな双子のアサガオが咲いていました。

朝顔とかけまして お弁当のごはんが堅いととく
そのこころは
昼にはしおれます(昼に箸折れます)
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モリナール

2023-07-30 | 季節の花
たくさんのバラを育てておられるお客さんのお庭がありまして、その中で、僕が一番いい匂いだと思うのが、この「モリナール」です。
言ってみれば、僕の推しバラ。 あんまりしつこく言うもんだから、お客さんが、挿し木した苗をひとつ分けてくれました。
大きめの鉢に植え替えをして数ヶ月、ようやく新しい枝が伸びてきたなと思ったら、つぼみを付けて咲いてしまいました。 やっぱりいい香りです。
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やまゆり

2023-07-16 | 季節の花
球根や種を植えた覚えはないのですが、去年、庭の端に何かほっそりしたのが伸びてきたなと思っていました。 姿かたちから、たぶん百合だけど、どんな色のかな、かわいいといいなと期待してました。
去年はそのまま花は咲かせずに枯れ、しかし今年も、同じ場所からひとまわりしっかりした茎を伸ばし、大きな白いつぼみを付け、開いたら黄褐色の点々が。 なんとも立派なヤマユリでした・・・。
以前に暮らしていた稲城市の家の周りは、もともとヤマユリの自生地だったみたいで、よく咲いているのを見ていました。 たぶん、そこから種かムカゴを連れてきてしまったのでしょうね。

やまゆりとかけまして 鏡の世界でくらくらととく
そのこころは
斑点模様でしょう(反転も酔うでしょう)
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芍薬

2023-05-09 | 季節の花
小さなポット苗を植えて、去年は葉っぱしか出ませんでしたが、今年は2つもつぼみが付きました。
小指の爪の先ほどだったつぼみが、みるみる大きく膨らんでいく様子が面白かったです。 花が開きはじめのこのくらいが、なんとも可愛らしい。
シャクヤクは、同属のボタンの台木に使われます。 生育の良いシャクヤクの根に、ボタンの枝を接ぐことで、より強い株に仕立てるということです。

シャクヤクとかけまして 洋裁の仕上げととく
そのこころは
ぼたんをくっつけます
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びわ

2022-12-08 | 季節の花
この晩秋にビワは花を咲かせます。 高い木が多いので、なかなか花を間近で見ることは少ないかもしれませんね。
白い花が房状に咲くのですが、この花の香りが甘くて、ふがふがと鼻を付けて嗅いでいました。
どこかで嗅いだことのある匂いだなあ・・・・・ あ、杏仁豆腐だ! ビワの花は杏仁霜の香りでした。

びわとかけまして 一子相伝の宮大工ととく
そのこころは
橙の実がうまいです(代々、のみ(鑿)がうまいです)
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秋バラ

2022-11-06 | 季節の花
わが家のつるバラ「サフラノ」です。 ぽつりぽつりと秋の返り咲きをしています。
秋咲きは、夏に伸びた枝の先に、ひとつふたつ花を付けます。 翌年の春には、その枝の複数の脇芽に花が付くので、春のほうが花数が多くなります。
というわけで、秋バラは花の数は少ないのですが、気温が低い分、色が濃く、香りも豊かということです。 ちょっとしたお得感もあり、嬉しく眺めています。

秋バラとかけまして ワッペンじゃなくて刺繍するととく
そのこころは
春よりいとおしいです(貼るより糸惜しいです)
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クレマチス

2022-05-27 | 季節の花
今年は、去年にも増して、バラもクレマチスもよく咲きました。 でも、やっぱり別々に咲いてくれました。
アプリコット色のバラと、明るい紺のクレマチス、いい組み合わせだと思って植えたのですが、どうしても時季がずれてしまいます。
バラの盛りが過ぎて花がらばかりになった頃、ようやくクレマチスが開きます。 まるで、「引き立て役なんかにならないわよ」と言っているようです。
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レンテンローズ

2022-03-31 | 季節の花
ぎゅぎゅっと寄せて植えられたクリスマスローズ。 現在、お庭のリフォーム工事中なので、仮植えされているところです。
その様子を眺めながら、そういえば昔は、レンテンローズとも呼ばれていたなあと、ふと思い出しました。 検索してみたら、「レンテン」とは、復活祭(イースター)前の40日間のことを指すそう。
なるほど。 クリスマス時季に咲くニガー種のほうをクリスマスローズと呼び、今咲いているオリエンタリスの仲間は、レンテンローズと呼ぶのがふさわしいのですね。

レンテンローズとかけまして 間違った日本地理ととく
そのこころは
暮れには咲かないです(呉には坂ないです) ※広島県呉市は坂の多い町です。
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秋の庭の小花たち

2021-12-05 | 季節の花
  

左はルリマツリモドキ、秋に紅葉とともに咲き始める落葉低木です。 以前の庭から、一緒に引っ越してきました。
右はオビトケギクと言うそうです。 持ってきたつもりはありませんでしたが、何かにくっついてきてました。
小花たちは、すき間を見つけて茎を伸ばして、ささやかに花を咲かせて、周りに溶け込むのが上手です。
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 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。