グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

ヒイラギナンテン “清流”

2019-07-04 | 植木のしるし
こちらもヒイラギナンテンの一種、マホニア コンフューサ "セイリュウ" です。
コンフューサは普通のヒイラギナンテンよりも葉っぱが細いのですが、この清流はさらに細くて、さらさら小川のようです。
お客さんのところでするすると伸びた枝を剪定したので、大事に持って帰って七夕飾りを付けました。 ちりちりになってしまう笹の葉よりもいいかもしれません。
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ヒイラギナンテン

2019-06-27 | 植木のしるし
とある医院の植栽工事をさせていただきました。 私の好みで植木を選ばせていただいて、私好みの、ツツジの花咲く木立ができました。
その一角に、坪庭的植栽マスがありまして、日が差さず、雨も当たらない環境に何を植えようか、悩んだ結果がヒイラギナンテンです。
ちくんと刺してくる葉っぱですが、見た目がかなり装飾的です。 ずんずんと枝が伸びて、踊りだしてくれるといいなあと思います。
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オスマンサス

2018-04-08 | 植木のしるし
この度、ちょっとした植栽のご依頼をいただきまして、適当な常緑樹を探していてたどり着いた、オスマンサス・デラバイです。
モクセイ科の常緑低木ということで、ヒイラギのような香る花を咲かせて、でも葉っぱはとげとげしてなくて、しかもあまり大きくならない、使いやすい樹種だなと思います。
カルミア、オガタマ、ヒメシャリンバイなどと並べて植えたので、仲良く育ってくれるといいなと思います。 足下はネモフィラとビオラで、即席に彩りました。

  
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チャンチン

2013-04-16 | 植木のしるし
犬の散歩をしていたら、新緑の美しい木々の中で、ひときわ目を惹く樹木に出くわしました。
中国由来のチャンチンという落葉樹です。 春の新葉が白からピンク、赤紫を経て、緑に変色する様子が特徴的です。 秋には紅葉も楽しめます。
チャンチンはセンダン科の亜科ですが、よく似たチャンチンモドキはウルシ科なので、それと思っても、むやみに手を触れないほうがいいと思います。
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かきの木

2011-10-18 | 植木のしるし
昨日の花屋勤務の合間に、鉢植えのカキの実を撮りました。
「禅寺丸」という名前の受粉用樹種なので、実は小さめですが、見てくれが可愛らしいですね。
またこの色っぽい紅葉の仕方が、他の樹木には見られない魅力です。
はたまた、農家の庭先のカキの老木なんて、あの貫録たっぷりの枝ぶりは圧巻ですよね。
僕の好きな植木ランキングに、常にトップの座にいるカキの木です。
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クマシデ

2011-10-17 | 植木のしるし
とあるお客さんのお庭で見付けた、特徴的な果穂です。
重なり合った果苞の基部に、小さな種をひとつずつ抱いていました。
家の図鑑で見てみたら、クマシデという、カバノキ科の落葉高木のようです。 まだまだ知らない木がたくさんあります。
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ヒョウタンボク

2011-06-15 | 植木のしるし
 

名前こそ知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。
この赤い実が、大小2つくっついてなる様子から、ヒョウタンボクと呼ばれたそうです。
スグリの実のようですが、試してみたところ… すごく苦かったです。 図鑑で見たところ、有毒だそうで要注意です…。
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ハクウンボク

2011-05-18 | 植木のしるし
先日、ミモザが枯れてしまった跡地に、ハクウンボク(白雲木)を植えました。
エゴの木に近い樹種で、ひとつひとつの花の形はそっくりですが、ハクウンボクは穂状に連ねて咲かせます。
葉は丸く大きめで、スケールの大きな木なので、大きく育ててあげられる場所に植えるのがいいと思います。
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ヤマボウシ(…とハナミズキ)

2011-05-10 | 植木のしるし
ハナミズキのことを「アメリカヤマボウシ」とも言うように、ハナミズキとヤマボウシは近縁です。
写真は咲き始めたヤマボウシです。 花の実体は、ぽつんとした真ん中の部分のみでして、周りの白い部分は萼(ガク)なんです。
このように、展開した葉っぱの上に花を咲かせるので、木の下からでは見えにくく、気付かれないこともしばしば。
ちなみにハナミズキは、葉を出すのが花の後なので、よく花を見てもらえるわけです。
ヤマボウシは、花の後には食用になる実を付けますが、ハナミズキの実は、もっぱら野鳥がついばむくらいですね。
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カクレミノ

2011-02-23 | 植木のしるし
カクレミノは、常緑性の中低木です。
日向と日陰のどちらでも耐えて育つので、ちょっとした目隠しとして植えるのに無難です。
若木のうちは、写真のように、葉がカエルの手のように切れ込みが入りますが、成木になると菱形の葉になります。

今日の手入れのお客さんの玄関に、こちらのカクレミノが植わっています。
剪定のついでに、そっぽを向いていた枝をためて、玄関からの見栄えが良いようにしてみました。
「ためる」とはいけばなの技法で、枝に指先で圧力をかけて、思う方向へ曲げることを言います。
いけばな、あなどれません。
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 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。