質問がありました板の曲げ方、ベースデッキの作り方を教えます。
ところどころ大工でないと難しいところもありますが、その辺は創意工夫して悩んでください。
木を曲げるには、煮るか蒸すかで曲がります。
杉やヒノキの針葉樹は元々木が真っ直ぐに伸びる事と、木の目が堅いところと柔らかいところが連続して年輪になっているので、曲げにくいのです。
杉の一枚板だと年輪の硬いところが曲がっても、その間の柔らかい部分にシワが寄ったりひび割れたり時には年輪部分で裂けちゃったりもします。
それが今の悩み。だからワタシはタモを使いました。
タモはいすの脚になるほど曲げ加工にもってこい。それでいてバットのしなりと硬さ、良さそうでしょ?
そんな説明をしておいてさっさと話を進めます。
用意するのは木の曲げたい部分までが浸かる器とお湯を作るモノ。
おおきな鍋とコンロでもいいですが、私が使ったのはこちら。
風呂桶
汚いなーと思わないで!木のエキスが染み出したのです。
ま、桶は汚いけどね(笑)
投げ込みヒーター
こいつを使いました。
見ての通りの壊した風呂桶を斜めにしてそこに溜まった水に投げ込みヒーターで熱したお湯に突っ込みました。
時間にして1時間くらいかな?温度は「あつっ!」ぐらい。沸騰はしていません。
プクプクと泡が小口から出なくなったら勝負です。
前もってチェックをしていたいい感じの隙間に挟みこみ、うりや!と曲げます、これでもか!ってくらい曲げても戻ります。チョイ強めに曲げてロッカーのアーチを雰囲気で決めます。
ガッとつよく曲げたらすかさずテール部分をまた風呂桶にダイブさせます。
テールはちょっとだから30分くらい入れてまた駆け足で隙間まで持っていって曲げる。
両方ほどほど曲げたらバンドで締めます。
強めに曲げて、翌日また外して調整し直して「これぐらい曲げたい」の2割り増しぐらいで固定してもう一日。
3日目に外して、もう戻りません。薄いし、曲げも少しだからこんなもんで平気です。材種にもよるんでしょうけどね。
それから、あて木をしているのはそり止めです。真ん中だけ曲がって外側は戻ろうとします。木が均等に曲がろうとしないから、です。
バッテンに締めているのは捩れを直しながら締めるため、です。
平らな装置があればもっと均等に出来ますけど、何も無い人にはバンド締めが良いかと思います。普通バンドも無いか(笑)
材料はタモの一枚板を12mmに落したモノを使いました。
ノーズ部分とテール部分だけ10mmに落して厚みを薄くしといて緩やかに調整しました。
出来たやつ見れば分かると思います。
それはまた後日ね。
もったいぶるよー(笑)
*注意 市販の集成材を煮るとバラバラになります。
この方法はあくまで一枚板の場合。集成材で作りたいならお湯、熱、振動に強い接着剤で集成材から作りましょう。
ところどころ大工でないと難しいところもありますが、その辺は創意工夫して悩んでください。
木を曲げるには、煮るか蒸すかで曲がります。
杉やヒノキの針葉樹は元々木が真っ直ぐに伸びる事と、木の目が堅いところと柔らかいところが連続して年輪になっているので、曲げにくいのです。
杉の一枚板だと年輪の硬いところが曲がっても、その間の柔らかい部分にシワが寄ったりひび割れたり時には年輪部分で裂けちゃったりもします。
それが今の悩み。だからワタシはタモを使いました。
タモはいすの脚になるほど曲げ加工にもってこい。それでいてバットのしなりと硬さ、良さそうでしょ?
そんな説明をしておいてさっさと話を進めます。
用意するのは木の曲げたい部分までが浸かる器とお湯を作るモノ。
おおきな鍋とコンロでもいいですが、私が使ったのはこちら。
風呂桶
汚いなーと思わないで!木のエキスが染み出したのです。
ま、桶は汚いけどね(笑)
投げ込みヒーター
こいつを使いました。
見ての通りの壊した風呂桶を斜めにしてそこに溜まった水に投げ込みヒーターで熱したお湯に突っ込みました。
時間にして1時間くらいかな?温度は「あつっ!」ぐらい。沸騰はしていません。
プクプクと泡が小口から出なくなったら勝負です。
前もってチェックをしていたいい感じの隙間に挟みこみ、うりや!と曲げます、これでもか!ってくらい曲げても戻ります。チョイ強めに曲げてロッカーのアーチを雰囲気で決めます。
ガッとつよく曲げたらすかさずテール部分をまた風呂桶にダイブさせます。
テールはちょっとだから30分くらい入れてまた駆け足で隙間まで持っていって曲げる。
両方ほどほど曲げたらバンドで締めます。
強めに曲げて、翌日また外して調整し直して「これぐらい曲げたい」の2割り増しぐらいで固定してもう一日。
3日目に外して、もう戻りません。薄いし、曲げも少しだからこんなもんで平気です。材種にもよるんでしょうけどね。
それから、あて木をしているのはそり止めです。真ん中だけ曲がって外側は戻ろうとします。木が均等に曲がろうとしないから、です。
バッテンに締めているのは捩れを直しながら締めるため、です。
平らな装置があればもっと均等に出来ますけど、何も無い人にはバンド締めが良いかと思います。普通バンドも無いか(笑)
材料はタモの一枚板を12mmに落したモノを使いました。
ノーズ部分とテール部分だけ10mmに落して厚みを薄くしといて緩やかに調整しました。
出来たやつ見れば分かると思います。
それはまた後日ね。
もったいぶるよー(笑)
*注意 市販の集成材を煮るとバラバラになります。
この方法はあくまで一枚板の場合。集成材で作りたいならお湯、熱、振動に強い接着剤で集成材から作りましょう。
凄く参考になりました。
かえって悩みが増えたような(笑)
とりかかるのは春かもしれないけど。