畳の下の出来事（床下はカビだらけ）

先日、畳の表替え（畳の表面だけを替える事）の為現場で畳をどかした所、あららカビだらけのブッカブカでした。
もともと現場を確認に行った時から、畳がブヨブヨするのは気になっていたのでまあこんなもんかなと。

畳をどかした状態。
普通のベニヤの色ではないのは分かりますよね？これカビです。

そして隣の部屋（８畳６畳の続き間なので）はベニヤを剥がした状態


土や根太（ネダ）大引など全てがカビていました。

この家の廻りが田んぼと言う事、家の回りに物を置いている事で元の地面が湿っぽいのに風穴（基礎に付いてる網の部分）が塞がれていて風の流れが滞っていたのが原因でしょう。
カビは多かったものの、シロアリや腐れも無かったので一日剥がしっぱなしで翌日床を張りすぐさま畳を敷きこみました。


どうです？綺麗でしょう？建具も張り替えて綺麗になりました。

そして、このままではイカン！と言う事で床下換気扇を設置。北面、西面、北東面と計3か所に取り付け南側から蚊取り線香の煙を入れると動いているのが分かりました。これでカビも取れる。でしょう。

松下電気製床下換気扇。これを取り付けて30万位取る業者がいますが、10万前後で取り付けは可能です。お気をつけて！！

畳がどうもブカブカすると言う時はこうなっているか、下見板（ベニヤで無い場合杉の板である事が多い）が節等で割れているかシロアリです。バールを隙間に突っ込んでグイッと上げてみましょう。まず自分で確認してみる事が重要ですよ。
この家は湿気のお陰さんで玄関前のフローリング、リビングもブカブカしていました。そこも張り替えたので、また次回にでも。