建築行為には必ずと言っていいほど「相見積もり」が出てきます。
ハッキリ言いましょう。
私にそれをするなら頼まなくていいです。
私たち以外のどこかでやってください。
私は「あなたに頼みたい」と言ってくれる、そんな人と時間を過ごしたいです。
100%その人のことを、家族のことを考えて作りたいのです。
計画の時からどうしたらいいか?希望を叶えると金額が出てしまうことも、どうしたら予算に収まるのかも、しっかり向き合って考えて行きたいから独立してやってきました。信頼してくれる施主さんに「頼んで良かった」と30年後にだって思ってほしくて動いています。
原価も提示しますし、自分が手にする報酬も、年収だってなんでも隠さず言えます。
問題点も、改善点も、隠し事なく話せる関係性で、作りたいし、作ってきたと思います。
これだけ言っても「相見積もり」が必要なら、私は私を信頼してくれる人の為だけに自分の時間を割いて活動したいのです。
相見積もりには相手が居ます。そちらにも失礼です。私が下りればそこに頼むことになるでしょうね、高くてもね(笑)
その行為になんの意味があるのでしょうか?
断られるかもしれない見積もりに、いつも手伝ってくれる仲間の職人たちに図面を解読してもらって見積ってもらう時間を割かせるのは、出来ることならしたくありません。「結局時間の無駄だった」そんな可能性があるのなら、俺はさっさと下りた方がいい。
何十年も積み重ねて、私の目で見て「この人なら自分の家も頼みたい」と思う人を集めて仕事をしています。
そんな人の数時間を無給で働かせる可能性があるのならやらない方がいいでしょう?みんな素晴らしい職人だから忙しいんだもん。
朝4時とか、深夜1時とか、そんな時間に見積もりが届くんです。そんなみんなに「あの仕事ダメだった」なんて言いたくないんです。
だから「あなたに頼みたい。一択です。」と言われた方が安くなる方法も、希望に沿った考え方も、すべて100%で臨めるのです。
アクセル全開ですよ、そこ抜けるくらいべた踏みですよこっちは(笑)
ヨコタさん、結構儲かってんの?と思うなら年収聞いてください。
これだけやって、この金額か…じゃあ仕様を下げないとね、と思うはずですよ(笑)
それでも怪しいと思う関係性なら、どこか安心する名前と経歴のある所へ行ってください。どうぞどうぞ。
それがあなたにはピッタリです。
だって他に方法あります?
もしかして、同じ図面だったら同じ内容だと思ってます?
全然、大間違いですよ。
金額が全てですか?
設計者が気づかないくらいの図面の80%のクオリティと、私が望む「30年後も頼んで良かった」と思ってもらいたい、が同じ内容だと思いますか?
これが分からないならどうぞどうぞ、私とは合いませんね(笑)
私の信頼する谷尻誠さんが紹介してくれた仕事を、私は「彼らの積み重ねてきた事をさらに上乗せしたい」と考えて、施主さんには「谷尻さんに依頼して間違いなかったね。」と思ってもらいたいと思って向き合っているんですね。
そんな向き合い方の中に「すこしでも金額を吊り上げたい」と考えていると思います?
で、相見積もり必要ですか?
そこに信頼関係ないなら、俺おりますよ。って意味わかりますよね?
これから家を作ったり、リノベーションを考えて居たり、なにか投資目的で建築したりね、色々形はあるでしょうけど、結局は熱意と愛です。
作り手は人間です。
大工なんてね、ひねくれて、世の中からはみ出して、ふてくされたおじさんです(笑)
「君に決めた!」
サトシはモンスターボールを投げるでしょう?
そう、私たちはモンスター(笑)
君に決めた!って言われたら死ぬ気で戦いますよ。
でもね、「君かもしれないし、君かもしれない!」とボール2個投げて見てよ。
俺なら出ないね(笑)
チラ見して戻ります(笑)
逆の立場で考えて。
「俺なら吹っ掛けて結構取っちゃうよ」と思うから不安なんでしょう?
俺はそんな考えを持った人とはやり取りしたくないの、絶対この先疲れちゃうもん。
俺はしません。65までたっぷりこの仕事をまっすぐ走った景色を見たいからね。
あーまっすぐ走って良かった。
そう思いたいんですよ。
こそこそ隠れた金儲けなんてくだらない。
私はこの分ちゃんと働きます。って胸張って説明しますもん。
「よし、君に決めた」って人だけお願いします。
私はそんな人と出会い、時間を使いたい。だってそのうち、あっという間に死んじゃうもん。
説明は以上です!
わがままですが、そのくらいフルパワーで臨む為、ご理解ください!
あ、ぼちぼち新しいホームページが出来る予定。
シンプルですがちゃんとしてます。
こうご期待。