お知らせ その３

痛い…痛い…痛い…。

それしか出てこない(笑)

寝れない…、痛い…、の繰り返し。

麻酔をしてもらいカク！っと寝ても、また痛くて目が覚める。そんな感じ。

夜中に、じっと外を見て痛みを堪える。俺は武士だ。侍なんだ。。と言い聞かせてじっと堪える(笑)

以前、丸のこで左指2本をサックっと切った時も2日まともに寝れなかったから（病院にも行ってないし(笑)）、たぶんそうなるだろうと思ったけど、やっぱそうだった(笑)

初めての入院、初めての点滴、初めて過ぎてどうしていいやら全く分からず、ナースコールはどのくらいで押すものなのかも分からず。

嫁さんはうっかり俺のカバンごと持って帰り、iphoneの充電は終わり、財布もない(笑)

思う事は「痛い…」だけ。

それでも夕飯も朝飯もペロッと入る、人間の身体(笑)

翌日、痛いけどやることないから早期退院。ちょっとでも動いていた方が気がまぎれるし。
じっとりする痛みに耐えながら、むくんで動かない手にちょっぴり「大丈夫かな？」と不安になりました。

嫁さんが迎えに来てくれて、一緒に昼飯食べて、その日はゴロゴロしてたかな。痛み止めが効いたタイミングでスッと寝たり。指ぶつけて起きたり。

そしてその翌日、車を取りに作業場へ。

開けるのが少し怖かったが、作業場の扉を開けると、俺の血をショージ君が綺麗に拭いて居てくれた。
事故の数分前に戻ったような感覚、でも指はズンズン痛くて。
自分で、この状況で、床に飛び散った血を洗ってたと思うと、たぶん切な過ぎただろうね。きれいな床を見て、事故後初めて泣いたのさ。
家族、友達、今まで仕事を頼んでくれた人を思い出して、失くしたけど、とても幸せを感じたり、恐怖だったり。
機械に触るのはスゲー怖かったけど、一個一個道具を片づけて、ちょっとスッキリして。

そのあと消防署に行ったんです。

行ったら、対応してくれた隊員の方が居て「え！？あの状況でもうここに居るんですか？」と驚いていました(笑)

選んでくれた病院が良かったこと、短時間で来てくれたことなど感謝を告げて、怪我した詳細を話しして、励まして、励まされて(笑)

私たちのピンチを最後に守ってくれているってことに改めて感謝しました。
もちろん税金なんだけど、「ありがとう」は言わないとね。ありがたいって思ったんだもん。

で、そこから「どうしたら怪我を減らせるか」を猛検索！

今まで見もしなかった(笑)安全に作業できる冶具、道具をチェック中！
怪我から約二週間、指のむくみも取れてきて、可動域も分かってきて、リハビリの先生もびっくりの通常通りの動きっぷり。（ぶつけたら痛いけどね）

動けるし、働けるし、生きてる！感謝でいっぱいです！

おしまい。