ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
「ぐだぐだ写真館」、始めました

どーも

2010年02月09日 16時40分51秒 | ライ
カウンターがついに1000を超えました。なんか嬉しいです。このカウンターは結構重複して数えているのですが、それでもこの数はすごい。逆にこの数を4人だけで稼いでたら・・・恐ろしいですね。
これからもたくさんの人に見てもらえるよう努力します!!
どうでもいいですけど今、一番心配なのはこの内容がほかの人とかぶってしまうことです。



さてふにゃりさんと同じく久しぶりの投稿なんですが、
すいません言い訳をさせてください。

この前の記事を書いた時は、マラソン大会という名の拷問をうけ、ぼろぼろになった体をパソコンという名の精神起爆剤で無理やり起こしながら書いていたので、仕方なくなんだかよくわからない記事になってしまったんです。

いつもと同じく動画を

【CM】キッチンはマイステージ【アイ!マイ!まいん!】


これは別にこういう趣味とかそんな他意は全くありません。

NHK教育 月~金 17:40頃にやってる  アイ!マイ!まいん!

という番組なんですが、このまいんちゃんがおれにはどうしてもクチパクにしか見えないんです。これはばかりは見ないと分かりませんが・・・
見たら感想ください。

こんな終わり方でいいのかな?


リレー小説・第一弾「じじいクエスト」

2010年02月09日 15時59分22秒 | 小説
さっそく行きます。




「じじいクエスト」

じじい「もうすぐ死にそうじゃ…」

じじい「しかし、金もなければ女もない。」

じじい「墓がないというのはな・・・」

じじい「そうじゃ、勇者になろう」

じじい「伝説となって、立派な墓を建ててもらうんじゃーー!!!・・・ごほっごほっ」

こうして、じじいの老い先短い冒険が始まった!



じじい「まずは武器をそろえるかの」

・・・雑巾を手に入れた!

じじい「次に防具だが、今着ているやつでいいかの。」

・・・病院用患者服を手に入れた!

じじい「れっつごー!」




・・・スライムが現れた!

・・・スライムの攻撃!

・・・じじいに5のダメージ!

じじい「やりおる・・・じゃが!」

・・・じじいの必殺技!

じじい「雑巾豆絞り!」

・・・スライムに20のダメージ!

・・・じじいWIN!

・・・じじいは汚い液体を手に入れた。

じじい「次は最期を看取ってくれる仲間がほしいのう…」



じじいの冒険はまだまだ続く!


じじいステータス
HP15/20
MP08/10
AT15
MA0
DF5
MD5
SP10

持ち物
汚い液体1

必殺技
「雑巾豆絞り」(雑巾装着時のみ)
「若かりしあの日」(SP50UP)




補足
HP:体力(Hit Point)
MP:魔法使用可能量(Magic Point)
AT:攻撃力(Atack)
DF:防御力(Defense)
MA:魔法攻撃力(Magic Attack)
MD:魔法防御力(Magic Defense)
SP:スピード(Speed)


・・・やっちまった感満載だw
さあジミー、どうやって収拾つける!?

筆者:ルーイ

ぐだぐだくらぶ作:「じじいクエスト」後編

2010年02月09日 15時59分20秒 | 小説
じじい「どこか・・・、どこかロクを助けられるものはいないのか・・・」


じじいはさまざまな国をさ迷い歩き、とある国の門の前についた。

じじい「ここは・・・モジャール国か。」

じじい「あれから3年。どうなっているのじゃろうか。」

じじい「!!?」

そこには過去のような繁栄はなく土地は荒れ果て、真ん中にはひとつの巨大な城

じじい「なぜじゃ。いったいなにが・・・」

じじい「あれは・・・」

城の上にある巨大な旗。そこには3つの髑髏が描かれていた。

じじい「ゾーマか。」




じじいは荒れた町の様子を見るために町を歩いていた。

?「ちょいとそこのお方」

じじい「だれじゃ?」

じじいの目の前には薄汚いフードをかぶった老婆がいた。

?「あなたは28年前の大戦にて英雄となった方ですね」

じじい「・・・」

?「しかしつい最近自分のミスで仲間を死なせてしまった」

じじい「誰だと聞いておる。」

?「これを・・・」

老婆の手には毒々しい色の球があった

じじい「なんじゃ、これは?」

?「命の珠。この珠を対象者に飲ませると命が戻ります。」

じじい「本当か!」

?「ええ、でも条件があります。」

じじい「条件?」

?「この珠にあなたの命を注がないといけません。」

じじい「つまり、寿命を削れというのじゃな。」

?「ええ。どうします?」

じじい「迷うまでもない。」

じじいは珠を手に取り・・・命を注いだ。



===・・・じじいの寿命が減った!===




ロク「う・・・」

じじい「おお!生き返ったか!」

ロク「・・・ここはどこだ?」

じじい「そんなことより、ゾーマを倒すぞ!」

ロク「え?え?」

戸惑うロクをそのままに、じじいは?にこっそりと聞いた。

じじい(わしの寿命は後どれくらいじゃ?)

?(もともと少なかったからね。あと24時間。)

じじい(すくな!)

?(寿命は何にもかえられません。潔く逝きなさい。)

?「そうだ、これをあなたたちにあげます。」

じじい「これは・・・」

===じじいは軍服とサバイバルナイフを手に入れた!===

===ロクは浴衣と雑巾を手に入れた!===

?「あなたたちの制服です。いってらっしゃい。」

ロク「・・・何これ。」

じじい「おお。ありがとう!懐かしいのぅ。」

ロク「着たこともねえよ。浴衣なんて・・・」

じじい「さあいくぞ!ロクよ!」

ロク「・・・」




ゾーマ城1階

じじい「うわー、でかいのう。」

ロク「ここどこだよ。」

じじい「ゾーマの城じゃよ。」

ロク「え?いきなりラスボス!?」

じじい「ん、あれは・・・」



武器男「コロスコロスコロスコロス・・・・」



じじい・ロク「・・・」


じじいの残り寿命、22:30:00



武器男「貴様はあのときのじじいか・・・ぶっ殺してやる」

ロク「お前はあのときの!突然どこかいくから心配し・・・」

じじい「というか誰?」

武器男「えっ」

じじい「まぁいいや邪魔だからどいてくれんか」

武器男「貴様ら・・・もう許せん・・・」

ロク「えっ俺も悪いの?」

武器男「くらえラバーカップ押し付け!!」

ロク「なんなんだ?その『らばーかっぷ』って」

武器男「お前がおしつけたトイレのカッポンだ」

ロク「お前がそんなに汚い奴だとは」

武器男「俺が先に押し付けられたんだから別にいいじゃねーか」

ロク「人にやられて嫌なことをやるんじゃない」

武器男「うるせぇそこにいるじじいを俺は・・・ってあれ?じじいは?」

じじい「あまい!!後ろじゃっ」バキッ ドサッ

ロク「・・・・・・・・・」

じじい「よし、先に行くか」

ロク「まぁいいか」




ゾーマ城二階

じじい「次はいったい何じゃ?」

ゾーマ「やぁラスボソのゾーマだよ」

ロク(完全に噛みやがったな)

ゾーマ「じじいお前にいい話がある」

じじい「わしに?」

ゾーマ「あぁ、お前に墓を用意してやった。墓がほしくて戦っていたんだろう?」

じじい「どれくらいの大きさの墓じゃ?」

ロク「おいじじい、こんな誘いに乗るんじゃない!」

ゾーマ「通常の3倍くらいだ、ちなみに真っ赤だ」

じじい「もう一声!」

ゾーマ「・・・いいだろうさらにその2倍でどうだ?」

じじい「なんじゃその程度か・・・」

ゾーマ「じゃあさらにその3倍、普通の18倍だ!」

じじい「残念じゃ・・・もうわしは自分のお墓を決めておるのじゃ」

ロク「どこなんだ?」

じじい「この城」

ゾーマ「ふん、わたしがそんなこと許すとでも?」

じじい「お前を殺してわしも死ぬ!!」

ゾーマ「いいだろう・・・といいたいところだがしんどいし明日でもいい?」

じじい「わしの寿命が一日切ってるし嫌じゃ」

ロク「な、なんだってーーーー」

ゾーマ「じゃ四天王がいるからそいつらに勝ってからくるんだな」

ゾーマ「まぁ全員時間稼ぎばかり仕掛けてくるがな」

じじい「卑怯じゃ卑怯じゃ」

ゾーマ「なんとでも言うがいい。まぁせいぜい頑張るんだなクハハハハ」

じじい「気を取り直してれっつごー」

ロク(かるいなぁ)

じじい「あれ?二つ扉があるのう」

ロク「あれこんなところに貼り紙が・・・」

貼り紙 どちらの扉も四天王の一人目につながっています要するに

敵が気に入らなかったら戻って違う扉を開ければ違う敵と戦えるわけです

なぜってもちろん作者のつご・・・



ロク「ここでやぶれてるな」

じじい「まぁ取りあえず開けてみるかの・・・」ガチャ

某ねずみ「ハハッ、じじいが何のようだい?」

じじいはそっと扉を閉じもう片方の扉を開けようとするのであった




じじいの残り寿命、20:00:00




じじい「よし、もうひとつの扉へいくぞ」

ギ~~、ガタン

じじい「さあ、次の四天王は誰じゃ」

ロク「・・・、あ、あそこ!」

少年「待っていたぞ、じじい」

じじい「こ、子供?お前が四天王なのか?」

少年「そうさ。このときをずっと待っていた・・・、父さんの仇、ここでうつ!!」

じじい「仇?なんのことじゃ?」

少年「しらばっくれてんじゃねぇ!くぅぅらえーー!」

そう言うと少年は大きな刀を振りかざし、ものすごいスピードでじじいに切りかかってきた

じじいはギリギリのところで避けたものの、じじいがいた床には大きなひびが入っていた

じじい「うわぁ、な、なんというスピードとパワーじゃ。こいつ本当に子供か?」

ロク「やばいよ。相手はデカイ刀で、こっちはサバイバルナイフと雑巾だよ。勝てるはずが無い!」

じじい「なぁ~に、当たらなければどうということは無い!『若かりしあの日』!」

ヒュン、サササッ

少年「その程度の速さ、こっちは現役の若者だぞ!足腰でじじいなんかに負けるか」

タタタタタッ

少年「もらったー!」

じじい「くっ、」

ガキーン

じじい「(つばぜり合いながら)そ、その歳でここまでやるとは。とても厳しい修行をしてきたのじゃな」

少年「(つばぜり合いながら)そうさ、俺は毎日何時間も修行した。すべてはお前を倒すため、父さんの仇を討つため!」

ガキーン

じじい「何故ワシなんじゃ?ワシがお前の父親に何をしたというのじゃ?」

少年「忘れたとは言わせない!8年前の3月28日、サフランシティ行きの電車の中で父さんは殺された。お前にな!」

ロク「じじい、本当か?」

じじい「3月28日・・・、ああ確かにワシはその電車に乗っていた。じゃが、ワシは殺してない」

少年「ウソだ!俺は犯人の写真を見た。顔も背丈も服装もお前そのものだ。違うとは言わせない!」

じじい「・・・、その電車、確か特急じゃったな?」

少年「そうだ。それがどうした」

じじい「あの日ワシは特急料金を払わずに乗車した。だから終点のサフランシティまでずっとトイレに籠もっとったんじゃ」

じじい「お前の父親はどこで殺されたんじゃ」

少年「終点の3つ前のセボンシティで・・・」

じじい「じゃあワシじゃないな」

少年「う、ウソだ!お前だ!お前がやったんだー!」

ヒュン、ガン!

パラパラパラッ・・・

じじい「悪いがワシはお前の父親の仇であろうがなかろうが、お前を倒して先にすすまねばならんのじゃ」

じじい「本気でいくぞ!ハァーーーーーー!!!」

バリバリ、バリバリバリバリバリッ

ズバーーン!

ロク「じじいが、超クソ爺に変身した!」

じじい「いくぞ!」バッ

少年「うおおおおおおお!」バッ

ヒュッ、ザン

・・・・・・・・・


じじい「・・・・・」

少年「・・・・ぐはっ」

バタン

じじい「・・・、行くぞロク」

ロク「あ、ああ」

スタスタスタ

少年「ま、待て・・・」

ピタッ

少年「お、お前は本当に犯ってないんだな」

じじい「ああ」

じじい「・・・、そうじゃ、確か犯人の写真を見たと言っておったな。誰に見せてもらった」

少年「ゾーマだ」

じじい「そうか・・・」

じじい「お前は騙されとったんじゃよ、ゾーマに・・・」

少年「・・・・・・」

じじい「先を急ぐのでな、さらばじゃ」

スタスタスタ、バタン

少年「・・・・・・」

少年(あぁ、俺はなにやってんだろ・・・。8年間ずっと父さんの仇、じじいを討つことだけ考えて生きてきたのに

   本当の敵はじじいじゃないだなんて、しかも味方だと思ってたゾーマに利用されてただけだったなんて・・・・)



じじい「お前が次の四天王じゃな」

巨人「がぁーはっはっは、そうだこんどは俺が相手だ」

じじい「くっ、連続はキツイな、じゃがそんなこといってる暇は無い。いくぞ!」

少年「ま、待て・・ハァ、ハァ」

じじい「何じゃ、まだやるのか」

少年「そうじゃない、こいつは俺に任せて先に行け」

じじい「何言ってるんじゃ?」

少年「俺はこの8年間ゾーマに騙され続けてたんだ。俺は奴に仕返ししたい。俺がここの四天王を倒して一矢報いてやるんだ!」

少年「だから早く行け!」

じじい「じゃが、そんな身体では・・・」

少年「なぁに、勝つことはできなくても刺し違えぐらいならいけるさ」

じじい「お前死ぬつもりか」

少年「本来ならあんたを倒して、そのあと父さんの後を追うつもりだったんだ。それに父さんの仇を討つという生きがいも失っちまった。

   正直もうどうでもいいんだ。」

ロク「どうするじじい?」

じじい「・・ここは任せた」

じじいたちは3人目の四天王を少年に任せ、最後の四天王のいる部屋へ向かった。

少年「うおおおおお!」

3人目「はあああああ!」


ブシャァァァァァ・・・・・・

(じじいたち)タタタタタ

ロク「・・可哀想な奴だったな」

じじい「・・・、ああ。」

(じじいたち)タタタタタ

じじい「ここか」

じじいたちは最後の四天王の間へたどり着いた。

じじい「いくぞ」

ギィィィィーー、バタン

じじい「さあ、早く出て来い!」

~「もうここにいるじゃないか」~

じじい「なにいって・・・、まさか、ロク、きさま!!!」

ロク「そうさ、オレが最後の四天王さ!!」

じじい「あ、そうなんだ」

ロク「うん、・・・って、え?驚かないの??『何故お前が!』的なのないの?」

じじい「いや、もうそういうのイイんで。先急いでるんで。」

ロク「・・・ふふ、ふはははは!そう簡単にはやられんぞ。

   なんせ、お前とずっと行動を共にしてきたからな。お前の技はすべて見切っている。それにオレは一度死んで蘇ったからパワーアップ

   したのだ。お前のおかげでな、はぁーはっはっは!」

ロク「はっはっはっはっはっはっはっはっは!」

じじい「じゃあ丁度いいや。新しい必殺技でも試してみるか」

ロク「はっはっは・・・え、うそ!?」

じじい「くらえ新必殺、

    アバダ・ケ○ルバ!!!」

ロク「ズルっ!」

バタン

じじい「さ、時間もないし、さっさといくかの~」


じじいの残り寿命、05:00:00


ゾーマ「ついにたどり着いたか、遅いじゃないか」
   
じじい「時間稼ぎのためだけにあんなことを…」

ゾーマ「すべてはわたしのため…いいやおまえのためでもある」

じじい「ど、どういう意味だ!」

ゾーマ「わたしという存在がいることでおまえは倒すべき敵ができた。

    わたしのおかげでおまえは強くなった。

    わたしがいなければおまえは何もできなかった。

    それでもおまえはおれをたおすのか?」


じじい「だから、おまえを見逃せっていうのか!

    おまえのせいでどれだけの人が犠牲になったと思っているのじゃ!!」


ゾーマ「わたしはおまえにとって必要悪なのだよ。

    ガンダムや仮面ライダーやスーパー戦隊は明確な敵がいて、はじめて話となるのだ    よ!!

    それにもう一回この小説を読み直してみろ!

    わたしはほとんど何もやっていない。

    それにあの少年に生きる希望をあたえのはわたしだ。」


じじい「そんな言い訳が通用すると思っているのか?」


ゾーマ「わたしも見逃してもらうためにいったわけじゃない。

    どのみちおまえはあとすこしで死ぬ。

    戦いはさけられないのだよ。」


じじい「絶望した!!貴様のめんどくさい考え方に絶望した!!
    
    覚悟!「若かりしあのころ」発動
    
    変身! 超クソ爺」

じじい「くらえ雑巾玉(連射)」


ゾーマ「覚えていないだろう、わたしの体は「?」のものだ。

    しかしこの体は戦いに耐えきれない。

    いでよ、ロクのマシーンペット G、W

    合体せよ!!」


ガシャガッシャンウイーンガッシャン、ウイーン


ゾーマ「完成!GW(グレートウォーリアー)
    
    スーパーソードモード」

じじい「どこかの大型連休みたいな名前じゃな。」


ゾーマ「くらえ、Gハンド」


バリバリビリビリ
ドカーン


じじい「英雄神風!」


ゾーマ「今まで逃げてきたのもこの日のため!

    TRANCE-GW(トランギュー)!これで性能を3倍に」


ギリギリギリギリ


じじい「やはり、竹刀ではわたりあえない!」


ゾーマ「やはり、初めて使ったからいいネーミングが思いつかない」


スパッ、


ゾーマ「フッハッハ、これで竹刀は使えまい。終わりだ!」


グサッ、
ポタ、ポタ


ゾーマ「まさか、これは・・・サバイバルナイフっ!」


じじい「最後のとどめにと、とっておったんじゃ」


ゾーマ「あっけないな。

    結局、わたしはいつかは倒されてしまう運命だったということだ。

    わたしのほうが正義の味方が必要な悪役だったということだ・・・
    
    一人では何もできない・・・な

    今までの引っ張りはなんだったんだろうな。」

グタッ


じじい「ライバルとしてじゃよ。」


?「おれはいままでなにを…

  じじい、どうしたんだ?
  
  ここはどこだ? 」
   

じじい「わしにもそろそろ迎えがきたようじゃ。そっとしておいてくれ。」


?「そんな」


じじい「思えば、この城には勇者になると決めてから、出会った人がたくさん倒れている。

    裏切られたり、裏切られたり、もし勇者になると決心していなかったら、できなか    った経験じゃ。

    そいつらと一緒に城の隅に埋葬してくれんかのう?

    ここがわしの墓、思い出の墓、偉大なる勇者の墓じゃ〜」


じじいの残り寿命、00:10:00



じじい「う・・・ごほっごほっ」

じじい「もう・・・だめみたいじゃな・・・」


ギイィー


じじい「・・・誰じゃ?」

ネズミM「なんてこったい。マスターとじじいが倒れてやがる。」

ネズミM「・・・ハハッ。ひょっとして、チャンスかい?」

じじい「墓を・・・」

ネズミM「墓?ハハッ、いいよ!おい、じじい、君の名前はなんだい?」

じじい「ウォル・・・」


ーーーじじいは力尽きたーーー


ネズミM「ウォル?まあ、いいや。」

ネズミM「これから忙しくなるぞ~」



・・・そして、ゾーマの城はとある遊園地の名物となり、

じじいはその遊園地を建てたものとして永遠に語り継がれることとなった



ネズミM「ハハッ。世界って素晴らしい!」





「じじいクエスト」・完





著者:ルーイ→ジミーMK-2→ふにゃり→ライ(ループ)

ぐだぐだくらぶ作:「じじいクエスト」中編

2010年02月09日 15時59分10秒 | 小説
じじい「何もやること無いの~」

ロク 「アークデーモンも倒したし、かと言ってゾーマ倒しにいくのは面倒だし・・・」

じじい「薬の研究でもするか」

半年後

じじい「なんかすごいのできた。今は必要ないけど、一応常備しておこう」

ダンダンダン(ドアをたたく音)

じじい「何じゃ、何事じゃ?」

ロク 「ハァハァハァ・・・」

じじい「どうしたロク、そんなに慌てて。トイレならこの奥にあるぞ。」

ロク 「す、すまん」

ダダダダダダ・・・・・・

じじい(冗談で言ったのに、マジでトイレかよ・・)

ジャー(水を流す音)

バタン、テクテクテク

ロク 「って、そんなことのために走って来たんじゃねーんだよ!!」

じじい「いや、おもっきし水流してたじゃろが」

ロク 「そんなことより、大変なんだよ!」

じじい「なんじゃ?下痢気味だったのか?」

ロク 「いや、大きさも形もすばらしかったです。」

じじい「・・あぁ、そうですか。それはよかった。」

ロク 「うん。・・・、でも良くないこともあるんだよ!!」

じじい「ニオイか?」

ロク 「その話はもういい!それより、ここの近くのヌメック村に恐ろしく強い宇宙人が来て、村を襲っているんだ。早く助けに行かないと!」
じじい「なんじゃと!あそこはワシが村一つ使って墓を立てようと計画しているところなのに!許さん!!」

ロク (あれ?じじいか宇宙人、どっちがいいモンか分かんねーな。)



じじい「お前がワシのヌメック村を襲ってるやつじゃな。名を名乗れ!」

宇宙人「ホーッホッホッホ。私の名はブリーザ。助けに来たのなら遅かったですね。ここの村人、ヌメック人は私が殲滅しました。」

ロク 「一人でヌメック人を全員やっちまうなんて・・じじい、こいつ手ごわいぞ。」

じじい「・・・も、・・・よくも!」

ロク 「じ、じじい?」

じじい「よくもワシのヌメック村をー!!『若かりしあの日』!」

ヒュン

バシッ

じじい「な、なに?」

ブリー「フン、所詮じじい、その程度か。今度は私の番だ、キィィヤー!!」

ヒュン、ドカーン

じじい「グハッ、バタ」

ロク 「じ、じじいー!!!」

ブリー「ホーッホッホッホ!ざまあみなさい!」

じじい(体がもう動かない。あぁ、ワシは死ぬんじゃな。結構長生きできたし、そこそこ楽しかった。後は墓でゆっくり・・・あれ?)

ブリー「次は貴様の番よ!」

ロク 「う、うわー、もうおしまいだー」

ガサッ

じじい「・・が、」

ロク&ブリーザ「!!?」

じじい「墓が・・・、まだ墓がないのに死ねるかーーー!!!!!!」

ブリー「フン、まだ生きて・・・って、せ、戦闘力1000万ですって!?そんなバカな」

ロク 「い、いつものじじいじゃないみたいだ。髪は逆立って、いつもは白いのに今はまるで汚物のように濁りよどんでいる。」

ブリー「あの髪、あのオーラ、すさまじい戦闘力、ま、まさか!?」

じじい「とっくにご存知なんだろう?ワシは腰痛という持病を抱えながら、この世への未練で目覚めた、超クソ爺、孫・・ゴホッゴホッゴホ」

じじい「つ、つばが変なとこに入った。」

ブリー「す、超クソ爺だろうが所詮老いぼれだ。私に勝てるはずがない!」

じじい「(両手をあげて)世界中の家よ、ワシに雑巾を分けてくれーー!!」

ヒュンッ、ヒュンッ、ヒュンッ

ロク 「せ、世界中からじじいのもとへ雑巾が集まってくる!」

ブリー「なんだ、この黒いデカイかたまりは!?」

じじい「くらえーー!」

ブリー「う、うわー」

じじい「『雑巾玉』!!」

ブリー「ネーミングセンスねーーー」

ドカーーン

ロク 「やったー。ブリーザを倒した!」

じじい「あぁ、ワシの墓計画が・・・」

ロク 「まあ、いいじゃねーか勝ったんだし」

ロク (それにしてもじじいすごいな。俺も死んで復活したら強くなれるかな?)

ロク 「じじい、俺を殺してくれ。俺もパワーアップしたいんだ。」

じじい「いいのか、いくぞ?」

グサッ

バタッ

ロク (よし、後は強い未練で生き返れば・・・って、俺そんなに未練ねーなあ。・・・。しまったー!!)

ロクは帰らぬ人となった。

じじい「あいつ馬鹿じゃん。でもこのままだとワシが殺したことになるし、罪悪感が残るのー」

じじい「よし、さっき開発したコウジュンMK-Ⅱで生き返らせてやろう。」

と、その時、じじいはヌメック人の少年が近くで泣いているのに気付いた。どうやら彼は奇跡的に助かったらしい。

少年 「父ちゃん、僕を置いていかないで。目を覚ましてよーー。ぐすっ、・・・くそう、コウジュンMK-Ⅱさえあれば父ちゃんを生き返らせられるのに・・」

じじい「・・・、どうしよう」



じじい「どうしたものかの~。そうじゃ、ここはひとつよくある推理ドラマにならって名所に行きながら考えると名案がうかぶかもしれん。そうじゃそれがいい。」

観光名所を村人のいなくなったヌメック村のネットカフェで探すじじい

じじい「ん~、これといっていいところがないの~。まあいいか。もともとそんなに悩むことではないからの~。」

少年「それなら海に行くのがいいんじゃないかなぁ。やっぱり海の岸壁に立つのは定番でしょ。」

じじい「(さっきとかわって元気じゃな)じゃあそうするかのう。」

岸壁に立つじじい

じじい「海を見ているともう、どうでもいい気がしてくるのう。ん、なんじゃ海岸で若いやつらに絡まれているやつがおる。助けに行かねば。そこのやつらやめるのじゃ」

リーダー格の若者「なんだァ、ただのじじいか。うるさいなァ、あっち行ってろ。」

じじい「わしをただのじじいと思うなよ。世界中の雑巾の力みせてくれるは!「若かりしあの日」発動。世界中の家よ、ワシに雑巾を分けてくれーー!!」

それ以外の若者「なんだあのじいさんはオーラが違う」

じじい「やはり少ししか集められないか。しかし「若かりしあの日」の持続時間が延びている。これで十分じゃ、くらえ雑巾玉ぁ!」

若者ら「く、くそ。覚えてろ」

「助けていただいてありがとうございました。あなたは?」

じじい「通りすがりの、勇者じゃ。」

「(それにしては有名じゃ聞いたことがないね)普段はなにを?」

じじい「本業が勇者じゃ。まおう城に向かう一人旅の最中なのじゃ。(いかん、ついうそをついてしまった)」

「私は、亀田桃子。さっきのやつらは犬塚と猿飛と雉山。あいつらいつも私についてきて困っていたの。けどまた来るかもしれないは。だから一緒に旅をしませんか?そうねそうしましょう。そうだ旅をする前にお礼に竜宮城に案内するは。」

じじい「少しはわしにしゃべらしてくれないかのぉ。そういえば考えるといえばなにか忘れているような・・・」


じじい「いらぬ。わしには時間がないんじゃ。早くロクを助けねば。それに・・・」



じじい「わしはババ専じゃ」



じじいクエスト後編へ続く

ぐだぐだくらぶ作:「じじいクエスト」前編

2010年02月09日 15時59分00秒 | 小説
「じじいクエスト」

じじい「もうすぐ死にそうじゃ…」

じじい「しかし、金もなければ女もない。」

じじい「墓がないというのはな・・・」

じじい「そうじゃ、勇者になろう」

じじい「伝説となって、立派な墓を建ててもらうんじゃーー!!!・・・ごほっごほっ」

こうして、じじいの老い先短い冒険が始まった!



じじい「まずは武器をそろえるかの」

・・・雑巾を手に入れた!

じじい「次に防具だが、今着ているやつでいいかの。」

・・・病院用患者服を手に入れた!

じじい「れっつごー!」




・・・スライムが現れた!

・・・スライムの攻撃!

・・・じじいに5のダメージ!

じじい「やりおる・・・じゃが!」

・・・じじいの必殺技!

じじい「雑巾豆絞り!」

・・・スライムに20のダメージ!

・・・じじいWIN!

・・・じじいは汚い液体を手に入れた。

じじい「次は最期を看取ってくれる仲間がほしいのう…」


じじい「よしこのさきに何年も会っていないあいつの家が・・・」

じじい「あいつってだれじゃっけ」

じじい「まぁ、あいつを仲間にしよう」




じじい「きたぞ・・・うぐっ」

 ? 「大丈夫か?死にそうだぞ?」

じじい「ここにくるまでにスライムにやられてしまって・・・」

じじい「そんなことより実は折り入って話があるんじゃ」

 ? 「どうしたんだ?昔からの付き合いじゃないか」

じじい「そうか・・・実は勇者になろうと思うんじゃ、そしてお前には仲間になってほしいのじゃ」

 ? 「いい年になってそんなことを・・・まぁ頑張れよ」

 ? 「俺は脚も弱くて足手まといになるからやめておくよ」

 ? 「幻の薬 『コウジュン』があれば何とかなるんだが・・・」

じじい「わかった、それを取りに言ってやろうどこにあるのじゃ?」

 ? 「いいのか?『やずや』というところにあるらしい頼んだぞ」

 ? 「そうだ、大変だろうからせんべつだ」

せんべいを手に入れた



幻の薬『コウジュン』を求め、「やずや」を探すじじい。

どうやら「やずや」は海を渡った小さな島にあるらしい。

じ「う、海を渡るじゃと!?」

実は、じじいは20年前のある事件以来船に乗ることができなかったのだ
今でもその事件を思い出してしまい、船には乗れない

じ「じゃが、なんとしてもコウジュンを手に入れねばならん。
 ・・・作るしかない!」

このじじい、若かりし頃は第二のエジソンと呼ばれたほどの発明家であり科学者だったのだ。

じ「ワシの腕をもってすれば、薬ぐらい!!」

だがさすがは幻の薬、じじいの腕をもってしても試作品の域を超えるものは作れなかった。

じ「試作の域は超えんが、これでも十分効果はある。これをあいつに持って行ってやろう。」

と、その時

じ「く、薬に異変が・・・」

どうやらこの薬は32時間しか形を保てず、それを越えると消えてなくなってしまうらしい。

じ「い、急がねば。待っとれよ、わが友よー!!!」




じ「急いで?に届けなければ!」

?のもとへ急ぐじじい。

そこへ、?の隣のいえに住んでいたが、とある事件の後、姿をくらましていたミスターXが!!

ミ「あ、あいつにそれを渡すな・・、死ぬぞ・・」

じ「ど、どういう意味だ!説明してくれ!」

ミ「あれは25年前、夏のことじゃった。わしはいつものようにペットのGとWと散歩に、ゴボァ」

突然倒れるミスターX

じ「ど、どうしたんじゃミスターX」

?「そこからはおれが説明してやるよ」

じ「どうしてここに、そしてその鎧は!」

?「おれの計画を果たすためさ。今、すべての条件がそろった」

じ「じゃあコウジュンというのは?」

?「真っ赤なウソさ!この私にはそんなもの必要ないのだよ!おもしろかったぜ。だまされたお前を見るのは」




じじい「X、大丈夫か。」

X「う・・・じじい・・・」

じじい「ほら、コウジュンだ。飲め。」

X「す、すまねぇ・・・」

・・・Xは全回復した!

X「じじい、奴は昔の?じゃない。」

じじい「何じゃと。」

X「?の体に魔王が入っている。」

じじい「・・・どんな魔王じゃ?」

X「ん?たしか1万年前に封じられたとか・・・」

じじい「そんなことじゃない!有名なのか?」

X「え?ああ、有名だな。なにしろ封印がやっとの奴だったらしい。」

じじい「・・・X。」

X「なんだ」

じじい「あいつ倒したら・・・伝説になれるかの。」

X「は?何を言って・・・」

じじい「ワシの目的はの。伝説となって墓を建ててもらうことなんじゃー!!」

X「はぁ!?」

X「え?世の中のためじゃなくって?」

じじい「ワシのため」

X「あいつを倒すのも?」

じじい「墓のため」

?「ごちゃごちゃうるさいぞ!かかってこい!」

じじい「X・・・ワシはあいつを倒してワシも死ぬ!」

X(・・・墓のためにかよ)





じじい「?・・・いや、今は魔王じゃな。名を聞こう。」

?「わが名はゾーマ。世界を統べるものだ。」

じじい「では、ゾーマ。墓のために散ってもらう!」

ゾーマ「老いぼれが図に乗るな!」

じじい「ゾーマ。?の記憶にはないのか。戦争の記憶が。」

ゾーマ「何を言ってる。」

じじい「?は知っていたのじゃ。25年前のワシ、戦時中のワシをなぁ!!」

じじい「奥義!!『若かりしあの日』!」

・・・じじいSP50UP!

・・・年齢25DOWN!

ゾーマ「な、なんだこの威圧感は!」

じじい?「今のオレは25年前のオレだ。」

ゾーマ「まずい・・・逃げるぞ!」

じじい?「逃がすか。今ここでお前を殺す!オレの墓の生贄となれ!」

ゾーマ「くっ・・・ダークボール!」

じじい?「あたるか!」

ゾーマ「・・・ふっ」

じじい?「何?・・・はっ!」

・・・ダークボールがXに当たった!

じじい?「X!」

ゾーマ「ハハハッ!」

じじい?「くっ」



・・・魔王は行ってしまった



じじい「X!X!」

X「う・・・」

じじい「おお!生きとるのか!」

X「ああ、なんとかな・・・」

じじい「よかった・・・」

X「じじい・・・」

じじい「お前の墓のために金を使わないといけないのか思うと怖くて・・・」

X「そっちかよ・・・」

じじい「まあいい、せんべい食え。」

X「すまねえ」

じじい「X,一緒にあいつを倒しに行かんか?」

X「いいぜ。お前は命の恩人だからな。」

・・・Xが仲間になった!

じじい(せんべいあげたらついてきた・・・)

X「さあ、いくか。まずはどこへ?」

じじい「そうじゃの・・・まずは武器がほしいのう。」

じじい「あ、その前に、いい加減名前を教えてくれんかの?」

じじい(いちいちシフトキー押すのが面倒だからの・・・)

X「ああ、おれの名前はロクだ。」

じじい「よし、ロク、いくかの!」



じじい「早速じゃがどこで武器を手に入れられるかのう」

ロク「海を越えた先に俺の知り合いが武器屋をやってい・・・

じじい「却下じゃ、船はトラウマなのじゃ」

ロク「25年前は大丈夫だったじゃないか」

じじい「20年前にサントアンヌ号という船に乗っていた時に突然船が転覆したのじゃ」

ロク「なるほど・・・でもなんでそんな船に乗っていたんだ?」

じじい「軍にいた頃が懐かしくての・・・」

じじい「25年前の春わしたちは敗北したがその頃はまだ海が好きでだった・・・」

ロク「春だったっけ?」

じじい「むしろ25年前の夏に『?』に異変が起きたのじゃろう?」

ロク(そういやそうだった、危うく矛盾するところだった)

ロク「じゃあどうするんだ?」

じじい「そうじゃいっぱい武器を持っている奴から奪えば良いんじゃ!」

ロク「それはダメだろ」

じじい「この先にある橋の上に通る人の武器を取る男がいたはずじゃ、行くぞロク」

ロク「わかったもういいよ・・・でもせめて武器の代わりになるようなものを作れ」

じじい「よし、じゃあ痺れ薬を作って雑巾にしみこませよう」






武器男「この橋を通りたければ武器を渡せ」

じじい「むしろこちらに武器を渡せ」

武器男「ほう・・・いいだろう勝負してやる俺が負けたら武器を全部やる」

武器男「だがお前が負けたら命はないと思え!うりゃぁ!」

じじい「あたらなければどうという・・・

ロク「ひでぶ」

じじい「貴様ロクになんてことを・・・もう許さん、くらえ雑巾投げ!」

武器男「こんな攻撃きかんぞ、ってあれ?体がしびれてきた」

じじい「それにはアガサ博士もビックリのしびれ作用があるからのう」

武器男「弁慶のまねなんかするんじゃなかったぜ・・・」

こうしてじじいは武器を手に入れた手に入れた

しかしロクの治療費のため武器を売り借金もしたのであった

じじい「折角墓を建てられると思ったのに・・・




じ 「どうしよう、このままでは破産してしまうのじゃ~!!」

ロク「やっぱり自動販売機のおつり探しで10万以上稼ぐなんて無理なんだよ」

じ 「じゃあ、どうしろと?わしらにはコレしかないじゃろーが!!」

ロク「コレしかないなんて、オレたちどんだけダメ人間なんだよ。他にも山ほどあるだろが。」

じ 「例えば?」

ロク「例えば、そうだな~、やっぱ勇者らしくモンスターとか盗賊とかを倒して金をもらうってのはどうだ?」

じ 「年寄りに肉体労働させるつもりか、お前は!」

ロク「肉体労働って・・・、勇者が何言ってんだよ。さっきは戦って武器奪おうって言ってただろーが。」

じ 「おつり探しで腰がもうボロボロなんじゃよー!!年寄りにとってあの動きは最悪、しかもあのプラスチックをペラってめくって何も無いと
   
   いう現実と何度も直面して、精神的にもボロボロなんじゃ。」

じ 「しかも、やるなら高級ホテルなんかに行って金持ち襲って金奪うほうがよっぽど早い」

ロク(それ、もはや勇者じゃなくて、ただの強盗じゃん・・・)

じ 「そもそも、腰患った年寄りがモンスターやら盗賊やらに勝つということ自体が非現実的なのじゃ。

   そんな不安定な収入ではこの借金を返せるとも思えんしな。」

ロク「じゃあ、他にいい案があるのかよ」

じ 「う~ん・・・」

じ 「そうじゃ、思い出した!昔、ある洞窟の奥にものすごいお宝が眠っているという伝説を聞いたことがあるんじゃ。

   それを見つけて売れば借金を返せるし、墓を作る金も手に入る。よし、早速宝探しへ出発じゃー!!」

ロク(さっきのよりもっと非現実的な気がするが・・・)

こうしてじじいたちは、ものすごいお宝を探しに行ったのであった。

だが、じじいは忘れていた。腰を患っているということを・・・

道のりは険しい。






じじいたちはものすごいお宝を探しに行った。
  
ロク「その情報はいったいどこから」

じ「いや、武器男さんが言ってました。」

ぶ「ほんとすいませんでしたァ。いやァ、正直弁慶の真似したら強くなるんじゃないかと思

  ってたんですけど、やっぱ無理でした。ほんと調子のってすいませんでした。」

ロ「いや、こっちこそ気づかなくて済まない。ところでなんか忘れてない?」

ぶ「あ、そういえば勇者目指してるって聞いたんで、あのロクさんのために鎧もってきたん

  ですけど、なんかいわくつきのもんだそうで売ろうと思ったんですけど、これだけ売れ
  
  なかったんですよ。よかったら着ます。」

ロ(そんなこと言われたらだれも着ないだろ)

ロ「いや着ない

じ「わしが着る」

じじいは鎧を装備した。

ロ「そういえば宝の話はだれから聞いたんだ?」

ブ「オレが橋の上で武器をとってた時、オレが唯一武器を奪えた主婦のZさんが言ってまし  
  た。

  なんでもZさんのマンションのお隣の∀さんの夫がそれを探しに行くとかで家を出たま  
  まいなくなって半年間消息不明なんだそうです。

  その夫は世界で41番目にすごいケン、スーパーソードを作ったすごい人らしくて、け  
  どそ
  
  れで食っていけないからって転職して武器屋を経営してたんだけど順調になったとたん

  にテンジンで有名な島の支店が問題をおこして、あ、それが20年前です。それから会

  社が倒産してそれから借金返済の毎日で、奥さんともうまくいってなかったみたいでし

   ょっちゅう喧嘩してたみたいっす。」

ロ「く、詳しいな」

ブ「ハイ、ずっと世間話してたようなもんなんで」

ロ「そうだ、どうせならブキさんも一緒に宝を探さないか」

ブ「あ、オレ暇じゃないんで」



ロク「ま、細かいことはどうでもいいや。」

武器男「!!?」

ロク「あれ?ジジイ、どこいった?」

武器男「探してきます・・・」




武器男「ロクさん、書置きがありました。」

ロク「ん?」

書置き『ちょっとモジャール国のヤズヤへ武器を買いに行ってきます』

ロク「・・・金がないのにどうやって買うんだ?ま、行ってみるか。」

武器男(・・・まさか)




ここはモジャール国。ヤズヤモジュール店。

ジジイ「この鎧売ったらいくらになるかの?」

店員A「イラッシャイマセー!ヤズヤへヨウコソー!」

ジジイ「あ、間違えた。こいつじゃなかった。」

店員B「こちらの鎧、いわくつきですね。40万になります。」

・・・借金がなくなった!

ジジイ「じゃあ、残りの10万円で武器を売ってくれんか?」

店員B「10万円だとこちらの武器防具セットになります。」

ジジイ「何じゃそれ?」

店員B「こちらランダムで武器と防具がそろいます。」

ジジイ「おもしろいの。買おうか。」

・・・防具『カツラ』を手に入れた!

・・・武器『トイレのカッポン』を手に入れた!

ジジイ「ぼったくりじゃー!」

店員B「アリガトウゴザイマシター」






ジジイ「シクシク・・・周りの視線が痛い・・・」

武器男「見つけたぞ!ジジ・・・うおっ!」

ジジイ「何じゃ・・・」

武器男「あ!てめえ防具売りやがったな!あれは俺がロクさんにあげたものを・・・」

ジジイ「ウルシャー!」

・・・ジジイは麻痺雑巾を使った!

武器男「うわ!クソ!またかよ・・・」

・・・ジジイにも感電した!

・・・腰痛が治った!体力が5下がった!

ジジイ「これでもくらえ!」

・・・カッポン!

・・・武器男の顔にカッポンがはり付いた!

ジジイ「お、この竹刀、もらっとくかの。」





ロク「ジジイ~、どこだ~。」

ジジイ「お、ロクか。」

ロク「うわ!鎧はどうしたんだよ!」

ジジイ「聞いてくれよ。武器男の奴が『やっぱり俺のだ!』って言って奪ってったんじゃ・・・」

ロク「災難だったな。」

ジジイ「まったくじゃ。ところで、あのお触れは見たか?」

ロク「ん?何が?」

ジジイ「町中に貼られてあったんでパクッてみた。」

お触れ『勇者求む!最近現れたという魔王を倒してくれ。
勇者かどうか確認のためにこの国の周りにいるアークデーモンを倒したという証を持ってくること。』

ロク「アークデーモンて・・・」

ジジイ「これが勇者への最速の道じゃろう。」

ロク「いや、アークデーモンは無理だろう。」

ジジイ「この周りにはスライムもいるんでレベル上げしながら探してみたらいいじゃろ。」

ロク「ま、この国はでかいんですぐには遭わないだろう。」

ジジイ「レッツゴー!」





----モジャール国周辺、アルパカの森----

ジジイ「よし、まずはレベル上げじゃな。」

ガサガサッ

ロク「あ、早速きた。」

・・・アークデーモンが現れた。


じじい「先手必勝の痺れ雑巾じゃ、うりゃ」

アークデーモン「・・・」

ロク「効いてないみたいだぞ」

じじい「そんな馬鹿な・・・わしの痺れ雑巾が効かないじゃと・・・」

アークデーモン「グオオーーーー」

シュバッ

じじい「そんな攻撃当たらんわ!『若かりしあの日』じゃ!」

じじい「喰らえ竹刀攻撃」

ガキン

じじい「何!?わしのスピードに追いついたじゃと?」

ロク「そりゃ力は変わってないもん」

じじい「なんじゃ生きて居ったのか、てっきり吹っ飛んだかと」

ロク「俺だってたまにはよけるさ」

じじい「よし、じゃあ囮になってくれ。その間に新技でぶっ飛ばしてやろう」

ロク「ひどい・・・そんな役ばっかりじゃねぇか。仕方ないうりゃ~」

アークデーモン「グオオーーー」

ヒュン

ロク「あぶねぇ、よしチャンスだ!じじい!!」

じじい「くらえ!!必殺技ウィッグ・エフェクト」

アークデーモン「ウガーーー」

ロク「グハァ」

じじい「なんか巻き込んだけど多分軽症じゃろう。」

じじい「まぁアークデーモンも倒したしちょっと休もうかのう」





じじい「よし休んだことじゃしさっさとアークデーモンを持っていくかの」

じじい「これでついに勇者になれる・・・」

 ? 「そううまくいくかな?」

じじい「貴様はゾーマ!もう勇者になれるから邪魔でしかない、どっかいけ」

ゾーマ「そうはいかない。そのアーヤンは俺の腹心だ返してもらおう」

じじい「アーヤンって誰じゃ?」

ゾーマ「もちろんそのアークデーモンだ」

じじい「嫌じゃ!勇者になるんじゃーい。わしのスピードなら逃げ切れるもーん」

ゾーマ「そうか、なら仕方ない消し飛べ!!破壊光線!!!」

ロク「ふぅ・・・じじいのやろう次あったら・・・って危ないじじい!」バッ

チュドーン

ゾーマ(アーヤン巻き込んじまった。まぁ弱かったしいいか)

ゾーマ「ではさらばだ、はははっ」

じじい「アーヤンが蒸発してしまった・・・アーーーヤーーーン!!」

ロク「普通俺の心配が先だろ」

じじい「わしは・・・勇者になれない・・・」

ロク(ダメだこりゃ)




町人「あのー」

ロク「どうしたんだ?」

町人「さきほどはアークデーモンを倒していただきありがとうございます」

町人「それと、これからゾーマと戦うの大変でしょうから何かお礼をと」

じじい「墓を・・・わしの墓を作ってくれ・・・」

町人「宗教上の都合で土葬ですがいいですか?」

じじい「えっ?じゃあ遠慮しておきます・・・」

ロク「職業はなにやってるんだ?」

町人「服のチェーン店やってます、名前は」

ロク「どうせ『うにくろ』とかちょっともじって出すんだろ?」

町人「いえ『しまむら』です」

ロク(なん・・・だと?)

じじい「それなら余った布をくれんかの?雑巾にするから」

町人「良いですよ、他の店舗でももらえるようにしておきましょうか?」

じじい「たのむ」



こうしてじじい達は雑巾を手に入れたのであった



じじいクエスト:中編へ続く

小説始めました。

2010年02月09日 15時55分12秒 | 小説
ルーイです。

このブログが始まって早1ヶ月。

書くことが無くなってきました(汗)

で、終わらせるのも何なのでリレー小説を始めたいと思います。

順番はルーイ・ジミー・ふにゃり・ライの順で、不定期更新です。

いつ終わるかもしれないこのブログ、楽しんでいってください。

踊る荒熊

2010年02月09日 15時03分31秒 | ジミーMK-Ⅱ
いきなりですが石塚運昇という声優を知っていますか?

「ポケモン」のオーキド博士の声優をされている方です

wikipediaで見ましたが色々な役をやってますね

アニメの有名どころでは
遊☆戯☆王(海馬剛三郎)
名探偵コナンシリーズ(中森銀三)
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード(ボス)
機動戦士ガンダム00(セルゲイ・スミルノフ、監視者)
金色のガッシュベル!!(グスタフ)
頭文字D(藤原文太)

他にも
ゲームでは大乱闘スマッシュブラザーズX(メタグロス)

吹き替えでは
CSI:マイアミ (ホレイショ・ケイン)
TAXiシリーズ(ダニエル)
シュレック2・3(チャーミング王子)


主観も入っているけどこんな感じでしょうか


ちなみに『おはスタ』のコーナーでサンバに合わせて踊ったこともあるそうです

この声で踊っちゃダメだろ