◇星野源とは。。◇
今、日本人なら誰もが知ってる人と云えば<星野源>。
ミュージシャンに俳優もやり、文筆もやる。
顔はオタク系で、何を考えてるか、、少々分かりずらい表情。
二年前、「逃げ恥」で大ブレイク。
その年の紅白では、その黄色いオーラで会場を支配し、
TV前の全国の人の心を春爛漫にした。
一番旬な人、、と思っていた。
美形で長身、爽やか~~とは対極にいるのに・・・
こんなオーラビンビンの星野源と
以前観た映画の冴えない顔の俳優が同じ?!と知った。。
正直、ショックだった。
なにがなんだか・・・の血がドバドバピーーーの園子温監督『地獄でなぜ悪い』
どう見ても女子にスルーされ、目のちっさいモテない35歳の男。
そんな男が強烈に人を好きになる、市井昌秀監督『箱入り息子の恋』
なんと!
役者/星野源が、出ずっぱりの映画たち。
よくまぁ こんな顔の俳優を見つけたもんだ。。という失礼千万な言葉が浮かんだ。
初めチョロチョロ 中パッパッ クライマックスはドバドバゲーーーの物凄い演技。
頭の中の回路が切れてないと、出来ないほど迫力があった。
頭に日本刀が刺さった星野源、、
一目ぼれの女の子と初チョメチョメで、思い切りブリーフ姿で逃げ回る星野源。
どの映画も最初は影の薄い感じなのに、
最後は盛大にぶっちぎりの可笑しい存在になる星野源。
コ、コ、コイツが「逃げ恥」の星野源とは…
そして
本屋で見つけたエッセイ「そして生活はつづく」を手に取っていた。
星野源の秘部を知りたくて。。。。
◇平熱のハート・ロッカー!!! ◇
「そして生活はつづく」の出だしは…チョット
だが読み進めると、
徐々にじわじわと<素の星野源>が現れてきた。
身体に鞭打って、情熱のままガシガシと働いてる彼。
たとえ倒れようが、関係ない。。という高熱のベクトル。
それが<とてつもない虚無感>に壊されそうになる。
やりたい事をやってるのに、楽しくない、、
そのことに悶々とし、分からないまま、遂に身体を壊してしまう。
その正体は
自分に気が寄る。。。。。
自分を思い過ぎることだと云う。
あまりにも的を得た言葉にビックリ、、
私もそうだが、
多くの悩める人もココに気が付かない。
自分の好きな事、言いたいことばかりに心がイッてしまうと、
物凄い勢いで空回りし始める。
こんなはずじゃない・・・と何度も失敗を考える負のサイクルに堕ちていく。
星野源の言霊は
『実は 自分を思うことが自分を滅ぼすことなんですな。。
人を思うことが 本当は自分を思うことなんです』
◇そして生活はつづく。。◇
彼は生活がキライ。。だった。
それは風呂掃除や洗濯に、食生活に気を配ること。
面倒力の方が勝ち、いつも仕事と自分の事を優先。
そうこうすると仕事を頑張ってるのに、ちっとも楽しくなんかない。
生活をおろそかにするツケは、精神面に表れ身体も壊した。
星野源の言霊は
『生活を置いてきぼりにすることは
もう一人の自分を置いてきぼりにすることと同じだった
毎日の地味な部分をしっかり見つめる
その中に面白さを見出すことが出来れば
楽しい上にちゃんと生活出来るはずだ・・・』
ホントに耳の痛い所ばかりを突いてくる。。。
想定外の骨太で、血が血管がドクドク流れてる感じの本。
なかなかのエロエロ話、ウンチにまつわる数々の武勇伝、
自分を解放してくれた芝居、身体を壊すほどした仕事のこと。
これらが全部星野源の秘部だった。
そして
ワタシが一番驚かされたのは、大好きな祖父の死について。
『しっかり生きた人の死に触れるということは
こんなにも元気づけられるものなのか。。
私は おじいちゃんの足に足袋を履かせながら とても感心したのだ』
読み終わった時の気持ち良さは、どの作家より極上だった。。。。
**返信デス🎵**
陸 海さんへ
ごめんなさい。。
原村さんへ
イイ映画です
チャンスがあれば是非観て🎵
希さんへ
猫の下僕で上等です!
不思議なものをくれるのが猫ですから。。
みなさんコメントありがとうございます(*'ω'*)
感謝!感謝!
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星野源さん。。。
このお話を拝見し思うところ満載..
自分の日々の生活を振り返り..
反省しました
毎日毎日の日々を大切に生きていこうと
新年早々 気持ちを新たにいたしました
今年もどうぞよろしくお願いいたします