全国に誇る群馬の「クリエイターファクトリー」@無鄰館（桐生市）

びむりーです。


「説明するのが難しいんですよ」
というオーナーの一言から取材が始まりました。

「クリエイターに部屋を貸してそこで何かを制作する、というのが基本なんですけど、そもそもクリエイターという言葉が誤解されているように思います」

「クリエイターというと、絵やアート作品などを作る芸術家というイメージがありませんか？ でもそもそもの意味は<何かを創造している人>なわけで、芸術作品に限らなくてもいいんですよ。だから、私としては、例えば大学の研究室に使ってもらって論文を書くのでもいいし、何かの実験をしてもらってもいいですね」

なるほど、何かを創ることであればいいのですね。

「そうそう。でも世間の認識が<クリエイター＝芸術家>だから、これまで部屋を貸した人はみな芸術関係でしたけど（笑）」






「無鄰館」が開館されて15年。
全国的にも注目されている形態で、国や他県の機関からの視察も多いとのこと。
数々のクリエイターがここで制作をし、展示をし、そしてさらなる活躍を期して巣立っていきました。
1841年（天保12）創業の「北川織物」の一角に残存する歴史的建物である「無鄰館」での制作、展示会が独特の雰囲気のうちに行われるであろうことは想像に難くありません。
そのような場所があることを嬉しく思いつつ、作っていただいたオーナーさんに感謝いたします。




月に一度のジャズライヴも開催。


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