びむりーです。
高崎駅西口より徒歩8分ほどの中央銀座商店街にある「天華堂書店」さんでの取材の一コマ。
-- 天華堂さんは岩波書店系の本が揃っていますよね。
「たくさんあるでしょ。下手な大きな書店よりもあると思いますよ」
-- 青、赤、緑、、、棚を見ているだけでワクワクしますね。本好きにはたまらないです。
「棚一面岩波系の本があるでしょ。岩波文庫をはじめ、岩波現代文庫、岩波新書、岩波ブックレットとありますね」
-- ここまで岩波系が充実している本屋さんはそれほどないですよね。
「うちは昔から置いているんですよ」
「天華堂書店」さんはいわゆる“町の本屋さん”ですが、岩波書店系の本の充実度は大型店にも負けない規模で目を見張るものがあります。
特に岩波文庫。
岩波文庫とは、
「1927(昭和2)年、「万人の必読すべき真に古典的価値ある書」を低価格で広く普及することを意図して発刊」
された文庫本です。
(岩波書店HPより。http://www.iwanami.co.jp/shoseki/bunko.html)
現在でも毎月(古典でありながら)新刊が発行され続けています。
収録されている本のいくつかを。
「万葉集」「古事記」「源氏物語」「徒然草」などの日本の古典。
「ソクラテスの弁明 クリトン」「国富論」「社会契約論」などの西洋の古典。
「支那通史」「春秋左氏伝」「史記世家」などの中国の古典。
「こころ」「破戒」「萩原朔太郎詩集」などの日本近代文学。
岩波文庫の不思議さであり魅力は、歳をとるごとにその輝きが増すということ。
正直若い頃にはそれほど魅力を感じなかった(その価値に気づけなかった)「古典」と呼ばれるものに歳をとるごとに吸い寄せられていくのに驚きつつ、その受け皿として岩波文庫があることにほっとします。ありがたさを感じずにはいられません。
ありがとう、岩波文庫!
そしてありがとう、天華堂書店さん!
個人的なオススメは『摘録 断腸亭日乗(上・下)』(永井荷風著)。
太平洋戦争中、そんなことに関心をしめさず毎日のようにカフェーに通っていた老作家の日常です。
もう一つ。『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著)。
井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことを おもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことは あくまでゆかいに」という言葉にこれほどピッタリはまる作品はなかなかありません。戦中の日本において若者に向けて書かれた書。
群馬県関連の郷土本も充実しています。
復古本なども置かれてて思わぬ出会いがあるかも。
★読書の秋には「天華堂書店」さんへいってみるといいですよ、ほんとに★
天華堂書店 - ぐんラボ!
本屋さんの情報も充実☆
いつもありがとうございます
ついでにポチッと▼
高崎駅西口より徒歩8分ほどの中央銀座商店街にある「天華堂書店」さんでの取材の一コマ。
-- 天華堂さんは岩波書店系の本が揃っていますよね。
「たくさんあるでしょ。下手な大きな書店よりもあると思いますよ」
-- 青、赤、緑、、、棚を見ているだけでワクワクしますね。本好きにはたまらないです。
「棚一面岩波系の本があるでしょ。岩波文庫をはじめ、岩波現代文庫、岩波新書、岩波ブックレットとありますね」
-- ここまで岩波系が充実している本屋さんはそれほどないですよね。
「うちは昔から置いているんですよ」
「天華堂書店」さんはいわゆる“町の本屋さん”ですが、岩波書店系の本の充実度は大型店にも負けない規模で目を見張るものがあります。
特に岩波文庫。
岩波文庫とは、
「1927(昭和2)年、「万人の必読すべき真に古典的価値ある書」を低価格で広く普及することを意図して発刊」
された文庫本です。
(岩波書店HPより。http://www.iwanami.co.jp/shoseki/bunko.html)
現在でも毎月(古典でありながら)新刊が発行され続けています。
収録されている本のいくつかを。
「万葉集」「古事記」「源氏物語」「徒然草」などの日本の古典。
「ソクラテスの弁明 クリトン」「国富論」「社会契約論」などの西洋の古典。
「支那通史」「春秋左氏伝」「史記世家」などの中国の古典。
「こころ」「破戒」「萩原朔太郎詩集」などの日本近代文学。
岩波文庫の不思議さであり魅力は、歳をとるごとにその輝きが増すということ。
正直若い頃にはそれほど魅力を感じなかった(その価値に気づけなかった)「古典」と呼ばれるものに歳をとるごとに吸い寄せられていくのに驚きつつ、その受け皿として岩波文庫があることにほっとします。ありがたさを感じずにはいられません。
ありがとう、岩波文庫!
そしてありがとう、天華堂書店さん!
個人的なオススメは『摘録 断腸亭日乗(上・下)』(永井荷風著)。
太平洋戦争中、そんなことに関心をしめさず毎日のようにカフェーに通っていた老作家の日常です。
もう一つ。『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著)。
井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことを おもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことは あくまでゆかいに」という言葉にこれほどピッタリはまる作品はなかなかありません。戦中の日本において若者に向けて書かれた書。
群馬県関連の郷土本も充実しています。
復古本なども置かれてて思わぬ出会いがあるかも。
★読書の秋には「天華堂書店」さんへいってみるといいですよ、ほんとに★
天華堂書店 - ぐんラボ!
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いつもありがとうございます
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