
みなさんこんにちは、埼玉県さいたま市の特定行政書士、田中太志です(当事務所のホームページはこちら)。時が経つのは早いもので、今年も3月に入りました。私は例年、軽度の花粉症が出ているのですが、先日ノーマスクで30分くらい散歩をしたところ、鼻呼吸が不可能になるほど大量の鼻水が出ました。テレビニュースでは「花粉が極めて多い」と言っていました。「もうこの時期にノーマスクで外を歩くのはやめよう」と強く思いましたね。
みなさんにおかれましては、花粉症のほうは大丈夫でしょうか。例年軽度の私が30分歩いただけでこの有様ですから、重度の人は想像を絶する事態になっているのではないかと心配です。
ところで、今年の宅建士試験まで7か月強となったわけですが、宅建士の参考書業界に新たな、注目すべき書籍が参入しました。YouTubeで、飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びているTokyo Joe先生のテキストと、宅建受験生なら知らない人はいないであろう棚田先生の過去問題集です。私がお二人のYouTubeで情報を得た限りでは、どちらもかなり質が高そうで、業界にひと波乱起きそうな予感がしています。
Tokyo Joe先生のYouTube講義は、2024年版を全て視聴しましたが、非常に分かりやすかったです。先生によれば、あまりにも講義が理解できるので楽しくなって、“勉強中毒”になる人が続出しているみたいです。私にもその気持ちはよく分かります。
Tokyo Joe先生は、「まず民法を勉強するべきだ」、「民法は半分得点できればいいと言う人もいるが、それじゃ足りない」と主張しています。一方、棚田先生は「まず宅建業法を勉強するべきだ」、「民法は半分取れればいい」と主張しています。そこが2人の大きく異なる点です。
Tokyo Joe先生はその理由として、「宅建業法を理解するには民法の知識が必要だから」、「民法が半分でいいとなると、宅建業法で20点中18点取らなければならない。2問しか間違えられないのは厳しすぎる」と述べています。他方、棚田先生は「民法は難しいので、初学者は挫折する可能性が高い。簡単な分野からやったほうがいい」、「民法は一番難しいので得点が安定しない。宅建業法は点が取りやすいのでここで稼いだ方がいい」と説明しています。
個人的には、どちらの言うことにも一理あると思います。私は2人の真ん中らへんのことを考えていて、それは「まずは宅建業法から始めて、民法は14点中10点を目指す」というものです。宅建業法に必要な民法の知識は多くないので、宅建業法から始めてもいいと思います。最近の宅建試験は難化しているので、民法が7点だと厳しいです。10点は必要だと思います。
ちなみに、宅建試験についての私の考えは、noteのほうに詳しく書いてあります。文字数は1万5,400字くらいあります。もしお気が向いたらご購入ください。
昨日、行政書士に合格する方法などについて書いた記事もアップしました。これは2万8,300字くらいあります。去年の記事を全面的にリライトしたものです。これも、もしよければご購入ください。知識ゼロで、貧しくても、今から勉強を始めて行政書士に合格することは十分に可能です。