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犬語頑張ろう

2010年01月03日 20時07分26秒 | 呟き・慨嘆・ゆきへ・他
現代のイヌに取って。。。
どこまで狼時代の習性が
残って居るのだろう。

社会性の無い子が
多くなったと言われ久しい。
ヒト側から見るとそれが
無いと映るのは、4本脚
同士の挨拶の仕方や相手が
自分はあなたに敵意を
持ってませんから、といった
サインを出したり、又、
自らを落ち着かせ様として
居るのを全く無視し、唯々
恐怖に戦くか逆に、恐ろしい
攻撃を仕掛ける子等。。。
その相手が攻撃しないと
言って居るのにも拘わらず。。。

こういうのをきっと人間達は
「社会性が育たなかった」
と言って居る気がする。

ゆきを見て居ると頻繁に
そのシグナル、サインを
無意識に出して居るのが判る。
これは飼い主に向かっても
相当頻回に出す。

時々、わざと出させる方向に
し向ける。
真っ正面から睨んでみたり
無視をしてみたり。。。
全く酷い飼い主だと自分でも
思う。

期待に応えて面白い様に
ゆきは反応を示す。
滅多にしない瞬き、欠伸をし
自ら位置を移動し飼い主の横に
体を擦る付ける様に座る。

これはもう備わった習性だと
するならば、先の社会性の
無い、と言われる子等は習性
そのものが欠如してしまった
という事なのか?
それともそういった原始的とも
言えるモノは失っては居らず、
環境に因り、目覚めて居ない
だけか?

ヒトの中でゆきは、備わった
言葉;シグナル、サイン;の
他にヒトから学んだサインも
習得して来た。
それらは100%野生の群れの
中では無い事であろう。

イヌとヒトの歴史の中で、
恐らくイヌはヒトの仕草や
行動と言葉の響きを組み合わせ、
どうすれば良いのか、何をした
なら自分に取って居心地が
良いか。。。
穏和な中で争い無く暮らせるか
学んでも来たのか。。。

詰まるところ、ゆきはDNAに組み
込まれた「言葉」と後天的に
擦り込まれた「言葉」を両方駆使
しつつ、ヒト社会にても順応して
居るのであろうか。。。

イヌ、というのは不思議で賢い。

最近、ゆきには「負の強化」が
現れ始めた。これが彼女のストレス
になるのであれば取り除くべく
引っ張っていかなければ、と思うも
それがストレスであるのか否かも
判らない。

現代のイヌは本当に大変だ。
ヒトの言葉(サイン)ももっと覚え
なければいけない。
それも感覚で。。。
生活の中で恐らくそれ等はごく
自然に体に入るものであろうが。。。

本当ならなるべく自分がゆきに
寄って行きたかった。

「ヒトの言語」を覚える前に、
こちらから「イヌの言語」を
駆使してあげるのだ。。。

何故、そうしなかったのだろうか。
出来なかったからかも解らない。
学んでも所詮、姿形がここまで
相違する、4本脚と2本足では、
ゆき語を使っても解って貰えない
と諦めて居たのかも知れない。

もっと色々と勉強し、ゆきを
迎えるべきだった。
「イヌとヒトの確実な線引き」
が必要不可欠と意識し過ぎて
生活して来た後悔が大いに有る。

飼い主がゆき語を使いつつ、
更に彼女の上に立っても
然るべきヒトとしてのヒト語
を用い、もっと快適に暮らして
欲しい。

少し遅いかも解らないが、徐々に
ゆきに近付こうと思う。
今からだけれど。

しかし。。。所詮、人間。。。
難しいものだ。