のこの日
の続き。。。
ずっとカートに乗ったままでは
気の毒に思うも
中々適当な場所が見付からず。
時折、寄って居た、
道路沿いに2台程車が
止められる駐車場が在り
その裏手に
意を決し
一軒家が建って居る、
此処の奥へ
入ってみる事に。
竹や雑草で
覆われ不気味な様相を
見せて居るが
曇ったガラスからは家の中に
誰か住んで居るのでは、
と思われる様々な道具が
透けて見えて居た。
道路側はキッチンらしいが
鍋やザル等が重ねられて居る。
しかしそれも注意をして
見なければ解らない。
そもそも、
此処に一軒家が在る事自体、
気付かない通行人は
多そうだ。
いつもはこの駐車場だけに
留まるが
ずっとカートに乗って貰って居た
詫びの気持ちも有り
その不気味な家屋とドブの間を
この日は先まで進んだ。
薄暗い中、かなり恐怖を
覚え、行き止まりまで行き
直ぐにUターンをする。
ゆきはこういった荒廃した場所が
好きだ。
廃墟の様な家屋隣は
荒れ果てた畑になって居る。
この場所に執着を見せるゆき。
今にも上ろうとする。
後肢がジャンプの準備を
して居た。
上る事を諦め、
執拗に匂いを嗅ぐ。
飼主、覗くも特に
何も無かったが。。。
奥を撮影した画像の様
に見えるが
これは道路に向けたモノ。
実際にはもっと明るく
道路自体も良く見えた。
カートは駐車場横に
止めてある。
ゆきはこの場所を
気に入ったらしい。
又、連れて来たいが
暗い内は勘弁な場所だ。
明るい、昼間に
又来よう。