ものづくりが好きな私だが、作ったもので一番大きいものは小型ヨットだった。
子ともが小さいころ、家族でカナディアンカヌーかヨットに乗りをしたいと思っていたが、ある方から、自作ならヨットの方が安全だよと言われて、そちらを選んだ経緯がある。
この自作ヨットはミラー級と言って、小型のディンギークラス(大型のクルーザーではない)であり、世界でも愛好者は多くキットはイギリスで販売していた。
材料は耐水性のベニヤ板が主で、針金で縫うように留めたり、グラスファイバーを貼って強度を持たせるものだ。
代理店を通じて購入したが、数ヶ月たって畳3~4枚を重ねたくらいの量の荷物が届いた。
梱包を開くと、耐水性のベニヤ板が数十パーツにカットされている。
それを説明書の手順にそって作り上げるのだが、合間を見つけての作業だったので4ヶ月くらいかかった。
山梨県の本栖湖で小さな進水式を行った。
赤い帆に私の登録ナンバーを付けての自作ヨットは、富士山を背景によく映えていた。
当時の車はシビックで(今も同じ)車体からはみ出るくらいの大きさのヨットを、車の屋根に付けてあちこち走ったもんだ。
また、友人とミラークラスの全日本レースに出場し2位になったこともある。
しかし、5~6年くらいすると、女房も子どもも見向きもしなくなり、私の描いていた家族でヨットと言うイメージとは段々かけ離れ、置場の関係からも思い切って後輩に譲り渡した
(酒2本と交換)
今頃は山中湖のどこかに転がっているかも知れない。
アクセスの御礼
フラダンサーまりさん:「写真が小さくてどこにいらっしゃるのかわかりません。もし可能ならアップのもお願いします。切ない表情のとか」のコメントをいただきましたが、ブログに顔写真を出すと誰だかわかっちゃうので、何も書けなくなります。その辺をご理解を。スミマセン。姉にアドレスを聞いて、個人的にお送りします。
顔がわからない写真を探すのも大変なんです。
頑張りましたね さん:団塊の世代はいつまで経っても、競争意識があるのでしょうね。自分でも嫌な性格だと思っています。
富んたさん:腰痛を早く治して、土曜日には長時間、画面と戦ってください。勝利の女神あれ。