私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

児童養護施設の子どもたちと運動会

2025年02月05日 | 自分のブログ

そう、15年くらい前はある福祉関係の団体の役員を仰せつかっていました。昨日、過去の写真データーを整理していたら、「児童養護施設」の子どもたちとの運動会に参加してる画像がありました。

1935年に建てられた築90年余の木造校舎、栃木県塩谷郡塩谷町の里地に建つ廃校になった建物を利用して宿泊施設などもできる旧学校です。

大型バスで子どもたちやボランティアさんと廃校を利用した施設に向かいました。

この旧学校で毎年、夏の運動会をしていました。(現在は中止しているようです)

私は60歳定年後、ある福祉団体の役員(実質上はトップ)でしたが、いろいろな福祉関係の仕事をさせていただきました。

その一つに、養護児童施設にも係わっていましたが、それは平成21年の夏(16年前)の運動会の参加です。

ご存じのとおり、児童養護施設は、保護者のいない児童(中略) 虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設です。

このような子どもたちを地域のボランティアさんたちが温かく見守り、時にはいろいろなお手伝いをしています。前述したように虐待や身寄りのない子どもたちを養護(お世話)している施設で、子どもたちは公立の小中学校に通っています。

楽しい運動会でしたね。子どもたちもボランティアもそれぞれが真剣になって綱引きしています。

炎天下の中、子どもたちと一緒に競技に参加し、腹から笑い励ましたり応援したりしています。

木陰にブルーシートを敷いてお弁当です。

別に特殊な場面はありません。ただ訳け合って身寄りのない子どもたちとの運動会なのです。

この子の名前は忘れましたが、ず~っと私の膝の中にいました。

父親が恋しいのか?それとも、このように抱かれていることに安堵感があるのか?

特別なことをしている訳ではありません。一緒に楽しんでいるだけです。このお子はバスを乗る時も手を放しません。私に顔を見上げてはニコニコと笑っているだけです。

この子は今どうしているのかなぁ~?

この児童養護施設はキリスト教関係ですので、里子として海外に移った方々が現地で成功して、帰国の際には良く訪れるとのことでした。

学者・教授・経営者・政治家などになっている方もいて、信のボランティア精神が身についているのでしょう。

私ごとながら、今まで食べるのに困ったこともありませんし、親や祖父母の愛情はいつも受けて来ましたので、この子どもたちを思い出すと強く生きれよ!と言いたくもなります。きっと、この境遇をバネにして生きてくれることでしょう。

私にハッスル賞をいただきました。「あなたの衰えを知らないパワーはここ…見習いたい!」と。当時からそう見られていたのですかね?恥ずかしい!

時代も多様化しいて、いろいろなところに歪が出ています。こうして自然な気持で少しでも余裕があればボランティアに参加することも良いかと思います。

自分の周りだけ幸せなら良いのではなく、見回すといろいろなところで、援助が必要な子どもたちがいます。少しでも良いので手を差し伸べることも必要なのでしょう。

繰り返しになりますが、児童養護施設は保護者のいない児童(中略) 虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設です。

そのようなお子さんも身近にいることだけでも、ご理解いただければと思います。

 

yuki76


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