
金原ひとみ、マザーズ読了。
タビ子の昼寝の合間を縫って、一気に読みました。
今、私がこのタイミングで読むべき本だったなぁと思います。
子どもを産むことで手に入れたものと失ったもの。子どもを産めば埋められると思っていたのに叶わないこと。もしも子どもがいなかったらと願う瞬間と本当にいなくなったことを想像したたきの身を切られるような思い。
そんなものが共感というよりリアルに迫って来ました。
読み終わった後、なんだかぼーっとしてしまい、ただただタビ子を抱きしめるだけでした。
子どもがいる、お父さんに読んで欲しい。でも、自分の家は違うと思う人ほど気づけないのだと思います。