ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』

2005-10-21 19:06:30 | みたもの・きいたもの・よんだもの
昨日、久々に恋愛小説を読んだ。
ちょっと前に書評などで話題になって読みたいと思っていた本だ。資料を探しに行ったブックオフで偶然見つけることができた。
ふざけたペンネームとは裏腹に素直でわかりやすい恋愛小説。読みやすくてあっという間に読めてしまった。
19歳のオレと39歳のユリの話。一瞬えっと思うような年の差カップル。しかもユリは結婚してる。
設定は突飛だけど、年の差とかではなくて、人を好きになるときの気持ちや恋が終わるときの感じが丁寧に描かれてて、確かに切ない話だった。
ありえない状況の方が人を好きになることがより純粋で意識的に思えてくる。条件で恋愛ってできると思うから。
好きな人が自分を必要としてないのがわかってしまう切なさ。
会いたいのに会えない切なさ。
幸せがずっと続かないことがわかる切なさ。
体が近づくから好きになるのか好きだから近づきたいのか。わからなくなる切なさ。
かつて自分が通って来たことのあるいろんな気持ちを感じられた。
ありがちと言えばありがちな話なんだけど。
それが恋でも愛でも情でも執着でも。
誰かと強く繋がって、それが離れてしまうことはとてもつらい。
そんな当たり前のことを、ふと思った。

DMができた!

2005-10-20 23:56:37 | 芝居づくりのこと
DMの印刷があがり、印刷会社から送られてきた。
今回もフルカラーのかなりいい感じのDMだ。
これから宛名ラベル貼りなどの作業をして、来週中にはみなさまのお手元に届くと思う。
ぜひ楽しみに待っていて欲しいです。

ところで。
あおきりは、旗揚げしてからずっとハガキで公演のご案内をしている。
封筒で送ってくる劇団も多いが、やはり、封筒は開けずに捨ててしまう人も多いのだろう。
自分のことを考えてみても、ただ封を開けるだけのことがなんとなくおっくうになって、せっかくもらった案内をしばらく開けずにいることもたまにはある。
最近、透明の封筒にチラシを入れて送ってくる劇団が増えたのはそのせいも大きいだろう。
透明でない封筒に入れて送ってくる劇団も、開けてもらうために様々な工夫をしているようだ。カラフルな封筒を使ってみたり、封筒の外に公演情報を載せたり…

ハガキで送っているあおきりに開けてもらうための工夫をする苦労はない。
が、実はあおきりのハガキには、多くの情報をいかに見やすくするか、というところで、いろいろな工夫がされているのだ。

そんなところにも注目しながら今回のDMを見ていただけると、嬉しく思う。

飲むヨーグルト祭!

2005-10-19 19:41:33 | 美味しいもの
飲むヨーグルトがよく話題に上る今日この頃。
家に帰ったら母親が1リットル紙パック入り飲むヨーグルトを4本も買ってきていた。
普段あまり行かないスーパーで安売りしてたそうな。電車で重いのに4本頑張って持って帰って来たらしい。4本も並ぶと結構迫力がある。母の豪快さに拍手を捧げたい。
おかげで、しばらくうちでは飲むヨーグルト飲み放題になりそうだ。

最近、食べ物や飲み物のことを良く書いている気がするが、稽古が続くと、それが一番の楽しみになってしまう。
ま、つまりは稽古が佳境に入って来た、ってことなのかな、

ちなみにDMが印刷屋から届いた。明日、手元に届くより1足お先にここで紹介するつもり。どうぞおたのしみに☆


ふと

2005-10-18 16:10:14 | 日々のできごと
今日、ちょっと用事があって税務署へ行った。帰り道、ふと廊下にある自販機を見てみたら、カップのコーヒーやジュースが60円…。

なんでなんだろう?差額は誰が負担してるんだろう?
別に税金をそんなところに使って!とか目くじら立てるつもりはないけど。お客さんも飲むんだろうしね。
でもふと気になった。
そして私もその恩恵に預かりましたとさ。

見慣れないもの

2005-10-17 23:32:43 | みたもの・きいたもの・よんだもの
見慣れないものは、理解するのに時間がかかる。
慣れてないのだから当たり前なのだが。

最近、というか少し前に友人が貸してくれた漫画、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。
一気に10巻まで借りたのだが、なかなか先に進めないでいる。
ガンダム世代のはしくれの私だが、記憶の中にあるガンダムは、始めと終わりの歌。
そして「アムロ行きます!!」ぐらい。
読んでみると、アムロが思春期真っ只中で、かなりわがままで嫌なヤツだった。

進まない理由は、単純に絵のせい。戦闘シーンで、戦艦やモビルスーツの動きを理解するのに時間がかかるのだ。
もともと空間認識能力とか図形認識能力が低いほうなのは確か。
でも、単純に慣れていないせいも大きい。
私が普段好んで読む漫画は、どちらかといえば、心理描写に重きが置かれているいわゆる少女漫画系。
そういえば、この本を貸してくれた人に『ハチミツとクローバー』を読ませたらやっぱり読みにくそうだった。

あおきりでも花村広大が『NANA』を役作りの為に読み始めたが、登場人物の心理状態が理解できないとかで読むのをやめてしまったそう。

自分は割と順応性のある人間だと思っていたのに…。自分の思い込みだったのか?
悔しいから、もう少し読んでみよう。
人間関係とかストーリーは面白いんだけど。いや、ほんとに。