気になる言葉

久々にかなりべたな標語を見つけた。
今日稽古でお借りした、熱田生涯学習センターにて。いつもより１時間早いだけで、すごく早く稽古が終わったように感じる。
今日はかのめが初立ち稽古。山中との絡みが面白い。今回も演出助手の松井が、最近の稽古で試していることを早速取り入れていた。
配役が決まった新人くんたちも、立っていた。出番の多少はあったとしても、役に大小はない。同じ板の上に乗ってるんだもん。立場は一緒だよ、と思う。勝ち取った自分の役を、大切にして欲しい。
なんて、偉そうに言ってみてもやっぱりいろんなことがよくまだわからない。
そして、これからのスケジュールを考えると…末恐ろしいような。
そんなときは自分に言い聞かせる。ひとつひとつ片付けていこうよ。…あおきりの旗揚げのときの台詞。ベルさんに、私は今も慰められてます。

時計台の下で待ってます

愉快のブログに対抗して、時計台の写真。
と言っても、私が撮ったのではなく、出張で札幌に行った友人から送られて来たもの。今週は沖縄出張だそうな。羨ましい限りだが、仕事だけして観光はほとんどできないらしいので、まあそれも虚しいかなと思ったり。
北海道には学生の頃、いちどだけ行ったことがある。道南ワイド周遊券で、電車を乗り継ぎ乗り継いで、女ふたり貧乏旅行。１週間に日程で実質は２泊３日しかなかったけど、サッポロのビール工場でビールソフトクリーム食べたり、ミーハーに黒板五郎のログハウスとか見たり、函館の夜景と朝市は押さえたし、テンコ盛りに充実した旅だった。
携帯なんてほとんど普及してなかったので、当時付き合ってた人に、移動したり乗り換えたりしたらポケベルで地名とケツバンだけ送ったりしてた。
「サッポロ　４２」
とか
「アオモリ　４２」
とか。

ポケベルには他にも切ない思い出や嬉しい思い出がいっぱい詰まっているのだが、今の私がベルを持ってもあそこまでは活用しないだろう。テレカと公衆電話が手放せなかったあのコミュニケーションツールを使う想像力は、あの世代ならではなんだろうなぁ。
頑張って手に入れた片思いの人との連番、もう忘れてしまった。

お願いしますっ！！

久々に電車で出掛けたら、駅で市議会選のお願いコールに出くわした。
駅のエスカレーター前に２組、改札前に２組。降りた駅でも２組。ひたすら名前を連呼し、握手を求め、お願いしますの一点張り。どうもうちの市議会は１人しか落選しない、ある意味激戦区らしく、気が抜けないといったところか。
もちろん選挙には行くけど、お願いしますと言われるのにはかなりうんざり。ただ正直なところ、市議に市政を語られたところで、なかなか判断の基準にはならないが。市議は地元に密着しているだけに、知人からの紹介がよりものを言うようだ。うちの母を見ていると、何人もの候補から重複してお願いをされているよう。そういうある意味浮動票を得る為の、お願いしますコールなんだろうか。
そういえばこないだ、選挙カーの後ろをうるさいなぁと思いながら走っていたら、突然鳴り止んだ。時計を見たら８時。公職選挙法か？と思ったが、何も言わない選挙カーは、やや情けなかった。

折り曲げてできた皺

稽古休み。

友人、明日香がでている『北斎とお栄』を観に、鶴舞の高架下、ＫＤハポンへ。素晴らしかった。


多少ネタバレありんす。


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以前、しおこんぶさんに名古屋で一番いいと思う役者をうかがったら、スーパー一座の原さんとの答をいただいたことがある。それからずっと機会がなく、今日やっと拝見することができた。
素敵だ。ダンディだ。すごく雰囲気のある役者さんだ。
その佇まいに、長年の役者人生を感じるくらい。
スーツの、帽子の眼鏡の着こなしが、さまになっている。
もともと夕沈さんは好きなので、ふたりのやりとりが、とてもよかった。
その二人とハポンの雰囲気を活かした美術、知久さんの音楽、映像のすべてが空間全体を異世界へと変えて行って、非日常に連れて行ってくれる。芝居の醍醐味だと思った。
そんな非日常が、舞台の奥が開くと外に繋がっていて、実際に道路で車や人が行きかうのが見える。そんな中、力士が四股を踏みながら去っていく様子がシュールで最高に面白く、日常と舞台との境界の曖昧さも感じられたりして。
まだあと残り何ステージかあるみたいで、追加公演も決まったらしいので、お暇だったら是非。

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終演後、みどりちゃんと受付の打ち合わせ。
本当に頼りになる。
今回は新人さんにも活躍してもらう予定なので、ぜひお楽しみあれ。

綺麗なお姉さんは好きです

今日は昼から稽古。
今日もお手伝いに宇野さんと緑ちゃんとリサリサが来てくれた。あと、早めに帰ってしまったので写真は撮れなかったけど、玲子も。黙々と作業をしてくれて、やるべきことが今日終わってしまって、ホントに助かります。
新人さんたちは、新しくお手伝いや遊びに人が来るごとに自己紹介をしなくちゃいけなくって大変だ。そして今日はオーディションからキャスト発表。見ているこっちもドキドキである。役についたつかないは結果として出てくるけれどこれが全てではもちろんないわけで、これからの頑張りに期待したい。もちろん私たち古い人も、安心なんて決してできないのだから。
大学１年、１０人の同級生の中、２人しか役に付けなかったことを思い出す。