バイク親父の言いたい放題

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FCV(水素)自動車は、売れるか?

2015年01月09日 | Weblog
トヨタが、2014年12月に、「ミライ」という名のFCV車(燃料電池車)

を発売した。700万円以上もする車だが水素を燃料にして発電して

モーターで走る自動車だそうだ。

もちろん、水素と酸素を結合させて燃焼するのだから水しか出ない。

まあ、実に理想的な車である。ただし、燃料が「水素」というのがすべての

ネックであり、メリットでもある。

最大のネックは、水素の取り扱いが危険であることだ。外気に触れただけで

容易に爆発するのだから始末が悪い。福島原発で水素爆発が起きたことは

鮮明に記憶にある。やはりガソリンなどに比べて危険な燃料であるには違いが無い。

次にインフラだ。なんといっても危険な燃料である水素を「ガソリンスタンド」ならぬ

「水素スタンド」で売るのだからしっかりした設備が必要になる。

もちろん、あちこちに必要になるから現在のガソリンスタンドに併設ということに

なるであろう。果たしてガソリンのように「セルフ」方式で入れることが可能なのだろうか?

もちろん、たばこなどは論外だが「冬に起きる静電気」などで爆発するなんてことは

無いのだろうか?

このような危険性の反面、メリットもたくさんある。

なんといっても原料は、水から作れるのだから無限にある。それこそ

石油や天然ガス、石炭も必要が無いのである。

水を電気分解して水素を取り出すだけで良いのである。

要は電気分解するコストと生み出された水素の効果との比較である。

詳しくはわかりませんが、水素は意外と簡単にできるらしく、製鉄所や製油所などで副産物として

沢山出来るらしい。太陽電池パネルで電気を作り水を電気分解して水素で保存する。

つまり電気は保存できないが水素なら保存できることが大きなプラス要因らしい。

あと10年もすれば「ガソリン」で走る車が半分くらいの台数になっているのでしょうか?

石油がいらなくなれば随分「日本の国」にとっても有利になるような気がしますね。

やはり、お正月は、「夢」や「未来」の話をするのが楽しくていいですね。