こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

宮沢賢治の詩やあれこれ

2015-06-23 12:09:20 | 芸術家としての日々
賢治の代表作詩集を108円で購入したのが先々週。

名作「春と修羅」を二次創作(ペーパーバックライティング)してみようかと思ったが 思ったより長く(幾篇にも分かれていて)難解な面もあり 立ち往生してしまったのです。

ランボオの短詩でこれをやったときはか~んたん だったから 調子に乗っていた?


そのためか 知らないうちに音楽へとシフトしてしまっていたここ2週間のボクの芸術家事情……

たしかに近代詩・現代詩を読み解くのはてこずるしそれなりにモチベーションが必要なんだけど、理解が進んでくると未開の土地が開けたようにぱーっと 気分が晴れてきて落ち着くものです。


ある登山家が山に登ろうとする理由は「そこに山があるからだ」と語ったそうだけど 冬山とか名峰登山とかにたとえるのは気が引けるけれど 山登りの快感に似ている面もあるのかなぁ 文学作品の読解というものは。

と同時に 認知の掲揚と安定がもたらされる……

なんか 小難しいことばかり書いてしまったけど


まぁ


音楽も含め仕事も含め その他にも いつでもいつまでも 新しい何かに触れて トライして 魂の老化を防ぎ 若いおっちゃんになりたいなあ と 思います。


夏の猛暑ですが ボクの場合 仕事前や外出前に 鉄分を葉酸と一緒に摂り事前に血行促進体操 帰宅後はシャワーを浴びて汗を拭き そしてそして 室内の整理整頓と換気 ですね。


カフェインに過度に頼ったり 冷房の温度を下げすぎたりしないのは 誰しもあたりまえのこと 世間一般のジョーシキ ですね。


蒸し暑い夏になると言われてますが 過ごしづらいと決まっている夏を なるべく気持ちよく できれば爽快に すごせたらいいなぁ。


たとえば あえて自転車でひと夏をすごしてみるとかはいかがでしょう。

賢治の詩にあるように「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」「ホメラレモセズ クニモサレズ」に 生きていければどんなに素晴らしいことか……



昔からすればぜいたくなクーラーのよくきいた部屋の中の、現代のボタン一つのネットの中の、好きで全国配信しているブログの中の 拙い記事の一番うしろの一人言 でしたが。

音楽ってなんだっけ(私生活と音楽)

2015-06-14 14:25:54 | 芸術家としての日々
朝、ギターを弾いてみた。


最近どうも堅実主義のカタマリのような自分がいるようだ。



一つ一つ丁寧に、あせらない・でもあきらめないを大原則にしてやることができているし……


楽しみの類いもそれに呼応するようによい変化の兆し。


でもたまには趣向を変えて遊ばないと と思うようになり始めた。


おかげでGWに多少なりとも良い思い出作りができたし ネット利用の方も 難解な学術的記事を読みふける生活から まるで気ままな大学生のように移り変わることができて『ネト充』(?)している毎日だ。


先日古本屋(有名な全国チェーン)に出かけて買ってきたのが『宮沢賢治詩集(草野心平・編)』なんだけど はじめて読んだ名作「春と修羅」を理解するまで時間が要った。

理解してからはすらすら……っと読めた。


でもかえって息が詰まるような気がしていたのだ。


バイトへ休まず出勤しながら 生活習慣を改善する努力も続けながら 友達関係の大変なところも対処し続けながら マイペースを崩さずやっていたのだが 息が詰まるような感じがあって……


ある雑誌によれば 呼吸が苦しくなるのは 緊張して筋肉が固くなっていることの表れ だと。


35歳を過ぎているボク、こんなときは昔からのライフワークが一番いい。

正しく言えば、こんなときもである。


それがボクにとっての音楽なのである。


金曜日の夜 近隣に迷惑をかけないよう注意しながら 受験浪人生だった18才の頃に大好きだった 某アメリカメタルバンドのバラードをはじめから終わりまで口ずさむように歌った。


昨日今日はギターを楽しく弾いた。


2日とも同じように ストレッチを行い 基礎練習を十分にして 耳と手がなじんだあとで まるでセッションミュージシャンのように 思いきりギターの即興をした。


そう言えば金曜のときは カラオケで歌うつもりになって歌ったっけ。


今朝のギターを終えて スーパーへ買い物に出かけて戻ってから 一日が始まったが 緩んだだけでも十分、十分!


そして食費を現金換算すると一食あたりおよそ¥110で済んでしまう自作スペシャルメニューの高菜と鶏卵炒りの焼きそばを食して日曜の午後を迎えたボクであった。

芸術力で社会貢献するには

2015-06-07 15:15:24 | 芸術家としての日々
芸術力ってなんだろう?

社会貢献するには一体どうすればいいのか?


……かたく考えて悩んでいた頃 あることにハッと気付いたことがあります。


自分は将来を「待ちぼうけ」しているんじゃないのか、と。


未来未来とあせって目を光らせている割には、「今」を生きていない つまり 本来感じられるよろこびを感じない そして 負けている自分は自分なんかじゃない、と………


切なさや悔しさを歌おう(詠おう)としても またはキャンバスにぶつけてみても 手ごたえはほとんどない。


そのうち〈理想〉というものが憎らしく感じられて 穴があったら逃げたかった。


でも、ある心理学をさとってそれまでの努力を台無しにしないで済んだのです。


それだけでなく、よろこびと客観性と心の安定が戻ってきたのです!


何をしたから?


それは 理解することができたから です。


あることを……


自分の中にある完璧願望・成功願望が原因だということを理解することができたからです。



あるがままでいい

時には流れに身をまかせたっていい

自分ばかりが絶対じゃないんだ



ということを認めたら 呪縛から逃れられた ということなんですね。


さあ、嘆きの天使とか墮天使には サヨウナラしましょうよ!


芸術の道は


勝つことばかりが能じゃない

大金を稼ぐことばかりが能じゃない


そしてこのことは芸術以外にも言えるのです!


ボクが言いたいのはそれだけ です。


それでは。

弱さを悟る

2015-05-08 15:34:55 | 芸術家としての日々
芸術家……

なんてスバらしい響きなんだろうか と感じているばかりだったのは今は昔、

すごおくしんどいハードルもあった。

表現者としての自分に酔いしれた頃もあった。


今は 障害と共に生きるアーティストさんだったりを悟ったり喜び合ったりして 当たり前の可能性を生きるのがちょうど良い と 悟れたリハビリ通過者のボク。


つい昨日までケンケンとしていた友だちに 今日自作の詩を読んで聞かせたらその友だちがニッコリしていた。


バイオリズムが悪かったわけなのです。


そんな 至極単純な真実が『ホントウのこと』だったりするわけで……


ボクみたいにこんな若年寄が合っている人もいるんじゃないかな~


そんな人はたとえどんなに小さくとも詩人だったり なんらかのアーティストだったり 宮藤官九郎さんみたいな人だったりする。


また哀愁の夜にフォークバラッドでも聞きて~な~ とか

また仲間で集まって笑って仕事や生活の疲れを 浄化して~な~ とか

今後を思っても色々な夢(?)がありますのですわ。


可能性に挑むのはバカらしいことじゃないんだ。

なら やってみればいい。


でも『悟ったってしょうがない』 なんて そんなことはない。


誰しも 自分の弱さを理解することができれば いいですわな!

えっ、作家になれるワケ?(マジ?)

2015-05-01 16:49:34 | 芸術家としての日々
……まあ、物書き行みたいなのを自分なりにやっています。


いつかの夢は跡形もなく、ではないけど、やはりやるからには色々と工夫しながらやっているワケです。


でもぉ………でもぉ、でもぉ という気持ちも、内心憤った感情も 何もかもを文筆のテーマ(主題っつーもん)にしてきた。


そこで 「でもぉ……こうだから…………(といった)ことにしよう」と考えがちなのが人という生き物。


まあ考えても考えても答がでなくなりそうですが、つまりはいったん忘れることと 人に聞け のようなことがいいんですね。


自分の持っている鏡ばかりでは、裸の王様になっちゃうから……と茂木健一郎先生も言っているんですよっ。


明日は友人の家へ遊びに出かけて、近くの「太田市芝桜祭り」でも見物して夕食を共にし 友人宅でゆっくり晩酌でもして帰ります。


まあお互い、短くない付き合いの人ですから、分かり合ってじわじわ(?)したいです。



結局 真実は内にはないんだよなぁ……