こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

元気・勇気・やる気

2014-09-19 10:58:03 | 芸術家としての日々
かつては、実力意識とか競争心のど真ん中にのめり込み、論議し自己主張しているボクがいました。


そういうのも生きがいやエネルギーの循環は得られますが、追っ手はこわいわ、未来への保証もないといった中で、ボクの内面は震えていました。


エネルギーとか、アドバンテージ(利潤・損得)とかが、考えの中心だったのだと思います。


その考えが固定観念だったのではないでしょうか?


やる気やる気と追いたてられ、人の不幸には過剰な同情をして、


生きていることを感じている「つもり」になっていました。


生きがいを見出だしたければ、100通りも1000通りもあると思えばいい。


問題解決は、自分一人でやろうとしない。頼れる存在は世の中にもいる。友人や家族が頼れないのなら、自ら、世の中に頼る人を見つけてみよう。

エネルギーの源も、かえってお金のかからないものの方が心身の都合に合ったりする。


そんな風に柔軟で堅実な考えにした方が、継続的な「やる気・元気」につながるんじゃないでしょうか?

今日は作業所

2014-09-18 10:24:20 | 徒然5行詩+日記
こころには弱さも強さもありますし頑ななところほぐして行こうよ


この部屋は何のため?

そう思った。

とりあえず、言われたままに、もえるゴミ・生ゴミを捨てた。


室内にスプレーをかけた。


ほんで、今日は午後から作業所でバイト。


通勤は愛用の手動二輪で往復1時間弱。


正午前にはここを出る。

明日の朝までに資源ゴミをまとめて出さなきゃなのだ。


身体中の緊張をほぐし、混乱しそうな考えを改めてから取りかかろう。

ハンデを背負って

2014-09-15 10:31:12 | 芸術家としての日々
ボクは、自分の持つハンデをよくよく理解して、工夫しながら生きるようになってから短くはない。


自分は人呼んで芸達者だけども、革新的な創造者ではない。


そう悟ったのは10年前。


今となっては、日々対処しながら暮らしていこう、当たり前かもしれないが生活習慣や金銭面でのセルフコントロール抜きで今後は語れない。


身に染みて理解して、けっきょく一般就労の道に乗った。


……だが、自分にはできるんじゃないだろうか。

名作を産み出すことが。地方一介の小さなリリーフランキーになることが!


そういう~ようやっとの、どうにかこうにかの~「まなび」と「気づき」ができたところ。


でもなめてらんない、国も、社会も。


日々移り変わっていくから。

10年前の自分に言いたいのは、可能性を楽天しすぎないで、宙ぶらりんの自分に酔ってばかりいないほうがいい、ということ。


軽く酔うのはいいが、陶酔はやめとけということ。


まだ「自分、よくがんばった」ではないが、切り替えが上手くできて、ホッと安心〓

詩『二人の理由(わけ)』

2014-09-14 11:25:56 | 徒然5行詩+日記
〈♂〉何がきみを苦しめるの?
きみの現実かい?

それとも、要するにそれはジレンマなのかい?


〈♀〉この世界のすべてかしら?
または、わたし少しおかしいのかも……



二人は、寄り添い合うようように向き合って、起こしてしまった反動の訳を、もつれた糸をほぐすように、互いをカウンセリングした。


1時間以上の時間が経ち、一つの答えが出た。


けっきょく二人の望みは後戻りした。
そして、至極単純な想像力の不足があったことに気づいたのだった。


二人は共同ノートに書き込みして、少し遅い朝食を食べた。


コンビニのシーザーサラダと、マーガリンを塗ったトースト……それにコップ一杯のグレープフルーツジュース。


心地よい秋の午前だ、と男は言った。


小さな家の、小さな出来事。


いつか見た甘い夢のように、二人は永遠を感じたのだった。