こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

普通に生きるのは難しくない

2015-01-30 13:10:32 | 社会参画万華鏡
誰もが当たり前のように過ごしている日常……。
そのありふれた日常を生きる、こんな風に考えると気持ちが詰まったり、つらいなぁ……と感じたり考えたりしてしまう……


普段通りに生きていても、そう考えると余計につらいから考えない、という人もいますね。


夢や目標ばかりに気をもんでしまうから、肝心なことにフタをしてしまったりする。


そんな人にはポエムや俳句がおすすめ。

ポエムといっても5行詩です。5行詩とは、今ある気持ちのありのままを5行の言葉で一息に表現して、作品として人に認めてもらう文芸です。
読んでほしくなければ、ごく親しい人に見せるだけでもいいと思います。


俳句は日常に季節感をまじえて、5 7 5 合わせて17音にして作る『決まったリズムのあるポエム』です。


同じ5 7 5で作るものには川柳があります。こちらの方は日常の不満や訴えたいことをお笑いにしたり軽く皮肉にして忘れる、そしてみんなに共感してもらうツイッター的な創作文芸です。



創作の例(参考までに);

☆5行詩

夢を見るのは
馬鹿なことではないと
信じられることが
このモラトリアムの
卒業充分条件

☆俳句

窓の外 照れてるような 雪の白

☆川柳

『オレオレ』は Jリーガーでも ないオレだ


ありふれた日常の中に、発見する喜びやユーモアを求められればいいですね。

毎日が充実することうけあいです!

カンタンに心を曲げないで

2015-01-23 12:15:02 | 徒然5行詩+日記
少しくらいの障壁に
心を曲げないで
段々でいいから
実践することにより
人間は作られていく


日々は建設だ、と言って張り切り勇んでみても壁にぶつかって後戻り……

ならばいっちょ計画でもプロジェクトでも打ち立ててやろうか、と居直ったところでどこから手につけたらいいかわからない。

それは世界の矛盾でもないし、一個人の愚かさでもありません。

でも、それでは納得のいかない欲求不満の毎日ですよね?


「ふりかえり」が大切ではないでしょうか?


前進前進と肩をいからせて「なにかをやってやろう」と一心に念じていても、空回りばかりだったということに気づくべきです。


この世の中で支え合い、生かされ合いながら少しでも役に立つことができればとりあえず満足ということにしてはいかがですか?


焦りがあるなら、挑戦は後回しで。


たしかに人のこころは、そんな弱いものではないかもしれませんが


それなら少しずつ強くしていくことも大事だと思います。

人との会話を上手くするために

2015-01-20 12:05:15 | 社会参画万華鏡
会話の秘訣は何か?と考えたことがあります。でも、人と人との会話にもいろんなものがあります。


仲間同士の語り合い、家庭での団らん、職場などでのやり取りや雑談、イベントやパーティーにおけるトーク……


それこそ一つじゃありません。


どこにでも「人気者」がいて、会話の中心になって喜びを我がものにしているように思える人はいます。


でも、彼らをお手本にするとすれば、ユーモアとか機転が利くというより「さりげない一言が優しくかけられる」「分けへだてなく人と接している」付け加えると「かなしみを受け入れることができる」といったことではないでしょうか?


誰しも人恋しいのです。

ですから少しでも人と手をつないで、相手の気分をよくする言葉を言ってあげること。


そういう自然な振る舞いを続けているうちに、固まっていた氷も溶けていき、そのうち気が楽になり、つらさもなくなって行くんです。


上昇志向にとらわれていると、進んでいるうちはいいですが、止まったときがこわい。


成功哲学について疑問を投げかけませんが、お金で買えない利益を大切にしていきたいものですね。

周りの人の笑顔とか、ありがとうの一言とか、仕事のやりがいとか、人の病気の復調とか。


社会情勢、世間の動きばかりがほんとうのことじゃないんだと思います。

わたしたちは互いに生かされて互いに支え合っている。


そんな生き方、こころの持ち方、したいですね。

亡くなった父とのこと

2015-01-16 15:14:26 | 芸術家としての日々
還暦で病に倒れ、そう長くしないうちに亡くなった父。


父の生前と死後2、3年経つまではボクの内に葛藤がありましたが、今は遠く懐かしいセピア色した記憶ばかりが残っています。


あの頃はボク自身血気盛んで、親父のやり方はダサいとか、オレは間違っていないからあんなやり方はしないとか、そういう想いにとらわれている身の程を知らない少年のようでした。


でもある時、あら探ししてばかりいる自分ではどうしようもないことに気づいて、野心を捨ててから大分楽になったのです。


「矛盾」という言葉があります。


少し難しいですが、人間誰しも矛盾をはらんで生きています。


矛盾と共に生きている(共生している)のが人間なのですが、


ある時は自分の非を認める必要があります。


「あの人は自分ばかりいいようなことを言う、こちらは間違っていないのに」というような時に、相手の間違いばかり見えて自分を正当化しすぎてきゅうくつになっている自分のこころに気づくことができれば……


たしかに現実はやっかいなものです。

でもやっかいなことをなおさらやっかいにしないために、「気づき」は大切なのではないでしょうか?


今のボクには作業ができて給料がもらえることが嬉しく思われます。


風が冷たく寒い日もすごく暑い日も大変ですが、時間をもてあましてうつろになっていたあの頃よりよほど幸福感があります。


幸福論を教わり、仲間と音楽をして、社会を認識しようとしていた頃を思い出せば、それはそれでよかったのかもしれませんが……


「遠回りして後悔したくない」と言いますが、何事もスピードばかりじゃ語れないんですよね。


一緒にリハビリしている仲間を見てもやはりそのようです。


今思います。


父は決してそういうことを伝えたかったわけではないんだと。


これからも、親からの施しにありがとうの心を抱いて生きていければと思います。

虚無を忘れて『和』に向かう

2015-01-13 13:06:00 | 徒然5行詩+日記
ロックンロールは
虚無を呼び覚まし
嘆きの堕天使に
甘い哀しみを与えた
ボクは詩人だった


3連休は寒かったですね~

冷たい空気が否応なしに吹き付けて、ボクも内心は落ち込み心理になってました。


天候は相も変わらず……今朝の一服と来たら、う~ん、アイ アム バッドマン(!?)


で、ちょっと振り返ってみたんです。


おれはどんなやつだったのかと。


惚れ込んでいたんですね。わが青春を、ロック的文学的に表現することに。

形に。姿に。


競争率の中であがいた向こうには、あしたのジョーがいた。


聞いた話は、人は「やろうやろうやってやろう」ばかりでは、もたないんだそうです。


「いま ここにあるありのままの自分」を受け入れて大切に可愛がってあげることを忘れてはもったいないと。


自分に寛容になり、人も大切にする。


それが言うなれば「和」というもの。


前者の「やろうやろう」は英語のDoのing形でDoing、後者の「和のこころ」はBeのing形でBeingと言うそうです。


ガンバっている人も、傷ついている人も、力まずに『Do&Be』でいきたいですね!