こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

穏やかなアコギ日和で……

2015-03-31 12:27:05 | 芸術家としての日々
今年は春が気持ちいいので、昨夜から森山直太朗の「さくら」のソロギターアレンジ(ギターのみで歌を弾く)に挑戦していました。


やってみると意外にスムーズに進んで、自分で自分の演奏にほろ酔いしちゃいました!


今日になってからは朝起きののち、朝食に前後して2時間強トライして進めたかな?


なにかこの宿舎の管轄が、今日になって急きょ花見を主催することにしたそうで、2人がついさっき送迎の車にのって出掛けていきました。


春爛漫! ですね。


人生には確かにツラいこともある。


でもボクは、一時も笑顔や礼儀を忘れないようにしています。


それから余計なこだわりは油断大敵ですね。


ですが、つまづいたらもう一度!できるまでもう一度!


そんなこともありますが、なんだか最近フツーの幸せを受け入れられてきたようです。


ほどよく、粘り強く、吟味しながら…… かな?

それは直太朗の「さくら」の持つメッセージ性の一片かもしれません。


お行儀よすぎたかな?

春めいた短歌を3首+二言三言

2015-03-26 20:47:17 | 徒然5行詩+日記
笑い方ふたたび覚え始めたらきっと優しくうごけるねっ て

こんなにも空の青い日は何日和?キミとボクとの嬉しさ日和?

ここへ来て2年目の秋を思い出し懐かしがってる5年目の春



ともかく色々なことが一段落して、こんなにも気持ち良い今日という春の日の短歌を詠んでみました。


結局、自分には音楽が一番の救いなのかな、と思います。

それと創作活動っていうものもガンバればガンバるほど出来も良く、自分の脳にも喜びが訪れます。


それらは仕事でなく趣味であっても、人に喜んでもらうことによって(または自分が好きな自分以外の人のものを観賞して喜ぶのでもいい)自分の中から元気とやる気を引き出してくれます。


そしてその力を元に微力であっても精一杯役に立つ、そして共生する。その繰り返しが毎日なんだし、やっぱり毎日循環して生きているんだな、生き物って と 思います。



(ちなみに最近、人のブログを更新のたびに読むのが趣味になってきました。)

ホワイトデーブルース

2015-03-15 11:25:46 | 芸術家としての日々
今年のホワイトデーにまつわるお話。


先月の14日のこと。

今年は期待していなかったチョコを、同じ宿舎に暮らしている女性からもらうことができた。


だがそれは、大きいサイズの袋に三つだけコロンと余っている残り物のコインの形をしたものだったのだ。

もちろん本気チョコではない。


でもさすがに「義理」とやらを感じて、今月のカレンダーの14日のところに『〇〇さんへお返し』と記入しておいたのだった。


ボク自身おろそかだった。


ホワイトデー当日の昨日になってから買えばいいや、と。


残り物には福ありと言うけど、さすがに残り物のお礼にお金をかける気にもなれず、昨日玄関先で一緒になったとき

安いものでもいい?

とたずねた。


(実際150円前後のつもりでいた。)


と 「わかった。じゃあいいよ。500円以内で十分」


くぅ~ッ

と落ちそうになった。


一応300円ほどのお菓子を店員さんに包装してもらって


相手は昨夜から出かけているので

帰り次第渡すつもりだが

昨日の玄関先でのボクらの会話を聞かれたらしく、宿舎のオジサンがやけにムスッとした態度なのだ。


……聖バレンタインとかなんとか言って銀婚式とか金婚式のように騒ぐけど、なんの意味があるんかね?


うじきつよしの演っていたサマータイムブルースを思い出しそうな今年の






彼岸前




でした。

人生のセンパイに学ぶ

2015-03-13 13:09:59 | 芸術家としての日々
今日は1日空日……。


朝、掃除当番のあと、たまっていた資源ごみをスーパーの回収袋に出してきて


興味が惹かれた(金)夜の新ドラマの局と時間帯とをメモしてから、団塊の世代を主役にしたTV番組にチャンネルを合わせた。


たまに観る番組だが、自分、60代70代にはまだほど遠く、40代に乗ったばかりである。


それでもなにか発見したくてたまに観ているのだ。


ある60代の主婦は写真集の自費出版に夢中の様子……

60まで美術教師をやっていたその女性は 赤字覚悟の自費出版で これまで2冊の写真集を出版したそうだ。


1500部発行したうちの300部しか売れなくても、多くの人たちに読んでほしいと


個人名刺を作り 街に出て 色々な店に自分の本を書棚に並べてもらうようこう交渉もしたりしているということだった。




…………自分を振り返ってみた。


これからの40代、さらけ出すようにでもいいから今まで通りの自分を活かしてやっていけばいいんだ、『継続は力なり』→これを信じられる自分でもあるのだから……


と こころの中でもつれていた糸がふっとほどけた。


あ~ヨガをやっておいて良かった。
認知療法をしみこませておいて良かった。
日記を続けていて良かった。



(あなたがいてくれて良かった。)

自作詩「風に吹かれて」

2015-03-01 16:03:20 | 徒然5行詩+日記
迷いもひとつのエッセンスなのだ

と悟ったのはいつだったろうか。


世の中は十人十色、千差万別にできていて、

その中に、あるいはそれとは別に 人間同士のつながりがあるのだろう……

そこには、さまざまな人生哲学があり 各々の暮らしぶりがある。

だから

幸福主義者も宿命論も不幸感もゆとりも悲観も憂いもお笑いも音楽も文学も政治もカネも、


み~んないっしょくたにまぜこぜなのだ。


そういう中で、自分ばかりが正しいとは言えない、誰もがそう思っているし感じてもいるだろう………


ユウキはこんな当たり前のことに今ごろ気づいたのかと、自分をたしなめたい気持ちにさえなった。


当たり前の人生か……


夢は大切だからと、今は亡き祖父が高校進学祝いに買ってくれた『タ〇〇ネ』のアコースティックギターと向き合うようになってから、大分長い時を音楽と共に過ごした。

フツーに生きるのはどうして難しいのか、とかなんとか論議しているより「ともかくいつまでも快活に生きていくことを重んじる」方がよほどいい。


プハァ~~ッ


やめられない煙草を一服したら、


さあ出かけるぞ!


今日から新しい職場だ。

これまでの経験を上手く活かせばいい。


確かにまだ不器用で幼さが残るおれだが、


世の中そんなに狭くない。

捨てる神あれば拾う神がある、これは何にでも言えるはずだ。


財布から原付のキーを取り外して、


ガチャッ ブーン ブゥーン………


風になれ!追い風に!

生きることだ!


それがなによりも大切だ!!


思考も感情も、悩みも憂さも。


己を忘れるんじゃない。己を離れることだ。

もう自分に執着するのはやめよう!


……………………………ユウキは、溢れ出す涙を拭わず、


純だった子供時代を思い出していた。


〈終わり〉