日曜日、弟一家と

日曜日は、弟の家族が遊びに来ました。
両親も亡くなり、弟も亡くなってしまってから、実家とは縁遠くなりそうな感じがしていましたが、息子と姪の旦那さんが飲み友達のようになり、お正月と夏にお互いの家を行き来しようという事になりました。

８月に入ってすぐに、弟の奥さんから電話があり、８月に遊びに行っても良いですか？と言ってきました。
多分、姪や甥から話が出て、電話してきたんだろうと思います。
ところが、主人の仕事と姪の旦那さんとの仕事の休みがなかなか合わなくて、日程が決まらずにいましたが、結局は、主人抜きで集まろうという事になりました。
主人も、
「姪の旦那さんの話し相手もできないし、俺はいなくても良いでしょう」
と言うので、そうすることにしたのですが、
弟の奥さんが、
「主がいないところにお邪魔するのも気が引ける」
と言います。
「本人が、そう言っているのだから、大丈夫」
と話し、２７日の日曜日に、みんなで集まることになりました。
娘たちも子供たちのサッカーの都合で、行けるかどうかわからないと言っていましたが、サッカーは夕方だということで、娘たちも来られることになりました。

そして、当日間際になって、主人も仕事を変わってくれる人が現れて休むことができ、結局、全員が集まり、一日にぎやかに過ごしました。

私としては、急遽、人数が増えたので、食事の支度が大変でした。
暑いので、さっぱりしたもので、手が抜けるものと思い、当日の朝、お刺身を買ってきて、厚揚げを焼いたり、ネットで知った病みつきムゲンピーマンを作ったりしました。
メインにピザを取れば、子供たちも甥も姪も喜ぶだろうと思いました。

買い物から帰ってすぐに唐揚げの準備をしていると、娘たちがやってきました。
娘は、台所へやってきて、私が準備しておいた唐揚げをさっさと揚げ始めました。
いつも、私におんぶにだっこで、何を手伝ってくれるわけでもない娘なので、全く当てにしていなかったのですが、その日は、思いがけず娘が手伝ってくれました。
おかげで、実家のみんなが到着するのに合わせて、作ったものを首尾よく出すことができました。
娘が早めに来てくれなかったら、一人でてんやわんだったろうと思いました。

三人の子供たちがいたので、話題には事欠かず、甥が子供たちと遊んでくれたり、一日にぎやかに過ごすことができました。
お正月には、私たちが弟の家へ行くことになっています。
今から日にちを決めて、それぞれがその日に都合をつけることを約束しました。

弟の奥さんは無口な人なので、姪の旦那さんがいなかったら、私たちの関係は、徐々に薄れて行ってしまうところだったと思います。
今後も、年に二度、行ったり来たりの関係がずっと続けば、きっと、弟も喜んでくれるだろうと思います。
息子も今まで年に二回弟とお酒を飲むことを楽しみにしていましたが、これからは、姪の旦那さんが弟の代わりになってくれそうです。
弟一家と私たちとの関係も細く長く続くと良いなと思っています。