はーちゃんの気晴らし日記

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むくろじのお守り

2007年12月27日 | 雑談
年末に来て雑用に追われ、毎日ドタバタと過ごしています。
クリスマスも終わったので、テンプレートを変えました。
お正月にちなんで、独楽と羽根です。

11月に鎌倉へ行った時、源氏山公園のそばにある葛ヶ原神社の前を通りました。
きついハイキングコースを抜けて、目の前に現れた神社が葛ヶ原神社でした。

最初に目に入ったのが、『魔去る石』という石でした。


1枚100円で、素焼きの杯を購入し、


この石に思いっきりぶつけると、災いが去るそうです。


私たちは、トライしませんでしたが、そばで売られていた串こんにゃくを買って食べました。
かなり、お腹が空いていたので、厄払いより食い気に走りました。

そこに、むくろじのお守りがありました。


「むくろじ」という木ををご存知ですか?
こんな実が成ります。


この実の中を割ると、こんな黒い玉が入っています。


羽子板の羽根の黒い部分に使われているのが、このむくろじの実だそうです。
黒い玉が羽子板に当たると、カーン、カーンと良い音がしたのを思い出しました。
最近ではプラスチックがほとんどらしいのですが。

そして、果実の周りの部分は、石鹸の代わりだったとか。
上の写真で左側に赤いバケツがあるでしょう?
あれがむくろじの実の皮を手で刷り込んだ時にできた泡です。
実演して見せてくれたのですが、思いのほか泡立ちが良かったです。
このむくろじの木、以前はどこの神社にもあったらしいのですが、最近は数少なくなりつつあるとか。

むくろじとは、漢字で『無患子』と書きます。
『患いの無い子』という意味です。
「子どもが病気をしない」という意味で、縁起の良い実とされているそうです。
この神社の前で、むくろじのお守りを売っていたので、買ってきました。
今、携帯ストラップとして使っています。



こんな謂れのある実を使うので、お正月の羽根も縁起のよいものとされているのかもしれませんね。
テンプレートに羽根を使ったので、むくろじのことを思い出して記事にしてみました。

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