はーちゃんの気晴らし日記

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猫ひっかき病

2006年09月21日 | 雑談
昨日、「猫に噛まれると、大変なことになる」という記事を書きましたが、そのことが、あまり知られていないことに驚きました。

もっとも、自分で飼っている猫に噛まれるということは、滅多にないのでしょうし、近所の猫を見かけても、よほどのことがない限り、ひっかかれたり、噛み付いたされることは少ないだろうと思います。
嫌がることを無理やりしたり、昨日の我が家のように喧嘩になったりすること以外、猫に噛まれるということはあまりないでしょうね。

でも、<猫ひっかき病>という名前の病気はあるんです。
私は、実際に猫に噛まれたために入院した人を数人知っているので、怖さを知っていましたが、その<猫ひっかき病>についてもう一度、調べてみました。

昨日の記事で、「猫の口の中に強い毒がある」と書きましたが、訂正しました。
猫は爪や口の中に強い菌を持っているということです。
その菌によって感染すると、傷が治りにくく、傷口が潰瘍になったり、リンパ節が腫れたりします。
健康な人は、一時的に腫れても、自然に治ってしまいますが、小さな子どもや抵抗力が低下した人に感染すると、傷の治りが悪かったり、肝臓が腫れたり、髄膜炎を起こしたりすることがあります。

猫ひっかき病は、傷を受けてから、10日目くらいまでの間に傷口が虫刺されのように赤く腫れ、その後水疱になります。後に化膿や潰瘍に進む場合もあります。
そして、1~2週間後、傷口の近くのリンパ節が卵大に腫れてきます。
多くは脇の下、足の付け根、首などです。
痛みがあり、数週間から数ヶ月は続きます。
発熱、悪寒、だるさ、食欲不振、頭痛などの兆候がみられます。

予防としては、
猫に咬まれたりひっかかれたりしたら、傷口を石けんでよく洗って、消毒します。
痛くても、噛まれたところの血を絞って外に出すくらいのことをした方が良いそうです。

たかがひっかき傷と甘く見ないで、腫れや発熱など、体調に異常を感じたら、病院へ行った方が良いと思います。

私も一昨日ひっかかれた指は、娘の指示で、一生懸命に血を絞り、その後、かなりの時間、水道水で洗い流しました。
早めの処置が必要だと思います。

犬が猫に噛まれた場合は、大変だそうです。
猫の歯は小さく鋭いので、傷が深く、傷口はたいしたことなく治ってしまっても、その奥深くに残された菌から化膿してくるそうです。
なるべく、犬と猫の喧嘩は避けた方がよさそうです。

クマは、猫に襲い掛かられたことを相当根に持っているらしく、昨日の散歩は、外に出た途端戦闘的でした。
猫ばかり探しているような歩き方でした。
なので、昨日から、散歩のコースを変えました。
私の散歩も犬の散歩も苦難の連続だな~

※トップの写真は先日の気の強い猫です。


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