はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

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2005年04月08日 | 我が家
先月の半ば過ぎの事だった。
家に帰ると郵便局から不在通知が入っていた。

最近、老眼が進んでいる私は、小さめの活字をいつの間にか避けるようになっていて、敢えて読もうとする努力をしなくなっている。
それでも、ぼんやり見えた宛先は息子の名前。
よくネットショッピングを利用する息子には宅配便や郵便小包が来る事が多い。
またそんな類のものだろうと思い、郵便局に電話して再配達を頼んだ。
不在通知をテーブルに上に置こうとした瞬間、差出人がぼんやりみえた。
『警察本部』
あわててメガネを探して、もう一度見直した。
やはり間違いない。
「ええっー?!警察本部ー?!」
警察本部から書留。
それは、ゼッタイに良い話であるわけがない。
出頭命令?罰金の催促?
いろいろ考えながら食事の支度を始めた。
”交通違反ならまだマシだけれど、血の気の多い息子のことだから、もしかしたら誰かに怪我をさせて、訴えられたのかもしれない。”
いろいろ考えるとだんだん何も手につかなくなってきた。

どうしても落ち着かなくなり、とうとうがまんができずに息子に電話した。
「警察から書留が来ているけど、あんた何かやったの?」
といきなり切り出した私に、息子は、しばらく考えて
「何も心当たりないけど・・・」
と言う。
「どこかで喧嘩したとか?違反して罰金払ってないとか、ないの?」
と、言うと、
「シートベルトはあったけど、あれは点数だけで罰金はないし、心当たりなんかないよ。それに喧嘩もしてないよ。」
と言う答え。
ひとまずはほっとした。

「もうすぐ書留が来るはずだから、来たら連絡するから」
と言って電話を切った。
でも、今度は息子の方が気になってきたらしく、
「書留来た?」
と電話が来る。
「まだ来ないよ。来たら開封して何なのか連絡するから」
と私。

また、しばらくして息子から電話。
そんなことを繰り返しているうちに主人が帰宅。
主人に話をすると、
「書類で来るくらいだからそんなに大きなことではないんじゃないか?何かやって任意同行というなら直接警察が来るだろう」
と言う。
そういえば、ドラマではそうだ。

そうこうしているうちに、待ちに待った書留が来た。
急いで封を切ると、違反者講習通知書だった。

違反者講習該当者の条件
 違反点数が3点以下の軽微な違反行為を繰り返し 、
  累積点数が政令で定める基準(累積点数6点)に該当した場合のみ該当。


息子は<シートベルトをすると苦しい>と言って、なかなかしようとしない。
最近は、するようになっていたけれど、たまたま6度目、見つかってしまったらしい。
1点ずつの減点が貯まりに貯まって6点目。
違反者講習の案内が来たと言うわけだった。
それも困ったことだけれど、とんでもない呼び出しでなくて、ほっとした。

そして今日、息子はその講習に出かけていった。
聞けば10,250円払って社会活動に参加するか、14,250円払って運転の実技指導を受けるかを選ぶらしい。
長時間の講習を受けたあと選んだほうを行い、最後に感想文を書いて終了。
お金を払っても車に乗ったほうが良いと息子は言っていたけれど、私は、社会活動を選ぶよう勧め、息子もそのつもりで出て行った。

おとなしく素直に一日の講習を終え、感想文を書いてきてくれるか、帰ってくるまで心配の一日だ。


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