
ウォーキング中のことです。
ちょっと遠出して、いつもの通勤コースを歩いてみました。
すると、目の前の竹やぶの一部の色が変わっています。


あれ?竹が枯れてる!と思いました。
よく、竹が枯れる前は竹の花が咲き、不吉なことが起こるという話を聞きます。
でも、思い出しました。
この場所で2ヶ月くらい前に山火事があったのです。
ちょうど私の通勤途中のことでした。
この場所を通りかかったとき、突然周囲が真っ白になり、周りが見えなくなりました。
自分が進む先も見えず、慌てて車の速度を落としました。
その白いものの正体はもくもくと上がってくる煙でした。
そして、煙の先を見ると、下の方に火が見えました。
火事だ!と思い、その場にとどまっているのは危険だと判断、ゆっくり車を走らせてその場を通り過ぎました。
すると、消防自動車がやってきました。
次々と何台もの消防自動車とすれ違いました。
すでに、誰かが通報して消火にやってきたのです。
会社に着くと、いつも同じ道を通ってくる人がなかなか来ません。
始業のベルが鳴っても来ませんでした。
聞けば、私の車の4~5台後についていたらしいのですが、消防自動車がやってきて、規制が始まり、通行止めになってしまったとのこと。
ほんのわずかな差で、私はいつも通り会社に到着し、片方は思いっきり遅刻でした。
山火事の原因が何だったのか、未だにわかりません。
翌日の新聞に出ているかなと思ったのですが、出ていませんでした。
「タバコのポイ捨てかな?」
と話しました。
この竹やぶの下の方が火元らしいのですが、全体的にどの程度焼けたのかは、行って見ていないのでわかりません。
「たけやぶやけた」というのは、「しんぶんし」などと共に回文の代表的な言い方ですが、本当に竹やぶが焼けました。
ついでに、竹が枯れるということを調べてみました。
竹は60年ほど生き続けますが、やはり、花をつけると枯れるというのは、本当だそうです。
でも、これは、
「竹が枯れる時になったから花を咲かせた」というほうが正しいらしい。
60年も生き続けたらまわりは竹だらけ。
これでは十分に栄養をとることができません。
そこで竹は、次世代にも子孫を残すために花を咲かせ、そして自ら枯れるのです。
竹は地下茎で殖えるのが普通ですが、地下茎がダメになると、花から落ちた実が芽を生やして、再び竹をよみがえらせるそうです。
なので、竹の花が咲いたら不吉なことが起こるというのは、迷信です。
それより、自然の営みとは言え、竹が子孫を残すための生き方に感銘しました。
今までぼんやり見ていた竹の見方が変わりました。
死ぬ前に花を咲かせるなんて、すごいなぁ。
そして、そんな生き方ができたらいいな~
ちょっと遠出して、いつもの通勤コースを歩いてみました。
すると、目の前の竹やぶの一部の色が変わっています。


あれ?竹が枯れてる!と思いました。
よく、竹が枯れる前は竹の花が咲き、不吉なことが起こるという話を聞きます。
でも、思い出しました。
この場所で2ヶ月くらい前に山火事があったのです。
ちょうど私の通勤途中のことでした。
この場所を通りかかったとき、突然周囲が真っ白になり、周りが見えなくなりました。
自分が進む先も見えず、慌てて車の速度を落としました。
その白いものの正体はもくもくと上がってくる煙でした。
そして、煙の先を見ると、下の方に火が見えました。
火事だ!と思い、その場にとどまっているのは危険だと判断、ゆっくり車を走らせてその場を通り過ぎました。
すると、消防自動車がやってきました。
次々と何台もの消防自動車とすれ違いました。
すでに、誰かが通報して消火にやってきたのです。
会社に着くと、いつも同じ道を通ってくる人がなかなか来ません。
始業のベルが鳴っても来ませんでした。
聞けば、私の車の4~5台後についていたらしいのですが、消防自動車がやってきて、規制が始まり、通行止めになってしまったとのこと。
ほんのわずかな差で、私はいつも通り会社に到着し、片方は思いっきり遅刻でした。
山火事の原因が何だったのか、未だにわかりません。
翌日の新聞に出ているかなと思ったのですが、出ていませんでした。
「タバコのポイ捨てかな?」
と話しました。
この竹やぶの下の方が火元らしいのですが、全体的にどの程度焼けたのかは、行って見ていないのでわかりません。
「たけやぶやけた」というのは、「しんぶんし」などと共に回文の代表的な言い方ですが、本当に竹やぶが焼けました。
ついでに、竹が枯れるということを調べてみました。
竹は60年ほど生き続けますが、やはり、花をつけると枯れるというのは、本当だそうです。
でも、これは、
「竹が枯れる時になったから花を咲かせた」というほうが正しいらしい。
60年も生き続けたらまわりは竹だらけ。
これでは十分に栄養をとることができません。
そこで竹は、次世代にも子孫を残すために花を咲かせ、そして自ら枯れるのです。
竹は地下茎で殖えるのが普通ですが、地下茎がダメになると、花から落ちた実が芽を生やして、再び竹をよみがえらせるそうです。
なので、竹の花が咲いたら不吉なことが起こるというのは、迷信です。
それより、自然の営みとは言え、竹が子孫を残すための生き方に感銘しました。
今までぼんやり見ていた竹の見方が変わりました。
死ぬ前に花を咲かせるなんて、すごいなぁ。
そして、そんな生き方ができたらいいな~