はーちゃんの気晴らし日記

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恐れ入りました!

2015年08月18日 | ツブくん
これも孫の話です。

その日は、まめに何か用事があって、ツブとミニが私の家に来ていました。
二人は、それぞれに遊んでいたのですが、ミニがキッチンにやってきて、瓶の蓋を開けて欲しいと言います。
何の瓶なのかわかりませんでしたが、ミニから瓶を受け取り、蓋を開けようとしました。
ところが、なかなか蓋は開きません。
「この蓋、固いな~」
と言いながら、私は、一生懸命、力を込めて蓋を開けようとしましたが、蓋は頑固に開きません。

私が、蓋と悪戦苦闘をしていると、ツブがやってきて、
「ボクに貸してみて」
と言います。
「ババがこんなにやっても開かないのに、ツブに開けられる訳ないでしょう!?」
と、私は言いました。
それでも、ツブは、
「貸して!ボクに開けさせて!」
と言います。
私は、食事の支度の途中でもあり、イライラもしていたので、面倒くさくなって、ツブに瓶を渡し、ツブから離れて食事の支度を再開しました。

それから、ほんの数秒後だったと思います。
ツブがやってきて、
「ババ、蓋、開いたよ。」
と言って、瓶と蓋を別々に持って、見せに来ました。
「はぁ?」
でした。
私があんなにがんばったのに開かなかった蓋をツブは簡単に開けてしまいました。
目が点になった私に、
「こうやって開かなかったから、反対にやってみたら、すぐに開いたよ。」
と、ポカーンとしている私に、ツブは、蓋を開けたときのしぐさをしながら、言いました。

普通、瓶の蓋は、時計回りで閉まり、その反対で開くので、私の頭の中はそれしかなく、反対に回してみるという発想はありませんでした。
やっぱり、子供の頭は柔軟なんだなぁ。
その時のツブの得意気な顔が、思い出されます。
恐れ入りました!


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