断乳を断念

ツブは無類のおっぱい星人です。
まめたろうもおっぱい星人でしたが、ツブはそれに輪をかけています。

娘は寒くなる前に断乳を考えていました。
自分なりに日にちを決めていたようです。

まめたろうの時、助産婦さんの指導で断乳が上手く行ったので、今度も断乳の準備をするために助産婦さんのところへ行きました。
ツブには少し前から、「そろそろおっぱいとはバイバイね」という話をしていたようです。
その頃から、ババっ子だったツブは、ママの後ばかり追うようになりました。
かなりの情緒不安定になっていたように感じました。

先週、初めて助産婦さんのところに行った時、助産婦さんが娘のおっぱいの具合を見ようとすると、怒って怒って泣き叫び、そばにあるものを投げつけ、助産婦さんを叩き、娘の衣服を引っ張り、それはそれは大騒ぎだったそうです。
「そろそろおっぱいとさよならする」と聞かされていたツブは、助産婦さんにママのおっぱいを取られてしまうと思ったようです。
その時、娘のおっぱいの調子もあまりよくないとのことで、
「もう一週間待って、様子をみましょう」
ということで、昨日、再度助産婦さんのところへ行きました。
助産婦さんのところへ行くなり、ツブが拒否反応を示すかと思いましたが、そうでもなく、置いてあるおもちゃで遊んだりして、いつも通りだったそうです。
ところが、娘の番になり、娘がベッドに上った途端、前回と同じように大泣きして、同じように持っているおもちゃを投げつけ、怒り爆発だったそうです。
助産婦さんも
「この様子では、断乳はもう少し先に延ばした方が良いかもしれない」
と言ったそうです。
断乳に適した月例というのがあるらしい。
早く断乳するなら１歳２ヶ月くらい。
その時期を逃したら次は１歳１０ヶ月が良いそうです。
理由はよくわからないようですが、助産婦さんの長年の経験で、その時期に断乳する場合は大抵上手く行くそうです。
今のツブの月例は１歳７ヶ月。
１歳６ヶ月～７ヶ月くらいが、一番面倒な時期らしい。

まめたろうの場合も助産婦さんのアドバイスで１歳１０ヶ月で断乳しました。
本当にあっけないくらいに上手く行きました。
なので、ツブも１歳１０ヶ月としたいところですが、寒い時期の断乳は子供も母親も負担が大きくなるので、止めた方がいいそうです。
「こりゃあ、２歳になるまで延ばしたほうが良いかもしれない。」
と助産婦さんに言われたそうです。
娘も仕方なしに今の時期の断乳をあきらめることにしたようです。
ツブに
「もう、おっぱいとバイバイはしないから。」
と話すと大騒ぎして泣いていたツブはぴたりと泣き止み、それからは、助産婦さんが娘のおっぱいを触ろうがマッサージしようが、全く気にしなくなったそうです。

娘の場合、現在は片方のお乳はあまり出ていなくて、ツブのおしゃぶり状態になってしまっているようです。
お兄ちゃんから物を取られ悔しい時のパイパイ。
転んで痛くて泣いたときのパイパイ。
ママから叱られて悲しい時のパイパイ。
ツブにとっては、そんな心の安定のためのおっぱいのようです。

「２歳になる前に自然に離れてくれればいいんだけどなぁ。」
と娘は言っていましたが、どうなることやら。
うまく断乳できると良いのですが。

私の知り合いのお孫さんは、５歳になるのですが、今でも幼稚園から帰ると真っ先にママのおっぱいを触りに行くらしい。
幼稚園の先生から
「一番好きなものは何？」
と聞かれた時、即座に
「おっぱい！」
と答えたとか。
私もツブが、そこまでになっても困るなぁと思っています。

男というものは、いくつになってもおっぱいが好きな生き物のようですが。



「何かちょうだい！」
食欲が出てきたハイジは、
ツブが持っているものを欲しがって後を追います。

トップの写真は、スティッチのつなぎのフードを被せられて、嫌がっているツブです。