はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

仕事最終日

2012年11月21日 | わたくしごと
昨日は、私の仕事の最終日でした。
たぶん、昨日が、人生最後の仕事になったと思います。
それなのに、何故か朝の目覚ましが鳴りませんでした。
例によって、はなに起こされ、あわてて時計を見たら、液晶の文字盤が見えない。
電池がなくなっていたようです。
それで、ラジオをつけたところ、すでに6時。
いつもの起床時間を1時間半も過ぎています。
あわてて起きましたが、お弁当を作るのは断念して、朝食のみを摂り、途中、コンビニでお昼を買って仕事に行きました。

最終日の昨日は、私の送別会がありました。
私の会社の飲み会は、、盛り上がりに欠けるし、いつも楽しくなくて、みんな積極的に出席するわけでもないので、私は、そんな飲み会を敢えて開いてもらいたくないと思っていました。
やるのやらないの、行くのが面倒だの出席したくないなどと、ごたごたがあるとしたら、そんな送別会は開いてもらってもうれしくないと思っていました。
なので、私は、何度も何度も辞退しました。
私自身も遠くのお店まで行くのは億劫だというのもあったからです。
でも、会社的には送別会をしないわけにはいかないということで、どんどんセッティングが進み、結局、二つ先の駅の近くのお店で送別会をしてもらうことになりました。
送り迎えは会社の人がしてくれたので、それは楽でした。
前回のアスペルガーの人の送別会の時は、「あの人の送別会には出たくない」という若い社員などがいたりして、全員出席にもならず、会もお通夜の席のような淡々と飲み食いしただけの会だったのですが、昨日の送別会は全員が出席してくれて、時間が経つのを忘れるくらい笑い転げて楽しい会になりました。
他の人たちも、こんなに楽しい会は初めてだと言っていました。

主賓の私は社長の隣の席に座りました。
社長は、
「今の会社がここまで発展してきたのも、新製品ができたのも、みんなはーちゃんがいてくれたからだ」
と言っていました。
「はーちゃんとオレが二人三脚でやってきたから、この会社もやれたんだよ。」
と言っていました。
社長が蓄膿症の手術で病院にお見舞いに行った時も同じ事を言っていました。
「オレ一人では、ここまでやれなかった」と、繰り返していました。
社長が製品を考え、私が図面化したり、部品表を作ったりしていたので、そのことを言っているようです。
社長は、みんなの前でそんな話をしながら、目を赤くしていました。

私、思うんですけど、身体が動かないとか、どうしても家庭の事情があるなど、よほどの理由がない限り、どうしても仕事を辞めたいとは、思わない。
辞めたいというからには、それなりの理由があるんです。
誰にでも、ちょっとした理由があるのは当然ですが、普通はそれでも社内に残ります。
それ以上に辞めたいという気持ちにさせられるものが社内にあるから辞めるんだということを経営者はわからないのかもしれないと思いました。
待遇はもちろんのこと、社内の雰囲気など、生活のために何とか残ってがまんしようとは思えないほど不満がつのっているから辞めたいんですよ!
そこまで、私の存在を認めてくれているなら、それなりの待遇をしてくれも良かったんじゃない?
会社に残ることに何も魅力がなくなってしまったから、先の短い人生の貴重な時間を会社にささげたくないと思ってしまったんですよ!
そういうことがわかっていないんだろうと思いました。

なんだかんだと書きましたが、無事、昨日退職の日を迎えることができました。
送別会を終えて夜遅く帰宅すると、友達から荷物が届いていました。


長い間お疲れ様でした


と書かれていました。
私の退職の日に合わせて、送ってくれたようです。
びっくりしました。
そして、友達の気持ちに感謝しました。


素敵なリースでしょう?


そして、会社の人たちからもプレゼントをいただきました。

バッグとエプロン

これからは、あちこち外出して、しっかり家事をしろ!ということらしい(笑)

そして、お財布とスカーフ


その他に社員一同として、鉢植えをいただきました。

メッセージ付の大きなカードも入っていました。


私がパソコンを教えた若い社員が、色々工夫してカードを作ってくれたそうです。
「はーちゃんにパソコンを教えてもらって、僕もここまでできるようになりました。」
と言っていました。
そういえば、昨日は朝から、みんなが集まってコソコソ何かやっていたなぁと思いました。
みんなの気持ちに素直に感謝しました。

そして、今朝は、目覚ましもかけないのに、いつも通りに目が覚めました。
不思議ですねぇ。
のんびり、3匹を連れてピリッとした空気の中、気持ちの良い散歩を済ませて家に帰ると、息子が部屋から出て来ました。
今日は休みなんだそうです。
「昨日で仕事、終わったんでしょう?今晩、焼肉食べに行こうよ!」
と言いました。
息子が、私の退職を祝って焼肉をご馳走してくれるそうです。
そんな話を主人にしたら、
「オレの時は、何もしてくれなかったのに・・・」
と、ぼやいていました。
でも、主人の時は娘がケーキを買ってきて、お祝いしてくれたんですよ~

息子の一言は、何よりうれしかったです。
胸がツンとなりました。
実際に食べに行っても行かなくても、どっちでも良いんです。
そんな風に思ってくれたことが何よりうれしかったです。
ドラマなら、これでハッピーエンドで終わるのですが、生の人生はそうはいきません。
私的には、これでドラマと同じように人生もエンドでも良いかな?と思うくらい息子の言葉がうれしかったのですが、これからも、色々なドラマが待っているんでしょう。

これから、勘九郎のワクチン接種に動物病院へ行ってきます。
こんな風に空いている平日に行けるのが何よりです。


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