はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

人は、何があるかわからない

2018年02月22日 | わたくしごと
先日の朝、勘九郎とはなのご飯の準備をして座っている姿勢から立ち上がろうとした途端、どういうわけか後ろ側に倒れ、そのまま後頭部を思いっきり壁にぶつけました。
ガーン!とぶつかった瞬間、その衝撃で一瞬、何がなんだかわからなくなり、目の前がまっ暗になりました。
「私、このまま死ぬのかな?」
と思いました。
というのも、サスペンスドラマで、後ろ向きに倒れて後頭部をぶつけて亡くなってしまうという場面がよくあるからです。
たいていは、争った挙句突き飛ばされて、後頭部を石や机の角にぶつけてしまうというものです。
ドラマとは言え、人はそんなことで、簡単に死んでしまうものなのかな?と思いながら、見ています。
私の伯父も、階段を上っている途中に後ろ向きに倒れて後頭部を打ち、そのまま亡くなってしまったので、「打ちどころ」というものもあるだろうと思います。

でも、私の場合は大丈夫だったようです。
倒れたまま「殺人事件のドラマの見すぎかな?」とぼんやり思いました。

しばらく、そのまま動けず、痛みが引くのを待ちました。
その時に主人が来て、私の様子を見てびっくりし、
「あれっ?はーちゃん!はーちゃん!」
と叫んだので、私は、
「大丈夫よ。ちょっと動けないだけ。」
と、答えました。
しばらくじっとしてたら、徐々にぶつけた場所の痛みは引いて、普通に動くことができました。
でも、頭を打った衝撃のためか首筋から肩にかけて、変な痛みが残り、それは数日続きました。
今でもまだ首を動かすと、首筋が痛む感じがします。

私の場合、座った状態で後ろ側に倒れたことと、頭をぶつけた場所が完全な壁の部分だったのが良かったと思いました。
柱の角などの硬い場所だったら、もっと大変なことになっていたかもしれないと思いました。

主人が、
「めまいでもしたの?」
と、聞いてきましたが、特にそういうことはなく、ただ普通に立ち上がろうとしただけだったので、なぜ、あんな風に後ろ向きに倒れてしまったのか、自分でもわかりません。

年のせいかな?と思いました。

人は、ある日突然何があるかわからないものだと思いました。
現に私の弟だって、朝は元気でゴルフに行ったのに、夕方には亡くなってしまうということも現実にあるわけです。
先日偶然出会った昔の知り合いは、仕事から帰ったら、ご主人が倒れて冷たくなっていたと言っていました。
5年前の事だったそうです。
そんな事を私が言うと、主人が
「俺も最近、そう思うよ。まさか自分が癌になるとは思わなかったし、こんな風に人は突然病気になったり、事故にあったりして、突然、今までの生活が変ってしまったりするものなんだなと思う。」
と。

そして、昨日の夜、大杉連氏の急逝のニュースが流れ、びっくりしました。
彼は、サスペンスドラマの常連さんです。
サスペンスドラマばかり見ている私たちは、ほぼ毎日のように彼の姿を見ていました。
時には被害者の優しいお父さん、時には警察の高官、時には、しがない刑事など、多くの役で連日のようにテレビで姿を見ていました。
しかも私たちより若いし・・・。
こういうことがあると、本当に人は何があるかわからないものだと、改めて思います。


最新の画像もっと見る