はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

変な生き物

2008年12月23日 | わたくしごと
ある日、まめと二人で川に魚釣りに行きました。
川と言っても、川幅が30センチあるかないかの田んぼのそばの小さな用水路みたいなところなので、ザリガニでも釣れれば良いかなというようなところです。
私とまめは、網を持って川の中のものをすくっていました。
そして、網をさかさまにしてすくったものを田んぼのあぜ道に広げます。
何回かのうちには、ゴミなどに混ざって小さな魚がぴょんぴょん跳ねていたりします。
そんなことを繰り返しているうちに、ちょっと変わった生き物をすくい上げました。
さそりのような形をした生き物です。
手足はさそりのようなのですが、頭は丸くて胴体はカブトエビのようでした。
全体の色は薄い肌色をしていました。

珍しい生き物だなと思って、家に持って帰りました。
庭の水槽に入れておくと、その生き物は、お腹を出したままで、ずーっと同じ姿勢でいました。

2~3日経って、水槽の中をのぞいてみると、その生き物は最初のときとまったく同じ姿のまま水槽の中でお腹を見せてじーっとしていました。
干からびてしまっているような感じだし、死んでしまったのかなぁと思って
しばらく見ていると、その生き物は手足をバタバタさせ始めました。
あら、生きてたんだ!と思った瞬間、その生き物の胸からお腹のあたりがぱっくりと割れて、中から何かが出てきました。

見ると、ドリフの加藤茶みたいな中年の男性でした。
格好は上半身裸で、黒いタイツ姿。
まるで江頭2:50みたいな格好でした。
その男性は何も言わずにペコリと頭を下げました。
そして、驚いている私に、
「私は、たまにこんな風に着ぐるみの中に入って息抜きしているんです。
今回はたまたま釣り上げられてしまいましたけど、いつもは、じーっと川の中にいるんですよ。」
と言います。
ひぇ~、これは着ぐるみなの?
それにしても、あんな小さな網にかかるようなものに人間が入れるなんて不思議!と思いました。
水槽だって小さな水槽なのに!

その男性は続けます。
「今回は、釣り上げられてしまったので、少しはーちゃんの家の様子を観察することにしました。そこでわかったのは、私ははーちゃんと同じ年だということなんです。」と言うのです。
そして、付け加えるように
「私には、小学校の2年生と3年生の息子がいるんですよ。」と言います。
そこで、私ははっと気づきました。
「そういえば、私はあの着ぐるみを釣り上げてから、何もえさを与えなかったけれど、お腹は空いていないんですか?あの中に人間がいることを知っていれば、何か食べるものを・・・と考えたのに」
と私が言うと、
「着ぐるみを着ている間はお腹は空かないんです。」
と言います。
話しながらその着ぐるみを見ると、かなりしぼんでちいさくなっていました。

「だいぶ息抜きをしたので、そろそろ私は帰ります。」
とその男性は言って、江頭2:50の格好のまま歩いていき、途中で私を振り返って
「カトちゃん、ペッ!」
とやりました。

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土曜日から熱を出していました。
お昼近くなったころから、身体の節々が痛み出し、起きていられなくなりました。
土、日ともお休みだったので、家でのんびりしていましたが、もう年なんでしょうか、一向に身体は楽になりません。
そんな朦朧としていた時に見た夢です。
あのさそりのような着ぐるみ(?)があまりに生々しくて、今でも目に浮かぶようです。
それにしても、何で「カトちゃんペッ!」なんだ?
その着ぐるみの男性を非難するわけでもなく、笑うわけでもなく、ただ、淡々と接していた私でした。
夢だからね

お休みして家で寝ていたいのですが、年末の雑用が山ほどあります。
こういうとき、人数の少ない会社は困ります。
私がこの時期にいないと、会社の雑用は一切進まなくなります。
私しかできないこともあり、進捗状況も他の人には全くわからないので、休むわけには行きません。
毎日キツイ身体で、どっこいしょと出勤してきています。

つい先日、やっと長引いた咳が治まったばかりなのに、また次の風邪をひいてしまったようです。
滅多に風邪などひかない私だったのに、こんなに立て続けに風邪を引いたのは初めてです。
もう無理のきかない年になったんでしょうね。


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