２８８０円のからくり

今日から、番号ポータビリティが開始されます。
電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えられることになりました。
ドコモ・ａｕ・ソフトバンクと、少し前からかなりの争奪戦が展開されていますね。
それに先駆けて、昨日、ソフトバンクが、予想外な割引、題して『予想外割』を発表しました。
１月１５日までのキャンペーン期間中に加入すれば、現在の９６００円の基本料金の７割引きの２８８０円で、ソフトバンクの携帯同士なら、通話やショートメールの料金を無料にする。そして、その料金は、永続的に適用されるというものです。
すごい制度ですよね。
現在各社のシェアは、ドコモが約５６％、ａｕが２８％、ソフトバンクは１６％だそうです。
ソフトバンクは、シェアが少ないため、逆に掛け放題でもパンクしないという利点があるそうです。
たった２８８０円で、かけ放題・メールし放題ですよ。
それに、他社での割り引きもそのまま適用されるとか。
すっごく良い話ですよね。

でも、でもね、物事おいしい話ばかりじゃないのが世の常です。
よくよく聞いてみれば、
○通話無料の新プランでは、ソフトバンクから他社携帯への通話料金は、他の２社より割高になる。
○夜の９時から深夜１２時までの通話が込み合う夜間の通話では、最大２００分（１日平均７分）までしか、無料でかけられない。超過分は３０秒ごとに２０円かかる。
○新スーパーボーナスという１０００円の付加料金が必要
など、おいしい話ばかりじゃないみたいですよ。

何でも０円なら、飛びつくところですが、おいしい話には裏があります。
しっかり、考えて、計算してからってことですよね。

それに、今まで９６００円払っていた人はどうなのかなぁと思いました。
ずいぶんだと思いません？
私のことじゃないですけど。
私はａｕですから。