
金曜日の夕方、仕事中に娘から電話が入りました。
途切れ途切れの悲壮な声でした。
「断乳してから、おっぱいが張って痛くて、動くこともできない。」
半泣き状態でした。
私は二人の子供を母乳で育てることはできませんでした。
二人ともミルク育ちです。
なので、母乳の良さを知らない反面、母乳の苦労も知りません。
娘が断乳すると聞いても、まめの苦労を思うだけで娘がそれほど苦しい思いをするとは思ってもいませんでした。
私の家に来ているというので、気になりながらも定時まで仕事をして、急いで家に帰ると、娘は苦しそうな顔をして横たわり、まめがそばに居ました。
娘はまめが吸わないおっぱいがどんどん製造され、張ってくる痛さに耐えていました。
それをわからないまめは、おっぱいを絶たれた不安にママを求めます。
でも、おっぱいの痛さに耐えられない娘は、思うようにまめを抱いたり、まめと遊んだりすることができません。
そんなママを見てまめは余計に不安がつのるらしく、私が娘の代わりにまめを抱こうとしてもママのそばから離れようとしません。
少しでも搾乳すれば楽になるのでしょうが、まめの前ではできません。
でも、まめが娘を追い求めるので、一人になって搾乳することもできないという悪循環が続きます。
何とか搾乳できるように、大好きなジジがいれば、ママと離れて遊ぶかもしれないと思い、主人に電話して早めに帰ってきてくれるように言いました。
でも、まめは帰ってきたジジを見ても知らん顔。
とにかくママのそばにいないと不安でたまらないようです。
娘は、車の運転をすることもできないというので、まめパパにメールをして、娘とまめを迎えに来てくれるように頼みました。
まめパパは動けないのなら、私の家に泊まった方が良いと考えたらしいのですが、断乳二日目のまめのことを考えたら、眠る環境を変えるのは良くないと思い、私は、自分達の家に帰ることを勧めました。
そして娘一家は帰って行きました。
断乳がそんなに大変なことだとは思いませんでした。
母乳が良いと世間では言われています。
でも、人によってはこんな思いをするのはどうなんだろう?
私は二人の子供を育てて、ミルクを断つのは簡単でした。
こんな思いをするなら、ミルクの方がずっと楽じゃない。
私の子供達が、ミルク育ちだからと言って特に問題はなかったようにも思い、娘に母乳で育てることを勧めたことが正しかったのかどうかと思いました。
翌日のお昼頃、娘から電話がありました。
「おっぱいは、だいぶ楽になってきた。そして、まめがとても良い子だった」
と。
まめは夜中に目を覚まして泣くのですが、決しておっぱいとは言わないそうです。どんなに泣いても、おっぱいという言葉だけは口にしないと言います。
もう、おっぱいにさようならをしたことをまめなりに耐えているんだろうと思います。
そして、三日目。
まめは、眠くなるとおっぱいと言うようになったそうです。
たばこと同じだなぁ。
禁煙した当初は、タバコを吸わなくても大丈夫。
でも、だんだん時間が経つと、吸いたくなる・・・誘惑に駆られる。
そんなのに似ていると思いました。
まめは、急にお兄ちゃんになったような気がします。
言葉も急激に増えました。
今までは単語を並べるだけだったのに、ちゃんと主語と述語がつくようになり、会話らしいものができるようになってきました。
ここ2~3日の間、急にです。
断乳すると成長すると言われるそうですが、何となく顔つきも赤ちゃんから子供らしい顔つきになったような気がします。

まめの断乳も、もう少しの辛抱だと思います。

途切れ途切れの悲壮な声でした。
「断乳してから、おっぱいが張って痛くて、動くこともできない。」
半泣き状態でした。
私は二人の子供を母乳で育てることはできませんでした。
二人ともミルク育ちです。
なので、母乳の良さを知らない反面、母乳の苦労も知りません。
娘が断乳すると聞いても、まめの苦労を思うだけで娘がそれほど苦しい思いをするとは思ってもいませんでした。
私の家に来ているというので、気になりながらも定時まで仕事をして、急いで家に帰ると、娘は苦しそうな顔をして横たわり、まめがそばに居ました。
娘はまめが吸わないおっぱいがどんどん製造され、張ってくる痛さに耐えていました。
それをわからないまめは、おっぱいを絶たれた不安にママを求めます。
でも、おっぱいの痛さに耐えられない娘は、思うようにまめを抱いたり、まめと遊んだりすることができません。
そんなママを見てまめは余計に不安がつのるらしく、私が娘の代わりにまめを抱こうとしてもママのそばから離れようとしません。
少しでも搾乳すれば楽になるのでしょうが、まめの前ではできません。
でも、まめが娘を追い求めるので、一人になって搾乳することもできないという悪循環が続きます。
何とか搾乳できるように、大好きなジジがいれば、ママと離れて遊ぶかもしれないと思い、主人に電話して早めに帰ってきてくれるように言いました。
でも、まめは帰ってきたジジを見ても知らん顔。
とにかくママのそばにいないと不安でたまらないようです。
娘は、車の運転をすることもできないというので、まめパパにメールをして、娘とまめを迎えに来てくれるように頼みました。
まめパパは動けないのなら、私の家に泊まった方が良いと考えたらしいのですが、断乳二日目のまめのことを考えたら、眠る環境を変えるのは良くないと思い、私は、自分達の家に帰ることを勧めました。
そして娘一家は帰って行きました。
断乳がそんなに大変なことだとは思いませんでした。
母乳が良いと世間では言われています。
でも、人によってはこんな思いをするのはどうなんだろう?
私は二人の子供を育てて、ミルクを断つのは簡単でした。
こんな思いをするなら、ミルクの方がずっと楽じゃない。
私の子供達が、ミルク育ちだからと言って特に問題はなかったようにも思い、娘に母乳で育てることを勧めたことが正しかったのかどうかと思いました。
翌日のお昼頃、娘から電話がありました。
「おっぱいは、だいぶ楽になってきた。そして、まめがとても良い子だった」
と。
まめは夜中に目を覚まして泣くのですが、決しておっぱいとは言わないそうです。どんなに泣いても、おっぱいという言葉だけは口にしないと言います。
もう、おっぱいにさようならをしたことをまめなりに耐えているんだろうと思います。
そして、三日目。
まめは、眠くなるとおっぱいと言うようになったそうです。
たばこと同じだなぁ。
禁煙した当初は、タバコを吸わなくても大丈夫。
でも、だんだん時間が経つと、吸いたくなる・・・誘惑に駆られる。
そんなのに似ていると思いました。
まめは、急にお兄ちゃんになったような気がします。
言葉も急激に増えました。
今までは単語を並べるだけだったのに、ちゃんと主語と述語がつくようになり、会話らしいものができるようになってきました。
ここ2~3日の間、急にです。
断乳すると成長すると言われるそうですが、何となく顔つきも赤ちゃんから子供らしい顔つきになったような気がします。

まめの断乳も、もう少しの辛抱だと思います。
