先日、まめたろうの塾の迎えに行きました。
年末のせいか、道路はどこも混んでいて、まめを乗せたまま空いていそうな道を遠回りしながら行きました。
渋滞に巻き込まれて動かないでいるより、遠回りでも車を走らせていた方が気がまぎれると思いました。
ずいぶん長い間、まめと二人で車の中にいたので、色々な話ができました。
まめは、
「あーあ、成績が下がらなければ、推薦で高校へ行けたのになぁ」
と言いだしました。
「仕方ないじゃない。自分が悪いんだから。」
と私は言いました。
「でも、怪我をしなければ、成績は下がらなかったかもしれない。」
とまめは言います。
その点に関して私は何も言いませんでしたが、私が思うに、学校もずいぶんまめの怪我の事を考慮して成績をつけてくれたと思います。
それでも成績が下がったのは、怪我をするまでのまめに責任があったのではないかと思っています。
まめは、県外の私立高校に入学することを希望しています。
その高校は、サッカーもそこそこ力を入れているのですが、学校のレベルもそこそこなので、ただサッカーができるだけでは推薦枠には入れず、まめの場合、成績が今まで通りだったら、推薦入学できると言われていました。
ところが、成績が下がってしまったそうです。
それで推薦枠から外れてしまい、一般受験をしなければならなくなりました。
それで来年の受験のために塾通いをしているわけです。
「僕の今年の漢字は『骨』だよ。」
と言っていました。
確かにそうだなと思いました。
今年の春に分離症になり、やっとサッカーができるようになったと思ったら、今度は骨折です。
分離症は腰の骨のヒビなので、本当に一年間、骨で苦労した年でした。
一時は落ち込んで、まめの心の問題を心配しましたが、今は前向きに受験することを目指しているようです。
松葉づえも片方だけになり、リハビリのために通っている病院の先生も
「ずいぶん良くなってきている」
と言っているので、普通に歩けるようになれば気持ちももっと変わるだろうと思います。
これから受験なので、どうなるかわかりませんが、まめの心はすでに高校に飛んでいるようです。
他県なので、もし入学できれば、親元を離れての寮生活になります。
私もパパのお母さんも3年間もまめと離れているのは寂しいと思い、近くの高校を目指して欲しいと思っていたのですが、それが本人の希望なので、今はまめの希望が叶うよう、応援しています。
今年は、まめにとってあまり良い年ではありませんでしたが、来年は良い年になってほしいなと思っています。