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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

主人の胃

2017年11月18日 | 我が家
昨日、主人は、胃カメラ検査をした病院の紹介状と胃の内部が写ったDVD(CDだと思ったら、DVDでした)を持って、大学病院へ行きました。
私も付き添うかな?と思ったのですが、たぶん、最初から検査など、大掛かりなことはないだろうと思い、主人も一人で行くから良いと言うので、私は家で待っていました。

病院から帰ってきて、第一声、
「やっぱり、また検査をすることになったよ。」
と。

大学病院の先生が、DVDの映像を見た結果、かかりつけの病院の先生が言った「気になる部分」というのは、癌の予備軍のようなものかもしれないということでした。
今は、癌ではないけれど、いつか癌に移行する組織ということだそうです。

検査機関の報告書に関して、かかりつけの先生は何も言っていなかったらしいのですが、大学病院の先生の話では、検査の評価は1~4までの数字になっていて、1と2は、全く問題ないということで、3は要注意4は癌という評価なんだそうです。
主人の場合は、3と4の間という報告になっていたそうです。
かかりつけの先生は、優しいという気が弱いというか、余計なことを言うと、患者が要らぬ心配をすると思い、詳しい説明はしなかったようです。

まだ、はっきり癌に移行するものと決まったわけではないのですが、大学病院の先生が言うには、他にも怪しい部分があり、そこは、ピロリ菌にやられて、胃の中が荒れている状態のまま推移していて、その部分もいずれ癌になる可能性があるかもしれないということでした。
主人は、ずっとピロリ菌の保菌者で、何度か除菌を試みたいのですが、なかなか除菌できずに、3年前くらいにやっと除菌できたという経緯があります。
今は、ピロリ菌はいなくなったのですが、それなのに、ピロリ菌の影響がまだ残っているらしい。

そういうことなので、再度、大学病院で検査を受け、その結果、内視鏡で手術することになりました。
色が変わっている部分や炎症を起こしている部分が、全く問題なく、経過観察で済むかもしれませんが、癌に移行しそうだというなら、手術になり、術後、一週間は入院しなければならないということでした。

主人の父親は、癌で、同じ大学病院で亡くなりました。
なので、私は、主人がその病院を紹介された時、なんとなく嫌な予感がしたのですが、それは主人も同じだったようです。
担当の先生に父親の話をすると、
「癌体質というのは、あるんですよ。お父さんがそうだと、今後も注意しなければ」
と、言われたとか。
でも、主人の場合、癌という診断になったとしても、本当に初期の段階なので、かなりの早期発見、全く問題のないものだということで、ほっとしました。
普通なら、見過ごしてしまってもおかしくない程度のものらしいので、こんな状態で見つかったのは、ラッキーだったと思うということでした。
やっぱり、健康診断のおかげかもしれないし、主人の父親が自分の経験を悔いて、主人を導いてくれたのかもしれないと思いました。
主人の父親は、私たちが結婚してすぐに癌がわかりました。
東京の大学病院で、分かったのですが、
その時点で、かなり進んでいて、治療は無理ということで、普通の生活をしていました。
その後、昨日の大学病院へ運び込まれ、一応手術を試みたのですが、手術は無理で、そのまま閉じてしまったという経緯があります。
それから、数週間の間に亡くなってしまいました。
なので、主人の父親と主人とは、全く条件が違いますが、同じ病気で同じ病院へかかることになってしまいました。

主人は、手術より、検査が嫌だと、気落ちしています。
というのも、その大学病院は、胃カメラは麻酔なしでやるところで、しかも、かかりつけでの検査より、太い管を入れるという話を聞いたので、その検査が嫌だと、落ち込んでいます。
わかります、わかります。
私も、去年、胃カメラ検査を受けたとき、近くの病院で受けたのですが、その大学病院の先生が来て検査をしてくれたので、たぶん、同じだろうと思います。
あの苦しさは、二度と味わいたくないと思いました。
でも、仕方ない。
検査は、今月末なので、それまでは、検査のことは忘れるように気持ちを切り替えると、主人は言っていました。
検査の時は、私も付き添うつもりです。


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