はーちゃんの気晴らし日記

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求人広告に応募者殺到

2011年11月30日 | 雑談
この度、私の会社は、創業以来、初めて求人広告なるものを出しました。
もともと少人数で間に合う会社で、現在も人手が足りないわけではないのですが、社長が数年後には交代することもあり、現場もそろそろ世代交代を考えたいということでした。
実際、私の会社は私も含めて年寄りばかりで、私のように定年を迎えたものや、もうじき定年を迎えるという人ばかり。
それでは、会社の将来も見えないということで、思い切って社内に新しい風を入れることにしたようです。

私の会社は、現在いる社員もパートさんも、すべてが仕事の関連などで紹介されて入社してきた人ばかりです。
私自身もそうです。
なので、会社が改めて求人に乗り出すことはありませんでした。
今回、次期社長の考えで、新聞の折込に入れる求人広告を出すことになりました。
採用は2名です。
できれば、20歳代の人が欲しいということでした。
でも、今は、求人に年齢や性別の制限をしてはいけないということで、
「若い力を求めています!」
的なことを書いたようです。
余談ですが、この際なので、私の後に来る人の募集も一緒にして欲しいと頼みましたが、とりあえずは現場の人間を採用して、少し落ち着いたところで、事務員を募集するということでした。
やはり、私が退職できるのは、もう少し先になりそうです。

日曜日の新聞の折込に我が社の求人広告が載りました。
会社の主要製品がカラー写真で載っているきれいな広告でした。
『正社員募集』
これは、かなり効果があったようです。
月曜日、始業時間と同時に応募の電話が鳴りました。
それから、続々と電話が入り、本日、水曜日ですが、未だに応募の電話があります。
求人担当は、次期社長なのですが、次々と鳴る電話に対応しきれなくなり、昨日の午後からの電話には、「応募者多数のため」ということで、お断りの返答をしているくらいです。
それにしても、それだけ仕事がないんだなぁと改めて思いました。
中には派遣切りに合い、もう半年以上も仕事をしていないという人もいました。
どんな人を採用するのかわかりませんが、たった2人しか採用できないので、多くの人はお断りすることになります。
会社の経理の女性は、
「そんなに多くの人を断るのは気の毒だ」
と何度も言っています。
でも、私は逆にこの会社に入ってくるであろう2人の人が気の毒です。
私の会社は、その経理の女性を含めて、現場の人間も一癖も二癖もある人ばかりで、今まで人を介して入社して来た人も、ほとんどの人が辞めて行っています。
こんな伏魔殿のような会社に若い人が入ってきて、続くんだろうか?
気の毒だなぁ、と思ってしまいます。

昨日から面接が行われ、来週いっぱいくらいまで、面接の日程が組まれているようです。

今の世の中、正社員の仕事に就けない若い人が、こんなにも多い事に暗い気持ちになりました。

そのうち、選ばれた若い2人が入社してくるのでしょうが、何とか私が新しい人材を守ってやれたらなぁと思っています。
でも、私もそう長くは在職していたくないし、複雑なところです。




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