はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

恋ばな

2005年11月03日 | わたくしごと
私の初恋は中学生のときでした。
相手は、当時、高校生だった近所のお兄さん。
そのお兄さんの家から生まれたばかりの子犬をもらうことになり、それがきっかけで、そのお兄さんの存在を知ったのです。
私は、部屋の窓から犬を散歩するお兄さんの姿をドキドキしながら眺めたものでした。
でも、一度も話をしないまま、どこかへ越してしまい、私の初恋は終りました。

私は中学・高校と女子ばかりの中で生活していたので、男性との接触がほとんどありませんでした。
男女共学というのが憧れでした。
付属の大学は女子大だったので、大学だけは男性のいるところと思い、別のところを受験したのです。
動機はかなり不純でした。
でも、いざ共学になってみると、男性と接触するのは難しかった。

初めてお付き合いした人とは何を話して良いかわからず、二人で会ってもいつも黙って下を向いたまま。
「つまらない女性」
と言われてしまいました。

その後、気になる男性が現れました。
同じサークルの先輩でした。
夏休みに合宿があり、そこで初めて知った人でしたが、同じグループになり、数日間行動を共にしているうちに「良い感じの人だな」と思うようになりました。
ところが、その男性には、付き合っている人がいたのです。
そこで、また私の恋は簡単に終りました。

その後もちょこちょこいろいろな人とお付き合いしましたが、全然長続きはしませんでした。
もって半年くらい。
いつも簡単に終ってしまったのです。

やがて私も社会人になったのですが、身体をこわし、数年間入退院を繰り返すことになり、青春時代の真っ只中を病院の中で過ごしました。

そんなときに、私が近いうちに手術をするというのを人づてに聞いて、突然私の病院を訪ねてくれた人がいました。
それが、前述のサークルの先輩だったのです。
大きな手術を前にしていた私には、ずいぶん励みになりました。

無事手術を終えた私のところに、いろいろな人から「おめでとう」の手紙が届きました。
その中にはその先輩からのはがきもありました。

手術後、私は順調に回復、5ヵ月後に退院し、入院中にお見舞いに来てくれた人たちにお礼の手紙を書きました。
すると、その先輩から連絡があり、退院祝いをしてくれるとのこと。
それから、お付き合いが始まり・・・

めでたく結婚の運びとなったわけです。

そして、今日で29年。

そうなんです。
今日は私たち夫婦の29回目の結婚記念日なのです。
「29年かー。良く持ったナー」
と今朝、主人は言っていました。
でも、「良くもった」というより、なんとなく29年が経ってしまったというのが本当のところです。

結婚以来、私たちは、『夫婦喧嘩』というものをしたことがありません。
これは、ひとえに主人の性格のせいだと思います。
私が怒っても、それに対して主人が怒らないため、喧嘩にならなかっただけ。
多分、これからもこんな調子で私たち夫婦は続いていくのだろうなと思います。

特別、記念日に何かするという事もない私たちですが、来年は「30年」と言う節目。
来年こそは、何か特別なことをしたいなと思っています。

今日は、ケーキでも買おうかな?


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