はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

水戸の納豆

2009年09月10日 | 我が家
私の実家の朝ごはんは和食でした。
お味噌汁と前日の夕飯の残り物。
いつも前日の残り物があったので、それをおかずに味噌汁があれば十分でした。

結婚してからも、その延長で朝ごはんは和食でした。
ところが、その後義母と同居するようになり、朝ごはんはパン食になりました。
義母が朝はパンしか食べられないと言うので、パンとご飯を両方用意するのは不経済なので、私たちも義母に合わせてパン食になりました。
それから25年以上、我が家の朝ごはんはパン食でした。
義母が亡くなってからもパン食に慣れてしまっていた私たちは、そのままパン食を続けました。

でも、今年の春、家計簿とにらめっこをしながら考えました。
パン食は割高になるんじゃないかと。
食パン、マーガリン、ジャムやピーナッツや蜂蜜、コーヒーに牛乳。
コーヒーにはフィルターも必要です。
そして、果物。
たいした食事にしなくてもこれらは、最低限必要なものです。
でも、ご飯食なら、前日の残り物があればそれがおかずになるし、それに納豆と味噌汁があれば十分です。

我が家は宅配の夕食材料を取っているので、使わない野菜が残ったりします。
今までは、それらが、冷蔵庫の中でいつの間にか腐っていたり、干からびたりしていたので、それらの野菜を味噌汁の具として使うことができます。
かなり経済的です。
きちんと細かく計算したわけではありませんが、和食の方が割安な気がします。

前置きが長くなりましたが、我が家は、朝食をごはんにしてからは、身体に良いとされる納豆を毎朝食べることにしています。
それで、先日ひたち海浜公園へ行った時に、パーキングで納豆を買ってきました。
さすが納豆の本場茨城だけあって、種類の多いこと!
納豆売り場だけ別の場所に独立して設置してありました。
発泡スチロールのパックに入っているものと藁に包まれているものとありますが、それも、それぞれいろいろな種類があります。
せっかく茨城まで行ったのだから、特別おいしい納豆が食べたいと思いました。
お店の人に
「どれが一番おいしいですか?」
と尋ねてみました。
すると、
「やっぱり藁に入ったものは、パックに入ったものに比べて、味が全然違いますよ。」
と言います。
藁入りの納豆も何種類かあります。
再度、
「藁の納豆の中で、どれが一番美味しいんですか?」
と尋ねると、
「これが一番値段も高いけれど、味も良いですよ。」
と言うので買ってきました。



実際、私がいつもスーパーで買う納豆の10倍の値段です。
さぞかし美味しいだろうと思いました。

でも、食べてみたら、どうってことない。
納豆の量は、スーパーで買う納豆の倍くらいありましたが、味は、いつもスーパーで買っているパック入りの3個で88円くらいの納豆の方が、豆も柔らかくて、醤油とカラシの風味がマッチして美味しい。

娘にも食べてみるように渡しましたが、娘も
「あの納豆、特別美味しいってこともないね。」
と言ってました。

あれが、いわゆる昔ながらの納豆という感じなのかなぁ。
安物の味に慣れてしまっている私たちの舌には、高級品は合わないのかもしれません。




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