４０回目の結婚記念日

今日、１１月３日は、私たちの４０回目の結婚記念日です。
４０年間、特に大きな波風もなく、二人とも健康でこの日を迎えられて良かったなと思っています。

４０年前の１１月３日も、今日のように暖かな晴天でした。
あの頃は、若かったなぁとあの頃の写真を思い浮かべました。
今更、見たくはないですけど。

せっかくの記念日ですが、我が家は相変わらず特別なことはなく、主人は朝から仕事です。
娘も仕事で、私は朝から孫たちと一緒に過ごしています。
午前中は、まめたろうは、サッカーの試合があり、ツブとミニは、私の家にいました。

ツブの宿題に付き合わされて、イライラしながら過ごしました。
間違いを指摘すると不機嫌になり、遊びだしたり、ふてくされて寝転んだり、別の事を始めたりします。
「もう、宿題なんてしなくても良いから、そのまま提出しなさい！」
と、怒鳴りました。
まったくやる気がなくて、ちっとも進まないし、私が一生懸命に説明しようとしても聞く耳を持たないので、だんだん怒りが達して、思いっきり怒鳴ったので、とうとうツブは泣き出しました。

ツブの宿題は無視して、掃除を始めました。
掃除が終わったころ、ツブは、気持ちを取り直したらしく、間違ったところを直しはじめ、きちんと正確な答を書いていました。
やる気がないだけで、気持ちが入れば、ちゃんとできるのだと思いました。

宿題が終わると、機嫌も直り、「怖い本が欲しい」と言います。
「本を買いに行こう！」
と言うので、たまには良いかなと思い、本屋さんへ行きました。

怖い本は、いろいろな種類がありました。
それらを手に取って中身を見ながら、
「やっぱり、怖い本は止める。夜、眠れなくなりそうだから」
と言って、動物の本を買いました。

お隣にケーキ屋さんがあるので、
「今日は、ジジとババの結婚記念日だから、ケーキを買って、みんなで食べよう！」
と言うと、ツブとミニは、
「ええっ？ジジとババは結婚したの？」
と言います。
「そうよ。ずうっと前に結婚したのよ。」
と言うと、二人とも「へぇ～」と不思議そうでした。

家に帰って昼食を食べているとき、まめたろうから
「サッカーが終わったから迎えに来て」
という電話があり、河原のグランドまで迎えに行きました。

誰か友達と一緒かと思ったら、誰もいない広いグランドの脇にまめがポツンと一人で立っていました。
私の姿を見ると、まめは、グランドに向かって深々と礼をしました。
そして、走ってきました。
誰もいないくても、きちんと礼をしているまめを見て、きっと、コーチからそのように指導されているんだろうと思いました。

午後からは、まめとツブが入れ替わりで、今度はツブがサッカーで出掛けていきました。
ミニは、朝からずっと私と一緒にいて、一人で遊んでいます。

これから主人が帰ってきたら、まめを英会話教室に連れて行きます。
祭日で結婚記念日ですが、なんともまぁ、忙しい一日です。