むかつくオヤジ

今日の勘九郎は、大分落ち着いてきました。
朝食もいつも通り食べ、しばらく様子を見ていましたが、まだちょっと胸焼けをするらしく、たまに変なそぶりをしますが、それもそう長い間ではないので、徐々に快方に向かっているように思います。
ただ、こうなった原因がまったくわからないのが、不安です。

話は変わりますが、昨日のことです。
勘九郎は、元気がありませんでしが、ただ眠っているだけなので、その間に買い物へ行きました。
金曜日は、いつも行くスーパーが５％引きなので、金曜日はなるべく買い物をするようにしています。
そのスーパーの前にも小さなスーパーがあるのですが、そこは、野菜や果物が安いので、金曜日は、どちらかのお店に車を置いて、二つのスーパーを行ったり来たり、かけもちしながら買い物をします。

いつものスーパーと小さなスーパーの間にちょっとした広場があり、そこには、ベンチなどが置いてあったりします。
私が、小さなスーパーで野菜や果物を買った袋を両手に提げて、その広場を歩いていた時、前から自転車に乗った男性がやってきました。
中年を越えたくらいの白髪混じりの人です。
その人が、ピンクの自転車に乗っています。
その人の身長からしたら、小さめな自転車で、乗りにくそうに見えました。
その自転車は、太陽の光でキラキラ光って、新品の自転車みたいに見えました。
自転車の前には変わったカゴがついていました。
自転車からかなりはみ出るような横長のカゴでした。
珍しいカゴだなと思いました。
ところが、その男性は、身体に不釣合いの自転車のせいかどうか、まっすぐに走れないようで、あっちへフラフラこっちへフラフラして、私の方に向かってきました。
ふらふらしている相手を避けようとして自分が動くと、どうかするとお互いに同じ方向に避けてしまうことがあるので、私は、立ち止まってその男性に私を避けてもらおうとしました。
すると、その男性は、すれ違いざまに、私に
「何、フラフラしてんだよ！バカ！」
と、言いました。
「はぁ？フラフラしているのは、自分だろ！」
と思いました。
あんなにフラフラして自転車に乗っていて、薬でもやっているのかしら？と思いました。
しかも、自分がフラフラしているにもかかわらず、私のせいにしているのは、変だと思いました。
そんな人を相手にしても仕方ないと思ったので、黙って通り過ぎましたが、むかつくオヤジでした。