はーちゃんの気晴らし日記

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またまたドロボウ

2008年04月22日 | 雑談
また会社にドロボウが入りました。

私の会社は、8年くらい前に、ドロボウに入られたのをきっかけに、セキュリティーに入ったので、それ以来、建物の中には入られないのですが、建物以外のところにあるものがたまに盗まれます。
以前も記事にしましたが、買ったばかりの社用車→『大変だぁ』
次は、社長の車のタイヤ→『またやられた!』
そして、今回は、スクラップです。

私の会社は、最初に嘱託のおじちゃんが出勤します。
そんなに早く来る必要はないのですが、そのおじちゃんは、始業時間の1時間半前には、会社に来ているそうです。
朝早い時間なら、渋滞に巻き込まれることもなく、家にいなければ電気代もかからないし、会社でトイレに入れば水道代も節約できると、かなりセコイことを言っています。
でも、そんな風にしてきたからか、昨年、70歳近くになって、新築の家を現金で購入し、今は奥さんと二人で快適な暮らしをしているようです。
年金と嘱託のお給料の収入だけで、現金でポーンと家を買ってしまったということに、私はものすごく驚きました。
若い頃から、その調子でせっせと貯めたんだろうな。
話が反れましたが、その嘱託のおっちゃんが出勤してきたときに、何となく異常を感じたそうです。
何かわからないけれど、会社の様子がいつもと違う。
よくよく見たら、いつもフェンス沿いに山積みにされていたスクラップがなくなっていることに気づいたそうです。
私が会社に着くなり、
「はーちゃん!またドロボウが入ったよ!」
とおじさんに言われ、二人で現場に行ってみました。
すると、
いつも置いてある廃材がなくなっていました。


よくよく見てみると、フェンスが切られています。

盗まれたのは、
長さ3メートルくらいのアルミの廃材なので、
ここから運び出したんだろうと思われます。


一応保険に入っているので、警察に届けることにしました。
警察に電話すると、センターのおっちゃんが出ました。
「はい、はーい。それじゃぁー、すぐに近くの警官を向わせまーす。」
とのんびりした気のない口調。
確かに廃材ドロボウくらいでは、元気な声も出なかろうが。

それでも、近くの交番勤務の制服の警官が2人と私服の警官が2人、計4人がやってきました。
とりあえず、現場を確認して、すぐに制服の警官は帰って行きました。
なーんだ、こんな程度か~というところでしょう。

「被害届を出しますか?」
と言ってきた警官も面倒くさそう。
社長も面倒がっていましたが、被害届を提出しないと保険が出ないので、書いたようです。

私の会社は、主にアルミを使うことが多いので、その切れ端や失敗したものが会社のフェンス沿いに並べて置いてあります。
たまにスクラップ屋さんが来て、買い取っていくのですが、いつも来るスクラップ屋さんは、いい加減に目分量でお金を置いていくので、最近の金属の値段の高騰を考えると、やたらに売るわけにもいかないと、その業者がたびたび、廃材を売ってほしいと頼みに来ても、売らないで保留にしていました。

「結局、盗まれちゃったのだから、安くてもあの業者に売っていれば良かったのに」
と、私は思いましたが、社員の中には、
「もしかしたら、なかなか売ってくれないから、あの業者が盗んで行ったのかも知れない。」
と言う人もいます。
長年、会社に来ている業者なので、そんな風には思いたくないというのが私の気持ちですが。


不思議なのは、アルミの廃材は他にもたくさん置いてあったのに、全部は持っていかないで、ほんの一部だけを持って行っただけでした。
売っても3万くらいにしかならないのではないかという話です。
もしかしたら、盗んでいる途中で車が通ったか何かハプニングがあって、途中で切り上げたのかもしれないとみんなで話しました。

今は金属が高騰しているので、盗品だとわかっていても、買う業者は山ほどいるというのが警察の話でした。

でも、保険が出ることになったので、スクラップ業者に売るよりは高い金額が下りることになり、会社としては儲かったみたいです。
そういえば、最初にドロボウが入ったときも、保険会社から被害額より多くの保険金が下りたし、タイヤの時もそうでした。
そして、今回もです。
損をしたのは車を盗まれた時だけです。

私の会社は、隣が駐車場で、あまり人の出入りがなく、ドロボウに入られやすい立地条件なのだと思いますが、保険会社にしては、あまりありがたくないお客なんだろうな。

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