はーちゃんの気晴らし日記

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最近の医療機関

2015年05月10日 | 出来事
先日、まめパパ(娘のダンナ)の具合が悪くなりました。
かなりひどい咳が出て、胸やみぞおちの辺りが痛み、呼吸が苦しくなったそうです。

今年の初めにも同じような症状が出て、職場の近くのクリニックへ行って検査をしたところ、心臓の数値が心配なので、大きな病院で検査を受けたほうが良いと言われました。
私の住む市には、総合病院はありません。
それで、Y市にある市立病院で色々な検査を受けたところ、特に問題はないという結果が出て、一安心しました。
でも、胸の痛みはあり、逆流性食道炎かもしれないと言われたそうです。

その後は、徐々に痛みもなくなり、最近まで来ていたのですが、先日、再び胸の痛みに襲われ、呼吸が困難になりました。

あまりの苦しさに、呼吸器専門の病院へ行った方が良いと思い、E市にある総合病院へ電話しました。
でも、初診で紹介状がない場合、いきなり専門の科を受診することはできず、最初は、総合的な内科を受診して、その後、呼吸器科に回されるという手順を踏まなければ、呼吸器科は受診できないと言われました。
まめパパとしては、とにかくその苦しさから解放されたいというすがるような思いで受診を希望したので、それならちょっと遠いけれど、以前検査を受けたY市の市立病院なら、前回のカルテもあるはずだし、スムーズに受診できるだろうと思い、電話しました。
すると、受付では、
「近くの病院を探して受診してください」
と言うそうです。
まめパパは、現在の苦しい状態を説明し、何とか受診したいという話をしたのですが、どう話しても受け付けてくれませんでした。

近くの病院と言っても、その日は、あいにく木曜日だったので、私の家の周辺の個人病院は、ほとんどの病院が休診でした。
でも、やっと駅前にやっている病院を見つけました。
そこに電話したのが、お昼ちょっと前でした。
近くなので、行けば十分お昼には間に合う時間だったので、電話で状態を話し、診てもらえるように頼みました。
すると、もうお昼だからダメだと言います。
でも、すぐに家を出れば、お昼までには十分間に合うと思うと言うと、初診なので、手続きもあり、お昼には終わらないからダメだと言います。
息も切れ切れにやっとのことで、話をしているにもかかわらず、3つの病院から断られました。

その後も胸の痛みは治まらず、とりあえず、家にあった鎮痛剤を飲んだところ、徐々に痛みは治まってきました。

後になって、その痛みの原因が花粉から来ていることがわかりました。
まめパパはかなりひどいアレルギー症状があり、それが元でみぞおちが痛み、呼吸が困難になったようです。

それにしても、病院というところは、冷たいところだと思いました。
以前も会社の社長が救急車で運ばれ、血圧が上が260もあり、フラフラな状態でいるにもかかわらず、どこの病院でも受け入れてもらえずに、検査だけして帰されたことがありました。
社長もまめパパもその後も普通に生活しているので、結果的には、それほど急を要する状態ではなかったということではありますが、そんなに苦しい状態でいるのに、受け付けてくれない病院って、一体何なのだろうと思います。
もしかしたら、そのまま命がなくなってしまうような状態の人もいるかもしれないのに。
窓口は、本人の話を聞いて、たいしたことはないと判断したのかもしれませんが、本人がそれほど痛がり、苦しがっているというのに、そのまま見放してしまうようです。
日本の医療技術は、世界でも先端を歩いているようですが、病院不足、医師不足、看護婦不足と、すべてに不足がちなのが日本の実情のようです。
こんな風に身近に診療拒否が続くと、日本の医療はまだまだ遅れているなと思います。


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