年金の手続きへ

昨日は、仕事を休んで年金の手続きに行ってきました。

２月の末に６０歳を迎えた私ですが、年金の書類を書くのが面倒で、延ばし延ばしになっていました。
お隣の奥さんは、誕生日を迎えた翌日手続きをしてきたと言っていましたが、たいした金額はもらえないと思うと手続きに行くのも面倒でした。
でも、もらえるものは、もらわなくちゃ。

火曜日はお天気も良く暖かくなるという予報だったので、昨日にしました。
私の管轄の社会保険事務所は本厚木にあります。
最寄の駅まで主人に送ってもらって、電車で行きました。
以前の会社の仕事は総務人事関係だったので、社会保険事務所には月に一度行っていました。
なので、車で行く道はよくわかっているのですが、電車に乗って駅から歩いていくのは初めてです。
だいたいの方向に向かって歩いて行きました。
すると、大勢の人が歩いています。
きっとみんな社会保険事務所に行く人たちだろうと思い、後を付いていきました。
ところが、ぞろぞろ歩いていた人たちはいつの間にかいなくなり、社会保険事務所らしきものもありません。
右へ行くべきか左へいくべきか？
前から若い女性が歩いてきました。
「すみません、社会保険事務所はどっちですか？」」
と声をかけると、両耳につけているヘッドホンを片方外して、眉をしかめ黙ったまま方角を指差し、さっさと行ってしまいました。
まぁ、ヘッドホンを外して方角を教えてくれただけ良いかな？
と思いましたが、指差された方向へ行っても、それらしき建物はありません。
そこで、また若い女性に出会ったので聞いてみました。
でも、その人はわからないようでした。
場所が場所だから、やっぱり若い人に聞いてもダメだと思い、年配の男性が来たので聞いてみると、あっちの方向だと言います。
言われたとおりの方向へ行ってみてもありません。
そこは、マンションが建ち並ぶ住宅街でした。
ちょうどマンションからゴミを捨てにきた主婦がいたので、聞いてみました。
その人は親切に行く道を教えてくれ、やっと社会保険事務所にたどり着く事ができました。
私が方向音痴なだけなんですけどね。

「とにかく年金の手続きは混むらしいよ。朝一番で行っても呼ばれるのは１１時くらいらしい。」
という話を聞いていましたが、私が着いたのは９時ちょっと過ぎ。
さほど、人はいませんでした。
なので、私がすべて終わったのが１０時ちょっと過ぎ。
私の場合は、年金特別便で、記入漏れも訂正され、不明な年金部分も解明してもらっていたので、スムーズでした。
私が終えた頃は、待合室はかなりの人で埋まっていました。
確かに一人にかかる時間がかなり長いので、下手な時間に行ったら相当待たされることになるだろうと思いました。
社会保険事務所を訪れる人には、様々な用件があるようです。
私は、ちょうど受付近くで順番待ちをしていたので、受付で用件を言っているのが聞こえてきます。
私のように年金の手続きで来る人、失業保険をもらうことになったという人、支給額の計算をしてほしいという人、不明な年金を探してもらいに来ている人、他にも様々な理由で来ていました。

ずっと頭の中にひっかかっていた年金の手続きを終えることができて、ほっとしました。
年金の支給額はたいした金額ではありませんが、６０歳を過ぎた今月から私のお給料はガクッと下がるので、少しは足しになるかなと思っています。
あーあ、節約生活を心がけなくっちゃなぁ。