はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

クレマチスの茎

2013年06月03日 | ガーデニング
入梅の日に花壇の木の枝を切ったり、草取りをしていた時、危うくクレマチスの茎を抜きそうになりました。
これは、毎年のことです。
私の家の花壇は、狭い場所にぎゅうぎゅう詰めに草花や木が植えられています。
毎年、梅雨前には、伸びきった植物の枝を落とし、雑草を抜きます。

ユキヤナギは、枝も伸びるし、種がこぼれてあちこちから芽を出し、放っておくと何本も新しい枝が出たりします。
なので、それらの枝も根元から切ってしまいます。

たまたまユキヤナギの隣にクレマチスが植わっています。
それらのクレマチスの茎は、一見枯れたような貧相なものです。





でも、その先には、こんなにたくさん花がついています。


草取りをしながら下の方ばかりを見ていると、つい間違えてこの茎を抜いてしまいそうになります。
毎年この季節になると、何度かそんな風になるのですが、今のところ、途中で気が付いてセーフ!になっています。

友達が、言っていました。
「父が口癖のように、”隣との境界線には植木は植えるな”と、言っていたの」と。
植物は後に枝葉が伸びて、お隣との境界線を越えて、はびこるので、後々トラブルになるといけないから、境界線沿いに植物は植えるなということだと思います。
テレビの法律相談でも、聞いたことがあります。
お隣との境界からはみ出した植物を、お隣の人が切ってしまった場合、争いになったらどうなるのか?
大方は、はみ出された家の人が勝手に切っても文句は言えないということのようです。

我が家のように狭くて他に植える場所がないような家は、お隣との境界線沿いにしか植物が植えられません。
幸い私の家は、花壇の片方は道路、もう片方はお隣の家の駐車場になっているため、トラブルは起きません。
お隣の人と顔を合わせた時、
「いつも、葉っぱが飛び出してしまってすみません。」
と私が言うと、
「良いんですよ。この場所は、花を植えられないし、私は、はーちゃんの家の花で楽しんでいるんですから。」
と言ってくれます。
隣人に恵まれているなぁと思います。

以前勤めていた会社の人のことです。
自分の家の枝や葉がちょっとお隣の敷地内に伸びると、お隣のご主人が、その枝を勝手に切ってしまうと腹を立てていました。
春から夏にかけては、枝葉が伸びる時期なので、毎年今頃の季節になると、お隣との境界線の植物のことでいさかいがあるようです。
今頃の季節になると、彼女が、
「また、枝を切られちゃったのよ。」
と腹を立ていたのを思い出します。

去年だったと思いますが、お隣のご主人が、彼女の家のクレマチスを根こそぎ抜いてしまったらしい。
抜いてゴミに出されていたのをたまたま彼女が発見しました。
そのクレマチスは彼女の自慢のクレマチスでした。
私は見たことはないのですが、毎年クレマチスの咲く季節になると、
「また今年もきれいに咲いたの。ウチのクレマチスは、1本の枝に白と紫の二色の花が咲くの。」
と言っていました。
そのクレマチスを、お隣のご主人が抜いてゴミに出してしまったんです。
私も間違えて抜きそうになるくらいなので、お隣のご主人もそれが生きた枝だとは思わなかったようです。
会社の人の怒りは、半端なものではなく、たぶん、相当怒り狂ったことだろうと思います。
その日の夕方、お隣の奥さんが、謝りに来たそうです。
かなり立派なクレマチスの鉢植えを買って持ってきたそうですが、彼女は、頑として受け取らなかったようです。
「そんなもの持って帰って!私の家のクレマチスは、1本の枝に何色か咲く、特別のものだったのよ。そんじょそこらのお店に売っているようなクレマチスとは訳が違うわ!」
と。
今年もまたそんな季節になりましたが、彼女の隣人トラブルは、未だに続いているのかなぁと思いました。

我が家のクレマチスは3種類あります。
3種類とも道路側のフェンスに絡んでいます。

先日も記事に登場した白いクレマチス


それと、ひなさんのお店からやってきた変わったクレマチス


本当は、最初はもっとずっと大きくて素敵な花だったのですが・・・

こんな感じに


手入れが悪くて、小さな花しか咲かなくなりました。
でも、近所の人たちには好評で、「はーちゃんみたいに上品な花」とお世辞を言ってくれます。
もう少しきちんと手入れをして、来たばかりの頃のような花を咲かせたいと思います。


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